2025年7月7日開始|認知症の新視点描く映画がフランスでクラファン始動
ベストカレンダー編集部
2025年7月7日 10:18
認知症映画クラファン開始
開催日:7月7日

認知症の新たな視点を映画で描くプロジェクト
2025年7月7日、issue+design(東京都文京区、代表理事:筧裕介)は、認知症に関する新たな映画制作プロジェクト『認知症世界の歩き方 MOVIE』のクラウドファンディングを、フランスで開始しました。このプロジェクトは、全世界8カ国で展開されるクラウドファンディングの第3弾であり、特にフランス市場に焦点を当てています。
本映画は、20万部を超えるベストセラー書籍『認知症世界の歩き方』を原作としており、認知症を持つ人々が「見ている世界」をユニークな「旅の体験」として映像化することを目的としています。従来の「認知症=できない・怖い・悲しい」という固定観念を打破し、「認知症と共に幸せに生きられる」という新たな視点を提案します。

クラウドファンディングの詳細
フランスでのクラウドファンディングは、Kickstarterを通じて行われており、以下のリンクから参加できます。
このプロジェクトの成功は、認知症に対する理解を深め、社会全体の意識を変える重要な一歩となることが期待されています。

公開記念イベント「JAPAN EXPO」の開催
フランスでのクラウドファンディング開始を記念して、2025年7月5日にはパリで開催された欧州最大の日本文化の祭典「JAPAN EXPO」にて特別イベントが実施されました。このイベントでは、現地パートナーとの協業により、さまざまなアクティビティが行われました。
具体的には、以下のような展示やワークショップが行われました:
- フランス語版漫画『認知症世界の歩き方』の展示
- ポスター展示
- オリジナル兜折ワークショップ
- 特別トークセッション
これにより、ヨーロッパ中から集結した日本文化ファンに対して、認知症の世界観を知っていただく貴重な機会が提供されました。

プロジェクトの目的と意義
本プロジェクトの背景には、認知症に対する社会的な偏見や誤解を解消するという強い意義があります。認知症を持つ人々がどのように世界を感じ、どのように生きているのかを理解することは、社会全体の意識改革につながります。
具体的には、以下のような目的があります:
- 認知症に対するポジティブなイメージの普及
- 認知症を持つ人々の体験を映像化し、広く共有する
- 国際的な協力を通じて、文化交流を促進する
これらの目的を達成することで、認知症に対する理解が深まり、より多くの人々が共感し、支援する動きが生まれることを期待しています。

まとめ
今回のフランスでのクラウドファンディングは、認知症に関する新しい視点を提供し、社会の理解を深めるための重要な取り組みです。特別イベント「JAPAN EXPO」における活動も、プロジェクトの認知度向上に寄与しています。
以下に、この記事で紹介した内容をまとめます。
項目 | 詳細 |
---|---|
プロジェクト名 | 認知症世界の歩き方 MOVIE |
クラウドファンディング開始日 | 2025年7月7日 |
開催場所 | フランス・パリ |
イベント名 | JAPAN EXPO |
主なアクティビティ | 漫画展示、ポスター展示、ワークショップ、トークセッション |
クラウドファンディングリンク | Kickstarter |
このように、認知症に対する理解を深めるためのプロジェクトは、今後も続けられていくことが期待されます。認知症を持つ人々が幸せに生きられる社会を目指して、さらなる活動が展開されることを願っています。
参考リンク: