7月7日開始！大阪府ファミマATMでご当地言葉挨拶サービス

大阪府のファミリーマート等に設置されたイーネットATMでの音声サービス開始

株式会社イーネット（本社：東京都中央区／代表取締役社長：高橋 聡一郎）は、2025年7月7日（月）から大阪府内のファミリーマートなどに設置されたイーネットATMにおいて、ご当地言葉での挨拶を行う音声サービスを開始することを発表しました。このサービスは、ATMを利用する際に地域の言葉で温かく迎え入れ、利用後には感謝の意を伝えるもので、地域に密着したサービスの一環として位置づけられています。

ご当地言葉による挨拶内容

新たに導入される音声サービスでは、ATMへのカード挿入時に「いらっしゃいませ」と、取引終了後のカード返却時に「ありがとうございました、またお越しください」という挨拶が、それぞれのエリアのご当地言葉で行われます。この挨拶は、大阪大学大学院人文学研究科日本学専攻基盤日本語学講座の高木 千恵教授の監修のもと、大阪大学の学生有志によって音声が担当されています。

挨拶の地域別内容

以下は、各エリアにおけるご当地言葉での挨拶内容です。

• 摂津エリア（豊中市、茨木市、吹田市、高槻市など）
  「いらっしゃいませ」 → いつもお世話んなってます
  「ありがとうございました、またお越しください」 → ありがとうございます、お気をつけて
• 大阪市（24区全域）
  「いらっしゃいませ」 → まいど、いつもお世話んなってます
  「ありがとうございました、またお越しください」 → おおきに、ありがとうございました
• 河内エリア（東大阪市、枚方市、八尾市、門真市など）
  「いらっしゃいませ」 → まいど、お世話んなってます
  「ありがとうございました、またお越しください」 → おおきに、またお願いします
• 和泉エリア（堺市、和泉市、岸和田市、貝塚市など）
  「いらっしゃいませ」 → まいど、お世話んなります
  「ありがとうございました、またお越しください」 → おおきに、またお願いしときます

なお、北・中河内エリアと南河内エリアでは言葉は同じですが、各エリア出身者が音声を担当しているため、地域の特徴を反映した温かみのある挨拶が実現されています。

イーネットATMの設置状況

2025年5月末現在、大阪府内に設置されているイーネットATMは1,067台に上ります。主な設置先は以下の通りです。

このように、多くのコンビニエンスストアやスーパーマーケットに設置されているため、地域住民や観光客にとって非常に利用しやすいATMとなっています。

地域に根差したATMサービスの展開

株式会社イーネットでは、地域に根差した身近なATMを目指しており、2012年に沖縄県で開始したご当地言葉対応ATMの展開は、大阪府で20府県目となります。これまでに展開してきた地域は以下の通りです。

• 沖縄県
• 宮崎県
• 高知県
• 石川県
• 京都府
• 三重県
• 福岡県
• 愛媛県
• 広島県
• 長崎県
• 熊本県
• 岡山県
• 大分県
• 佐賀県
• 鳥取県
• 島根県
• 山口県
• 鹿児島県
• 徳島県
• 大阪府（開始順）

このように、イーネットは地域の文化や言葉を尊重し、地域密着型のサービスを提供することで、利用者にとってより親しみやすいATMを目指しています。また、イーネットのホームページでは、各地のご当地言葉音声を確認することができるため、興味のある方はぜひチェックしてみると良いでしょう。

まとめ

大阪府内のファミリーマート等に設置のイーネットATMでは、地域の方言を用いた温かい挨拶が新たに導入されます。地域ごとの特色を反映した挨拶を通じて、利用者に親しみやすさを提供することを目指しています。具体的な挨拶内容や設置状況は以下の表にまとめました。

このように、イーネットのご当地言葉対応ATMは、地域の文化を大切にしながら、利用者にとっての利便性を追求しています。