2025年8月末開始「Qast」AIナレッジインタビューで暗黙知を形式知に

AIナレッジインタビュー開始

開催日:8月31日

AIナレッジインタビュー開始
AIナレッジインタビューって何ができるの?
AIナレッジインタビューは、AIアバターと音声で会話しながらベテランの暗黙知を引き出し、形式知として自動で文書化しQastに蓄積できる新機能です。
ITに詳しくない人でも使えるの?
はい。ITツールに不慣れな方でも使いやすい設計で、音声やテキスト入力で自然に知識を引き出せるため、幅広いユーザーに対応しています。

「Qast」国内初の新機能、AIナレッジインタビューをリリース

any株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役:吉田和史)は、AIナレッジプラットフォーム「Qast(キャスト)」に新機能「AIナレッジインタビュー」を2025年8月末にリリースする予定であることを発表しました。この新機能は、AIアバターとの音声会話を通じて、ベテランの暗黙知を引き出し、形式知として言語化することを可能にします。

「AIナレッジインタビュー」は、特にITツールに不慣れな方でも利用できる設計となっており、これまで暗黙知とされていた知識を形式知に変換する手助けをします。この機能は、特許出願中であり、国内初の試みとして注目されています。

「Qast」国内初の新機能、AIナレッジインタビューをリリース 画像 2

AIナレッジインタビューの機能と特徴

「Qast」は、ナレッジマネジメントの最適解としてクラウドサービスを提供し、現在80,000名以上のユーザーに利用されています。この新機能「AIナレッジインタビュー」は、以下のような特徴を持っています。

  • 自動生成される質問: ユーザーが設定した特定のテーマに基づき、AIが質問を自動的に生成します。
  • 高精度の音声入力: ユーザーは音声またはテキストでインタビューを行うことができ、相槌や深掘りも可能です。
  • 迅速な知識変換: 会話の内容は瞬時に体系的なナレッジに変換され、Qastに蓄積されます。

この機能は、特に技術職やシニア層のナレッジを引き出すことに特化しており、安定的に良質な問いを生み出すことを目的として開発されました。

「Qast」国内初の新機能、AIナレッジインタビューをリリース 画像 3

AIナレッジインタビューのプロセス

「AIナレッジインタビュー」は、基本的に以下の3つのステップで構成されています。

  1. Qastのアカウントを持つユーザーが聞き取りたいテーマを設定します。
  2. ナレッジを持つユーザーに対してAIインタビュアーがインタビューを行います(音声、テキスト併用可)。
  3. AIが聞き取った音声や書き込まれた内容をドキュメントに変換し、Qastに投稿します。

このサイクルを繰り返すことで、企業の資産としてナレッジが蓄積され、ベテラン層のノウハウや経験が検索可能になります。

any株式会社のビジョンとQastの役割

any株式会社は、「個の幸福と組織の実利を両立する」というパーパスを掲げ、ナレッジマネジメントを通じて新しい力を組織に生み出すことに取り組んでいます。このビジョンのもと、AIナレッジプラットフォーム「Qast」を提供し、ナレッジマネジメントの最適解を導き出すことを目指しています。

「Qast」は、社内の膨大な資料をアップロードすることで自動的にファイルの分類と要約を行い、業務で発生する質問に対して生成AIが自動で回答するRAG(Retrieval Augmented Generation)の仕組みを搭載しています。また、Q&AとKnowWho機能により、組織内の知識や経験を引き出す“共創型“のナレッジマネジメントシステムを実現しています。

会社概要

以下はany株式会社の概要です。

企業名 any株式会社
代表者 吉田 和史
所在地 東京都千代田区神田錦町2-2-1 KANDA SQUARE 11F WeWork内
設立 2016年10月3日
事業内容 「Qast(キャスト)」の企画、開発、運営
会社HP https://anyinc.jp/
採用HP https://careers.anyinc.jp
サービスサイト https://qast.jp/
運営メディア https://qast.jp/media/

「Qast」は、製造業や建設業、小売業などの大企業にも多数導入実績があり、80,000名以上のユーザーに利用されています。このように、any株式会社はナレッジマネジメントの分野での革新を続け、今後も多くの企業に貢献していくことが期待されます。

今回の新機能「AIナレッジインタビュー」は、暗黙知を形式知に変える重要な手段となるでしょう。企業が持つ貴重なナレッジを有効活用するために、ぜひ注目していただきたい機能です。

参考リンク: