2025年3月発表|2027年卒版就職人気企業ランキングと学生の本音調査
ベストカレンダー編集部
2025年7月7日 10:40
27卒就職人気調査
開催期間:3月1日〜5月31日

就職活動前の本音を調査!早期人気企業ランキングアンケート結果
株式会社ワークス・ジャパンと産経新聞社は、2027年3月卒業予定の大学生・大学院生を対象にした就職希望先調査を実施しました。この調査は2025年3月1日から5月31日までの期間に集計され、早期人気企業の結果と合わせて、企業選びに関するアンケート調査も行われました。以下にその詳細をお伝えします。

調査の概要と目的
本調査は、2027年卒業予定の大学生および大学院生がどのような企業を希望しているのか、またその企業選びにおいてどのような情報源を活用しているのかを明らかにすることを目的としています。調査は、就活対策サイト「キャンパスキャリア」およびワークス・ジャパン主催のイベントを通じて行われました。
調査対象は全国の大学3年生と大学院1年生であり、2025年3月1日から11月30日までの期間に実施されたものです。具体的な調査方法としては、WEB上のアンケートフォームを用いて、就職希望企業を第1志望から第5志望まで選択する形式で集計されました。

調査結果のサマリー
以下に、調査結果の主なポイントをまとめます。
- 活用した情報源は「採用サイト」と「コーポレートサイト」が中心
- 就職活動で意識していることは「広い視野」と「納得感」
- キャリア志向は「長期安定」と「専門性重視」に分かれる

活用した情報源
企業選びにおいて最も多く活用された情報源は「採用ホームページ」であり、回答者の20.9%がこの情報源を利用しています。次いで「企業ホームページ」が18.5%となっています。特に理系学生は「親、先輩、友人、知人」といった人脈からの情報を重視する傾向があり、研究室などの繋がりが強いことが伺えます。
一方、文系学生は「SNS」などのデジタルメディアを通じて企業を知ることが多いようです。これにより、文系と理系での情報収集のスタイルに違いが見られることが分かります。
就職活動で意識していること
就職活動において最も意識されているのは「業界を絞らず、様々な企業を見てみる」という考え方で、これに該当する学生は17.8%でした。特に理系学生は「対面で会社や現場に出向き、雰囲気を確かめる」といった実践的な活動を重視する傾向が強いことが分かります。
このように、学生たちは多様な企業を見学し、自分に合った職場環境を見極める姿勢を持っています。
キャリア志向の傾向
キャリアに対する志向は、「長期安定」を望む学生と「柔軟なキャリア設計」を考慮する学生に分かれることが明らかになりました。「10年以上働きたい」と回答した学生は27.8%、また「定年まで働きたい」との回答も26.0%に達しました。この結果から、約半数の学生が長期的な雇用を希望していることが分かります。
理系学生は「定年まで働きたい」との意見が多く見られ、文系学生は「4〜6年ぐらい」といった柔軟なキャリア設計を考える傾向があるようです。
調査資料の詳細とダウンロード
この調査結果に関する詳細な資料は、以下のボタンからダウンロード可能です。資料には、学校別や理系専攻別の回答も含まれており、より深い理解を得ることができる内容となっています。
会社概要
本調査を実施した株式会社産経新聞社と株式会社ワークス・ジャパンの概要は以下の通りです。
会社名 | 所在地 | 設立 | 資本金 | 代表者 | 事業内容 |
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株式会社産業経済新聞社 | 東京都千代田区大手町1丁目7番2号 | 1955年2月15日 | 31億7,219万8,500円 | 近藤 哲司 | 産經新聞、サンケイスポーツ、夕刊フジなど各種媒体の発行、デジタルサイトの配信、イベント事業など |
株式会社ワークス・ジャパン | 東京都千代田区鍛冶町2丁目2番2号 神田パークプラザ7階 | 2010年7月7日 | 1億1,250万円 | 清水信一郎 | 企業人事部向けコンサルティング、採用業務支援システム事業など |
以上の調査結果から、2027年卒業予定の学生たちがどのような企業を選び、どのような情報を重視しているのかが明らかになりました。今後の就職活動において、これらの情報がどのように活用されるのか注目されます。