2025年6月開始！ビックリマン×MUSASHI個展で限定アート巡回

ビックリマンとMUSASHIのコラボレーション

2025年7月3日、株式会社ロッテと株式会社石富プロパティーが共催するイベント『ビックリマン × MUSASHI個展〜聖魔アートの世界〜』が全国6都市を巡ることが発表されました。このイベントは、2025年6月から2026年3月にかけて行われ、広島での第一弾は6月28日と29日に開催されました。ビックリマンの魅力とアーティストMUSASHIの作品が融合するこのプロジェクトは、地域創生をテーマにしています。

ビックリマンは1977年に登場し、「人を驚かせ、ビックリさせる」というコンセプトのもと、当初は「どっきりシール」と呼ばれるおまけシールが封入されていました。特に1985年に発売された「悪魔VS天使シリーズ」は、キャラクターにストーリー性を持たせ、収集意欲を刺激しました。ピーク時には年間約4億個を販売し、アニメ化やマンガ連載などで一大ブームを築いたのです。2025年はその記念すべき40周年の年となります。

地域創生プロジェクトの詳細

『ビックリマン × MUSASHI個展〜聖魔アートの世界〜』は、ビックリマンシリーズとMUSASHIのコラボレーションによる地域創生プロジェクトです。大阪・関西万博で7月9日と10日に開催される『世界のMUSASHI個展』に合わせて、各地でMUSASHIオリジナルのビックリマンアートが展示されます。また、ビックリマン史上初の「丸型BIGカード」が登場し、各都市限定デザインで配布されます。

丸型BIGカードは「丸く収める＝平和の象徴」をテーマにしており、各会場に来場した方には抽選券が配布されます。全国巡回後の2026年4月以降に抽選が行われる予定です。このプロジェクトでは、異なるキャラクターの描き下ろし作品が展示されることになっています。

今後の巡回予定

本プロジェクトの今後の巡回予定は以下の通りです。なお、予定は変更される可能性があります。

広島での第一弾イベントの様子

広島で開催された第一弾イベントは、ビル一棟を使用してアトリエとギャラリーを融合した「ART BORN HIROSHIMA」の協賛によって実現しました。朝から250人を超える行列ができ、中には朝の4時から並ぶ人もいたという熱狂ぶりでした。3階のギャラリーでは、広島限定デザインとして制作されたMUSASHIオリジナルのビックリマン悪魔ヘッド「ブラックゼウス」のアートも展示されました。

この広島限定デザインのアートは、大阪・関西万博での『世界のMUSASHI個展』にも展示されることが決定しています。株式会社ロッテとART BORN HIROSHIMAの協力により、急遽実現したこの企画は、世界が注目する万博の舞台でのデビューを果たすことになります。

アーティストMUSASHIのプロフィール

MUSASHI（武蔵）は、大阪府寝屋川市出身のアーティストで、2003年生まれです。幼少期から立体造形などの制作を行い、中学生で本格的に絵を描き始めました。彼のスタイルは、マーカー、アクリル、顔彩を巧みに取り入れた色彩豊かな作品やキャラクターの描写に特徴があります。

また、MUSASHIはBeatやLyricからインスパイアを受けた作品や、花柄などを用いたポジティブからダークな表現まで幅広いメッセージ性のある作品を、キャンパスやデジタルアート、立体造形などに落とし込むスキルを持っています。

まとめ

『ビックリマン × MUSASHI個展〜聖魔アートの世界〜』の開催により、ビックリマンの魅力とMUSASHIのアートが融合し、地域創生の取り組みが進められています。広島での成功を受け、今後の巡回展でも多くの人々に楽しんでもらえることが期待されています。

以下に、本イベントの主要な情報をまとめました。

このように、ビックリマンとMUSASHIのコラボレーションは、地域創生やアートの可能性を広げる重要なプロジェクトとなっています。