7月7日重版決定!映画業界の今がわかる『映画ビジネス』解説書

映画ビジネス重版決定

開催日:7月7日

映画ビジネス重版決定
この『映画ビジネス』ってどんな内容の本なの?
『映画ビジネス』は映画製作から配給、興行、宣伝まで映画業界の全プロセスを詳しく解説し、最新の業界動向やNetflix時代の変革も扱う業界完全ガイドです。
なんでこの本が発売からすぐに重版になったの?
映画業界の専門的な話をわかりやすく説明し、映画ファンや業界関係者から高評価を得たため、発売から1カ月足らずで重版が決定しました。

映画業界の全貌を解説する書籍『映画ビジネス』の重版決定

株式会社クロスメディア・パブリッシング(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小早川幸一郎)は、2025年7月7日に書籍『映画ビジネス』の第2刷重版を実施しました。発売からわずか1カ月足らずでの重版決定は、映画業界における本書の高い評価を示しています。本書は、映画ジャーナリスト・和田隆氏が、映画製作から配給、興行、宣伝に至るまで、映画産業の全貌を徹底解説した業界完全ガイドです。

2024年には『ゴジラ-1.0』がアカデミー賞を受賞するなど、日本映画が世界で注目される中、映画業界の現在地と未来を知るための必読書として位置づけられています。

【発売わずか1カ月で重版決定】変革期にある映画産業の「今」がわかる! 映画業界の全貌を徹底解説した書籍『映画ビジネス』の第2刷重版を実施 画像 2

読者からの高評価と重版の背景

本書は、発売前の予約段階(2025/4/23)で、Amazonの「映画の特殊撮影」「映画ノンフィクション」など3部門で1位を獲得しました。読者からは「専門的な話がわかりやすく説明されている」「映画だけでなく、映画ビジネスも面白い」といった声が寄せられています。

特に、65歳から69歳の男性経営者からは、「映画ビジネスの歴史から最新の状況まで、わかりやすく解説された本で、とても興味深く拝読しました。長年映画記者として映画業界に深く関わってこられた著者ならではの興味津々のエピソードや深い分析が盛り込まれ、ひたすら唸らされました。」とのコメントもあり、多くの映画ファンや業界関係者から支持を受けています。

著者の経歴と本書の内容

著者の和田隆氏は、1997年に文化通信社に入社し、映画業界紙の記者として17年間にわたり取材を重ねてきました。大手映画会社から独立系配給会社まで、経営トップから現場まで、業界のキーパーソンに直接取材し、映画業界の表と裏を見続けてきました。

本書では、豊富な取材経験をもとに、映画がどのように企画され、製作され、観客のもとに届けられるのか、その全プロセスを詳細に解説しています。具体的には、以下のような内容が含まれています。

  • 『鬼滅の刃』や『THE FIRST SLAM DUNK』などの大ヒット作品の成功要因
  • Netflix時代の配信ビジネスの変化
  • 映画館の最新技術とその影響

日本映画の躍進とその背景

2024年は日本映画界にとって歴史的な年となりました。山崎貴監督の『ゴジラ-1.0』が第96回アカデミー賞の視覚効果賞を受賞し、邦画・アジア映画史上で初めての快挙となりました。さらに、宮崎駿監督の『君たちはどう生きるか』が長編アニメーション賞を受賞し、真田広之さん主演・プロデュースの『SHOGUN 将軍』が第76回エミー賞で史上最多18部門を総なめにするなど、日本のコンテンツが世界で高く評価されています。

本書では、こうした日本映画の躍進の背景にある業界構造の変化や製作委員会方式の功罪、デジタル化による制作環境の変革などを詳しく分析しています。なぜ今、日本映画が世界で通用するようになったのか、その要因を業界の内側から解き明かします。

Netflix時代の映画産業の変革

動画配信サービスの台頭により、映画業界は大きな変革期を迎えています。本書では、Netflixをはじめとする配信プラットフォームが映画産業に与えた影響を詳細に分析し、従来の映画館→DVD→テレビ放映という「ウィンドウ」の概念が変化している現状を詳しく解説しています。

さらに、レンタルビデオ店の興亡や地上波の映画番組の変遷、違法配信対策など、映画の二次使用ビジネスの変化も詳しく紹介しています。映画業界で働く人々が直面している課題と、それに対する業界の取り組みが具体的にわかるようになっています。

本書に適した読者層

この書籍は、映画業界への就職・転職を考えている方や、映画業界で働く方のスキルアップを目指す方にとって非常に有用です。また、映画製作や配給に興味がある方、映画ビジネスの仕組みを知りたい映画ファン、エンタメ業界の動向を把握したいビジネスパーソンにも適しています。

本書の構成は以下の通りです。

  1. 序章 アメリカを席巻した日本映画業界の現状について考える
  2. 第1章 プロデューサー・監督から学ぶ映画制作の世界
  3. 第2章 製作方式から学ぶ映画作りの世界
  4. 第3章 洋画から学ぶ映画配給の世界
  5. 第4章 伝説の宣伝マンから学ぶ映画宣伝の世界
  6. 第5章 映画の誕生から学ぶ映画史の世界
  7. 第6章 ポップコーンから学ぶ映画館の世界
  8. 第7章 Netflixから学ぶ二次使用の世界
  9. 第8章 アニメ映画から学ぶ海外展開の世界
  10. 第9章 DXから学ぶこれからの映画の世界
  11. 終章 夢のある、世界に誇れる映画ビジネスであるために

著者紹介と書籍情報

和田隆(わだ・たかし)は、映画ジャーナリスト、プロデューサーとして活躍しています。1974年に東京で生まれ、1997年に文化通信社に入社し、映画業界紙の記者として17年間の取材を重ねてきました。邦画と洋画、メジャーとインディーズなどの社長や役員、製作プロデューサー、宣伝・営業部、さらには業界団体などに取材し、映画業界の表と裏を見てきました。現在は映画の情報サイト「映画.com」の記者として、ニュースや映画評論などを発信し、映画のプロデュースも手掛けています。

本書の詳細情報は以下の通りです。

書籍名 映画ビジネス
著者 和田隆
定価 1,848円(本体1,680円+税)
体裁 四六判/296ページ
ISBN 9784295410966
発行 株式会社クロスメディア・パブリッシング
発売日 2025年5月23日

映画業界の変革や最新動向を知るための貴重な一冊である『映画ビジネス』は、映画ファンや業界関係者にとって必見の内容が盛り込まれています。興味のある方は、ぜひ手に取ってみることをお勧めします。

参考リンク: