2025年7月7日発表:セルシスが業績予想を上方修正、CLIP STUDIO PAINT好調で売上増

業績予想上方修正

開催日:7月7日

業績予想上方修正
セルシスの業績予想が上方修正された理由は?
「CLIP STUDIO PAINT Ver.4.0」のリリース後、買い切り版とサブスクリプションの販売が好調で、売上高と営業利益が大幅に増加したためです。
セルシスは今後の配当や経営方針をどうしているの?
年間配当金予想は36円で変更なし。ROE30%を目指し、クリエイター支援を強化しながら持続的成長と収益性向上を目指しています。

業績予想の上方修正について

株式会社セルシスは、2025年7月7日(月)に2025年12月期第2四半期(1月~6月)の業績予想を上方修正することを発表しました。この修正は、イラスト・マンガ・Webtoon・アニメーション制作アプリ「CLIP STUDIO PAINT」のメジャーバージョンアップに起因しています。特に「CLIP STUDIO PAINT Ver.4.0」のリリース後、買い切り版およびサブスクリプション契約の販売が好調であることが要因となっています。

具体的には、売上高は当初予想から5.2%増の47億38百万円、営業利益は37%増の15億18百万円に達する見込みです。このような業績の向上は、同社の製品が市場で高く評価されていることを示しています。

修正内容の詳細

セルシスが発表した業績予想の修正内容は以下の通りです。

  • 対象期間:2025年1月1日~2025年6月30日
  • 売上高:47億38百万円(当初予想から5.2%増)
  • 営業利益:15億18百万円(当初予想から37%増)

通期業績予想については、2025年2月14日の公表値を据え置くとしていますが、「CLIP STUDIO PAINT」のサブスクリプション収益が安定していること、また下期に実施される「CLIP STUDIO PAINT」の買い切り版キャンペーンの効果により、業績が上振れする可能性があるとのことです。今後の状況に応じて、速やかに業績予想の修正を開示する意向も示されています。

年間配当金予想と経営方針

年間配当金予想については、36円からの変更はないと発表されています。これにより、株主への還元を維持しつつ、企業の成長を目指す方針が明確に示されています。

セルシスは、中期経営計画においてROE(自己資本利益率)30%を目指すことを掲げ、経営を進めていく方針です。この目標を達成するためには、持続的な成長と収益性の向上が求められます。

セルシスの企業理念と今後の方向性

株式会社セルシスは、デジタルコンテンツ制作の拡大に伴い、クリエイターエコノミー市場において重要な役割を果たしています。「CLIP STUDIO PAINT」をはじめとした創作支援ツールやサービスプラットフォームを提供し、世界中のクリエイターの活動を総合的にサポートすることを目指しています。

同社は、クリエイターが歩む「CREATOR JOURNEY」を支えるために、さまざまな活動を展開しています。これにより、クリエイターの夢中をつなぎ、よりカラフルな世界を実現することを目指しています。

関連リンクと情報提供

セルシスに関する詳細な情報は以下のリンクから確認できます。

このように、セルシスはクリエイター支援を通じて成長を続けており、今後の展開にも期待が寄せられます。

項目 内容
業績予想修正日 2025年7月7日
売上高 47億38百万円(5.2%増)
営業利益 15億18百万円(37%増)
年間配当金予想 36円(変更なし)
ROE目標 30%

セルシスの業績上方修正は、同社の製品が市場で評価されていることを示す重要な指標であり、今後の成長に向けた期待が高まります。企業の経営方針やクリエイター支援に関する取り組みも、同社のさらなる発展に寄与することでしょう。

参考リンク: