2025年7月末終了予定のCentrumリアルスペース、今後の展開とは

Centrumリアル終了

開催日:7月31日

Centrumリアル終了
Centrumのリアルスペースっていつ終わるの?
Centrumのリアルスペースは2025年7月末で終了します。2023年8月の開設以来、多くのweb3関連イベントの拠点として機能してきました。
リアルスペース終了後もCentrumはどうなるの?
リアルスペース終了後もCentrumはweb3イベントを継続し、新たにプロダクト開発者が共同生活し学べる実験的な「家」の設立を計画しています。

Centrumのリアルスペース運営終了のお知らせ

モノバンドル株式会社は、渋谷に位置するブロックチェーン・分散システム特化型スペース「Centrum(セントラム)」のリアルスペースを、2025年7月末をもって終了することを発表しました。Centrumは、2023年に開設以来、国内外のweb3企業や開発者、研究者、起業家が集う場として機能し、多くの出会いや共創を生み出してきました。

このスペースは、ビットコイン、Ethereum、Solana、Avalancheなど、様々なブロックチェーン技術に関するイベントやコミュニティ活動の場として活用されてきました。文化的資産が豊富な渋谷において、世界規模のweb3ハブを目指すこの取り組みは、多くの実績を残しながら次のフェーズへと移行します。

Centrum、渋谷のブロックチェーン・分散システム特化型リアルスペースを2025年7月末で終了 画像 2

「Centrum Thank You Week」の開催

Centrumのリアルスペース終了に伴い、感謝の意を込めた「Centrum Thank You Week」が2025年7月14日から27日までの期間に開催されます。このイベントでは、Centrumで行われてきたweb3プロジェクトによるコミュニティイベントが集中的に行われる予定です。特に注目されるイベントには、以下のものがあります。

  • Centrum Coffee Chat(7月14日)
  • Centrum Closing Party(7月25日)

各イベントの詳細は、Centrumのイベントカレンダーにて随時更新される予定です。また、Centrumの軌跡を記念したメモリアルNFTの販売も計画されています。

Centrum、渋谷のブロックチェーン・分散システム特化型リアルスペースを2025年7月末で終了 画像 3

Centrumの今後の展開

リアルスペースの終了はCentrumの終わりを意味するものではなく、今後の新たな方針に基づいてプロジェクトは継続されます。具体的には、以下の2つの方針が掲げられています。

1. イベントの継続と拡張

Centrumは、渋谷という文化的資産に恵まれた地域を拠点に、多様な関係者と協力しながら「本質的な」web3イベントを開催し続けます。これにより、多くの人々がブロックチェーン技術に触れ、その背景や意義を理解する機会を増やすことを目指します。また、Centrumで開催されてきたイベントシリーズは、他のスペースとの連携により引き続き実施される予定です。

2. 家という実験的な場の創出

Centrumは、ブロックチェーン・分散システムやweb3の思想を支えるプロダクト開発者や研究者が共に暮らし、学び合い、創造するための実験的な「家」の設立を計画しています。この新たな空間では、生活と研究が交差し、プロトタイピングや検証が行われる予定です。将来的にはコワーキングスペースとしての開放も視野に入れています。

「Centrum」とは何か

「Centrum」は、2023年8月に渋谷駅前にオープンしたブロックチェーン・分散システム領域特化型のコミュニティスペースです。このスペースは、主にコワーキングスペースやイベント会場として利用され、文化的資産の豊かな渋谷において、アジアのブロックチェーン・分散システムのハブとなることを目指しています。

Centrumは、国内外のブロックチェーン関連スタートアップ企業やプロジェクトとの連携を試みながら、幅広い情報と人が集まる拠点となっています。2023年8月のオープン以降、月間約500名の方々が来館し、累計来館者数は1.1万人を超えています。

会社概要

Centrumは、サンフロンティア不動産株式会社とモノバンドル株式会社が共同運営しています。以下に各社の概要を示します。

会社名 代表者 設立 URL
サンフロンティア不動産株式会社 齋藤 清一 1999年4月 https://www.sunfrt.co.jp/
モノバンドル株式会社 大畑 誠弥 2021年6月 https://monobundle.com/

Centrumは、ブロックチェーン・分散技術を社会基盤として捉え、人と人、技術と場をつなぐ存在であり続けることを目指しています。渋谷のリアルスペースとしての役割は一旦終了しますが、Centrumのビジョンはこれからも続いていくことが期待されています。