福山潤の一人朗読劇『作家、46歳、独身』が7月4日開幕

福山潤一人朗読劇

開催期間:7月4日〜7月6日

福山潤一人朗読劇
福山潤の一人朗読劇ってどんな内容?
福山潤が一人で多役を演じる90分の朗読劇で、46歳の作家の日常や葛藤をリアルに描き、淡々とした生活や離婚問題も含む物語です。
チケットはどこで買えて値段はいくら?
東京・CBGKシブゲキ!!と大阪・近鉄アート館で公演され、チケットは全席指定で4,500円から10,000円。特典付きのSS席もあります。

福山潤一人朗読劇『作家、46歳、独身』東京公演開幕

2025年7月4日から6日まで、東京・CBGKシブゲキ!!にて、声優・福山潤による一人朗読劇『作家、46歳、独身』が上演されることになりました。この公演は、福山が一人で90分間、様々な役を演じるという前代未聞の挑戦です。公演初日前にはフォトコールと取材会が行われ、福山と作・演出を担当する岡本貴也が登壇し、息の合ったトークで公演に向けた意気込みを語りました。

一人朗読劇の挑戦

福山潤は「自分1人で朗読劇をやったらどうなるんだろう」という興味を持ち、約2年前にこの企画を岡本に持ち込んだと語ります。今回の作品は、岡本の実体験をもとにした、ある作家の日常を描いています。福山は「劇的で派手な作品は普段の声優のフィールドで十分やっているので、むしろ淡々とした日常をリアルに表現できたら」と述べ、岡本も「本当にそんなこと言っていたの?」とツッコミを入れるなど、二人の信頼関係が伺えます。

フォトコールでは、冒頭の20分間が披露されました。主人公はコーヒーを片手に現れ、仕事机に座りながら過去を回想するように語り始めます。彼は仕事がない時期に、発注されることのない原稿に向き合う作家であり、出来上がった脚本をテレビ局のプロデューサーや別居中の妻に送るというストーリーが展開されます。

リアルな語り口と演技

福山潤の饒舌さは今作でも遺憾なく発揮され、フォトコールの20分間はあっという間に過ぎ去りました。彼は一人で多くの役を演じるだけでなく、主人公が語り掛ける相手に対して自然な語り口を持っています。主人公の妻や離婚カウンセリングの職員など、登場人物たちのキャラクターも福山の巧みな演技によりリアルに表現されています。

また、福山は台本を持たずに演じるように見えますが、実は舞台セットにはパソコンがあり、そこに台本が表示されているとのこと。これを活かして、作家としての設定をリアルに演じる方法を取り入れています。稽古当初は台本を持って演じる予定でしたが、福山は「これじゃないんだろうな」という感覚を抱き、岡本と共にこのスタイルにたどり着いたと語ります。

公演の詳細とチケット情報

福山潤一人朗読劇『作家、46歳、独身』の公演は、東京公演の後、大阪・近鉄アート館でも行われます。公演日程は以下の通りです。

公演場所 日程 時間
東京・CBGKシブゲキ!! 2025年7月4日〜6日 7月4日(金)19:00
7月5日(土)13:00/17:00
7月6日(日)13:00/17:00
大阪・近鉄アート館 2025年7月11日〜13日 7月11日(金)19:00
7月12日(土)13:00/17:00
7月13日(日)12:00/16:00

チケットは全席指定で、税込価格は以下の通りです。

  • 10,000円(前3列SS席特典付き)
  • 6,000円(S席)
  • 4,500円(U-25※限定数販売)

特典内容には、特製アクリルスタンドやブロマイドが含まれています。未就学児童の観劇は不可となっており、車椅子で来場される方は事前に連絡が必要です。

まとめ

福山潤の一人朗読劇『作家、46歳、独身』は、声優としての彼の新たな挑戦を感じさせる作品です。舞台上で一人の男が実際にあがき続ける様子を観客に届けることを目指しており、福山自身も「こういった試みもまた面白く感じていただけたら」と話しています。観客は、彼がどのようにこの物語を展開していくのか、そして主人公が“誰”に語り掛けているのかを楽しみにすることができるでしょう。

公演概要を以下にまとめます。

公演名 福山潤 一人朗読劇『作家、46歳、独身』
作・演出 岡本貴也
出演 福山潤
東京公演日程 2025年7月4日〜6日
大阪公演日程 2025年7月11日〜13日
チケット価格 10,000円(SS席)
6,000円(S席)
4,500円(U-25)

この作品がどのように観客に受け入れられるのか、注目が集まります。