7月3日 秋篠宮両殿下が大阪万博サウジ館を視察し友好深める

秋篠宮両殿下サウジ館訪問

開催日:7月3日

秋篠宮両殿下サウジ館訪問
秋篠宮皇嗣同妃両殿下はなぜサウジアラビア館を訪問したの?
両殿下は2025年大阪・関西万博のサウジアラビア館を訪問し、両国の友好関係を深めるとともに、2030年リヤド万博への連携や共同プロジェクトの理解を深めるためです。
サウジアラビアのアルウラって何がすごいの?
アルウラはサウジアラビア初のユネスコ世界遺産で、20万年以上の歴史を秘めた保存墓や独特の岩の形成物、歴史的な住居があり多くの文明が交差した重要な場所です。

秋篠宮皇嗣同妃両殿下のサウジアラビア王国館視察について

2025年7月3日、秋篠宮皇嗣同妃両殿下が2025年大阪・関西万博のサウジアラビア館を訪問され、ガーズィー・ファイサル・ビンザグル駐日サウジアラビア王国大使が温かくお迎えしました。この訪問は、両国の友好関係をさらに深める重要な機会となりました。

サウジアラビアと日本は、長年にわたる友好関係を築いてきました。1981年には、当時皇太子同妃両殿下であった上皇陛下と上皇后陛下が日本皇室として初めてサウジアラビア王国を訪問され、1994年には当時皇太子同妃両殿下であった天皇陛下と皇后陛下が訪問しました。これらの歴史的な訪問は、両国の関係を強化する礎となっています。

日・サウジ・ビジョン2030と共同プロジェクト

2017年には『日・サウジ・ビジョン2030』が設立され、再生可能エネルギー、デジタル変革、人工知能、医療などの分野で80件を超える共同プロジェクトが推進されています。この枠組みは、両国の経済的、文化的、技術的な連携を強化することを目的としており、今後の発展が期待されています。

サウジアラビアは、2025年大阪関西万博の遺産を継承し、2030年リヤド万博でグローバルな議論の舞台となる準備を進めています。これにより、両国の関係がさらに深化し、国際的な協力の場としての役割を果たすことが期待されています。

両殿下の視察と記念品の贈呈

今回の訪問に際し、大使は「秋篠宮皇嗣同妃両殿下のサウジアラビア王国館ご訪問に、心より光栄に存じます。ご来訪は、サウジアラビア王国と日本との持続的で深まる関係を示す栄誉ある証であり、万博が国々間のより緊密で個人的なつながりを育む上で果たす重要な役割を浮き彫りにしています」と述べました。

両殿下は、サウジアラビア王国館のVIPルームであるマジュリスに案内された後、パビリオン内を視察されました。さらに、2030年リヤド万博の模型もご覧になり、サウジアラビアの未来に対するビジョンを理解されました。

訪問の記念として、サウジアラビア王国館から両殿下にアルウラに関する書籍などが贈呈されました。アルウラは、サウジアラビア初のユネスコ世界遺産であり、保存された墓や独自の岩の形成物、歴史的な住居からなる「生きている博物館」として知られています。この地域は、20万年以上の未解明の歴史を秘めており、多くの文明が交差した重要な場所です。

国交樹立70周年の意義

さらに、この訪問に関連して2025年6月7日には、サウジアラビアと日本の国交樹立70周年という記念すべき日を迎えます。この節目は、相互尊重、文化交流、外交協力に基づく歴史的なパートナーシップの確立を象徴するものといえます。

このような歴史的な背景を持つ両国の関係は、今後の国際社会においても重要な役割を果たすことでしょう。両国の友好関係が、さらなる発展を遂げることが期待されます。

項目 内容
訪問日 2025年7月3日
訪問者 秋篠宮皇嗣同妃両殿下
大使 ガーズィー・ファイサル・ビンザグル
国交樹立記念日 2025年6月7日
共同プロジェクト数 80件以上
アルウラについて サウジアラビア初のユネスコ世界遺産

このように、秋篠宮皇嗣同妃両殿下のサウジアラビア王国館訪問は、両国の歴史的な関係を再確認し、今後の協力の可能性を広げる重要な機会となりました。両国の友好がさらに深まることが期待されます。

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