2025年7月4日発表 大阪万博に子連れ家族の関心度調査まとめ
ベストカレンダー編集部
2025年7月4日 15:16
大阪万博関心度調査
開催日:7月4日
大阪万博への関心度調査の概要
アクトインディ株式会社が運営する「いこーよ」は、全国の子育て家庭を対象に「大阪・関西万博」への関心度を調査しました。この調査は、全国のお出かけ施設やレジャー施設に向けた課題解決メディア「いこーよ総研」にて実施され、調査結果が2025年7月4日に公開されました。調査内容は、万博への訪問状況、関心の有無、行く・行かない理由などを含んでいます。
調査は2025年6月19日から6月25日の期間に実施され、405サンプルのデータが収集されました。この調査を引用する場合は、必ず事前にアクトインディの広報に連絡し、クレジットを記載する必要があります。
調査結果のトピックス
- 大阪万博訪問した家族連れは7%、「行きたい」を含めると3割超に
- 地域によって関心に差 関西では訪問・予定あわせて7割超
- 実際の訪問時期は「GW後」が7割超で最多
- 万博に「行った」理由、トップは「貴重な機会」
- 今後行きたい理由、文化体験や学びへの期待が上位に
- 行かない理由「遠さ」や「混雑」など、現実的な理由が上位に
訪問状況と関心度の分析
調査によると、大阪万博に「行った」と回答した家庭は全体の7%でした。一方、「行っていないが、今後行きたい・行く予定」と答えた家庭は25%で、「行っておらず、今後も行く予定はない」が68%となりました。これは、行かない予定の家庭が多数を占めているものの、関心を持つ家庭が全体の3割以上にのぼることを示しています。
地域別に見てみると、関西では「すでに行った」家庭が27%、「今後行きたい・行く予定」が44%と、合計で7割以上が万博に関心を持っています。関東では「行った」が9%、「行く予定」が17%であり、関西に比べると低いものの、全体の約4分の1が関心を示しています。中国・四国地方でも、訪問した家庭が17%、今後行きたい家庭が33%で、合計で5割を超える結果となりました。
訪問時期と理由の分析
万博に訪れた家庭に実際の訪問時期を尋ねたところ、「ゴールデンウィーク後」が最も多く、全体の72%を占めました。次いで「GW中」が21%、「GW前」が7%という結果でした。特に小さな子ども連れの家庭では、混雑を避けるために連休の外出を控える傾向が見られます。メディア報道や口コミが「行ってみたい気持ち」を高め、GW後の訪問を後押しした可能性も考えられます。
万博に「行った」理由としては、「日本で開催されるのが貴重な機会だから」が66%で最も多く、次いで「世界各国の文化や価値観に触れられるから」が59%、「子どもの学びになるから」が55%となりました。これらの理由から、万博を子どもにとって意義ある体験として期待する家庭が多いことがわかります。
今後の訪問意向と行かない理由
今後大阪万博に「行きたい・行く予定」と答えた家庭に理由を尋ねると、文化体験や学びへの期待が上位に挙げられました。特に「子どもにとっての学び」や「世界の文化や価値観に触れられること」への期待が高く、万博ならではの体験に魅力を感じている家族が多数存在しています。
逆に「行かない」理由としては、「大阪から遠いため、別途交通費や宿泊料がかかるから」が66%という声が最も多く、現実的な理由が上位に挙げられています。このように、訪問意向には地域差があり、アクセスのしやすさが影響していることが明らかになりました。
まとめと調査結果の整理
「大阪・関西万博」にすでに訪問した子育て世代の家庭は7%と少数派ですが、「今後行きたい・行く予定」と答えた家庭を含めると、全体の3割以上が関心を寄せていることがわかりました。地域によって訪問意向に差が見られるものの、関西では盛り上がりが感じられます。一方、距離のある地域では交通費や宿泊費への懸念が訪問をためらう要因となっています。
以下に、調査結果をまとめた表を示します。
| 項目 | 結果 |
|---|---|
| 訪問した家庭の割合 | 7% |
| 今後行きたい・行く予定の家庭の割合 | 25% |
| 関西地域の訪問状況 | 「行った」27%、今後行きたい・行く予定44% |
| 訪問時期(GW後) | 72% |
| 行った理由(貴重な機会) | 66% |
| 行かない理由(交通費・宿泊費) | 66% |
この調査結果から、子育て家庭の「大阪・関西万博」への関心は高く、特に学びや文化体験への期待が強いことが浮き彫りになりました。今後の情報発信や不安への対策が求められる中、万博が子どもたちにとって意義ある体験となることが期待されます。
参考リンク: