7月2日開催「ライセンシングジャパン」で台湾キャラIPが注目集める

台湾パビリオン出展

開催期間:7月2日〜7月4日

台湾パビリオン出展
台湾のキャラクターIPって何がすごいの?
台湾のキャラクターIPは多様なジャンルで活躍し、LINEスタンプやアニメ、アートトイなど幅広く展開。日本市場でも高い人気と注目を集めています。
ライセンシングジャパンで台湾パビリオンは何をしてるの?
台湾パビリオンは台湾発の10組のオリジナルキャラクターを紹介し、日本企業との商談を活発化。国際展開の足掛かりとして注目されています。

台湾パビリオンが「ライセンシングジャパン」で注目を集める

2025年7月3日、文化内容策進院の委託を受けた台湾角色品牌授権協会は、台湾のオリジナルキャラクターIP10組を紹介する台湾パビリオンを設置しました。この展示は、東京で開催されている「ライセンシングジャパン」の一環として行われ、多くの業者が集まる中で台湾のキャラクターIPの魅力を発信しています。

「ライセンシングジャパン」は、海外で通用する潜在力を持ったIPを探求するための重要なイベントであり、アジアの主要なマネージメントやエージェントが集結しています。台湾のキャラクターIP業者は、イベント開催前から日本企業からの問い合わせを受けており、会場でも多くの国からの業者からの関心が寄せられています。

醜白兔(ブサうさ)やBOUNCEなど台湾発のキャラクターブランド10組が日本で商機開拓 台湾IPのマルチバースに高い関心 ライセンシング交渉活発に 画像 2

台湾のキャラクターIPの多様性

今年の台湾パビリオンのテーマは「台湾の素晴らしさを届ける」であり、キャラクターは「祝福を届けるメッセンジャー」として展示されています。展示される10組のオリジナルキャラクターには、さまざまな分野で活躍するキャラクターが含まれています。

  • 醜白兎(ブサうさ) – LINEスタンプで人気を博し、現代人の焦る気持ちを癒すセリフが特徴。
  • BOUNCE(バウンス) – グラフィティアートとしての商品開発の可能性を秘めたキャラクター。
  • 胖鯊魚鯊西米(サメサヒミ) – 深海の小さな生物で、LINEスタンプで高い人気を誇る。
  • 茶葉少女 – 台湾茶文化をテーマにしたアニメIPで、日本での人気も高い。
  • 好想兎(ハオシャントゥ) – 日常を舞台にしたコントが特徴で、アジア全体にファンを持つ。
  • 月亮忘記了(君といたとき、いないとき) – ジミーの名作絵本から生まれた、心温まる友情の物語。
  • 瘋狂邦妮(クレイジーバニー) – 20年以上にわたりアジアでファンを増やしてきたキャラクター。
  • 饅頭家族(マンジュウさん) – 家族の絆をテーマにしたキャラクターで、世界滅亡の危機に挑む。
  • 章魚熊(タコクマ) – 自らの冒険を繰り広げるキャラクター。
  • 鯊童宇宙(シャークボーイ・ユニバース) – サメの歯で友情と勇気を象徴するキャラクター。

これらのキャラクターは、アニメ、マンガ、出版、LINEスタンプ、アートトイ、モバイルゲームなど多岐にわたる分野で活躍しており、台湾の文化を広める重要な役割を担っています。

醜白兔(ブサうさ)やBOUNCEなど台湾発のキャラクターブランド10組が日本で商機開拓 台湾IPのマルチバースに高い関心 ライセンシング交渉活発に 画像 3

商談の活発化と期待される成果

「ライセンシングジャパン」の初日から、150件を超える商談が行われ、KADOKAWAや株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツを含む30社以上の日本企業のバイヤーが訪れました。このような商談は、台湾のキャラクターIPの海外展開に向けた重要なステップとなっています。

台湾パビリオンでは、一般社団法人キャラクターブランド・ライセンス協会(CBLA)の顧問、東山靖氏によるプレゼンテーションが行われ、台湾のキャラクターの魅力が日本のバイヤーに紹介されました。このプレゼンテーションにより、商談は白熱し、台湾のキャラクターIPへの関心が高まっています。

台湾のキャラクターIPの国際化に向けた取り組み

TAICCAは、台湾のキャラクターIP業者のブランドの国際化を推進するため、ライセンシングジャパンの開催前にセミナーやワークショップを実施しました。これにより、業者は日本市場に特化したビジネスモデルを学び、よりスムーズに日本企業とのビジネスを進めることができるようになりました。

また、TAICCAの張文櫻副院長は、「日本は世界のキャラクターIPにとって重要な市場であり、台湾オリジナルキャラクターの海外での露出が増えることを期待している」と述べ、今後の展望についても言及しました。台湾のクリエイティブ産業の発展が目を見張るものであることを強調し、双方の産業間の交流と協力が経済的効果をもたらすことを期待しています。

キャラクター名 特徴
醜白兎(ブサうさ) 現代人の焦る気持ちを癒す人気LINEスタンプ。
BOUNCE(バウンス) グラフィティアートとしての商品開発の可能性。
胖鯊魚鯊西米(サメサヒミ) 深海の小さな生物で、LINEスタンプで人気。
茶葉少女 台湾茶文化をテーマにしたアニメIP。
好想兎(ハオシャントゥ) 日常を舞台にしたコントが特徴。
月亮忘記了(君といたとき、いないとき) 心温まる友情の物語を描いた絵本。
瘋狂邦妮(クレイジーバニー) 20年以上の人気を誇るキャラクター。
饅頭家族(マンジュウさん) 家族の絆をテーマにしたキャラクター。
章魚熊(タコクマ) 自らの冒険を繰り広げるキャラクター。
鯊童宇宙(シャークボーイ・ユニバース) 友情と勇気を象徴するキャラクター。

台湾のキャラクターIPは、多様な分野での展開が期待されており、今後の国際的な成長が注目されます。TAICCAの取り組みを通じて、台湾のキャラクターが世界市場での成功を収めることを期待したい。

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