7月3日開始!ChatSenseの自治体向けRAG実証実験パートナー募集
ベストカレンダー編集部
2025年7月3日 14:47
ChatSense自治体RAG実証
開催期間:7月3日〜7月17日

法人向けAIエージェント「ChatSense」が自治体向けRAGの実証キャンペーンを開始
株式会社ナレッジセンスは、2025年7月3日より、法人向け・自治体向け生成AIエージェント「ChatSense」の実証実験パートナーの募集を開始しました。この取り組みは、自治体や行政機関における生成AIの業務活用を促進することを目指しています。特に、生成AIを利用した業務効率化やサービス品質の向上を図るため、セキュリティの高い環境での導入を推進するものです。
「ChatSense」は、ChatGPTやGeminiといった生成AIを法人契約のもと、安全に利用できる環境を提供します。今回のキャンペーンに参加することで、自治体は予算確保前に社内データを読み込んだ生成AI機能(RAG)の導入検証を行うことが可能となります。

実証実験パートナー募集の背景
ナレッジセンスが提供する「ChatSense」は、業務効率化とサービス品質向上を目的に、多くの法人に導入されています。特に、RAG(Retrieval-Augmented Generation)技術に対する自治体の関心が高まっており、業務の効率化が期待されています。RAGとは、生成AIが社内データを読み込む仕組みを指し、これによりより精度の高い情報提供が可能になります。
しかし、自治体の担当者からのヒアリングによると、生成AIやRAGの導入には特有のニーズが存在します。具体的には、以下の3点が挙げられます。
- 徹底したセキュリティ: IPアドレスによるアクセス制限やSSO認証、SLAによる事前コミットメントが求められます。
- 見積もりの透明性: 自治体が生成AIを利用する際には、単価見積書や納品書など多くの書類が必要です。
- 予算がない状態での無償検証: 来年度の予算策定に向けて、生成AIの利用状況や用途を事前に検証したいというニーズがあります。
これらのニーズに応えるため、ナレッジセンスは特別なサポートを提供し、実証実験パートナーの募集を開始しました。

法人向け生成AIサービス「ChatSense」の特徴
「ChatSense」は、ChatGPTを基にした法人向け生成AIサービスであり、以下のような特徴を持っています。
- セキュリティ機能の強化: チャット内容をAIの学習から保護する機能があり、ビジネスプラン以上では、シングルサインオンや禁止ワード登録、IP制限などの高度なセキュリティ機能を追加料金なしで利用できます。
- 豊富な独自機能: 社内でのプロンプト共有やメンバーの一括管理機能など、法人向けに特化した機能が充実しています。
- 初期費用無料: 導入のハードルを低くするため、初期費用が無料で、最低利用期間の縛りもありません。
これにより、企業や自治体は気軽に「ChatSense」を試すことができ、生成AIの活用を検討することが可能です。
追加学習機能(RAG)について
「ChatSense」には、社内データを学習させる「追加学習」機能が搭載されています。この機能により、以下のファイル形式のドキュメントをアップロードし、AIがそれに基づいて回答できるようになります。
アップロード可能なファイル形式 | 対応形式 |
---|---|
テキストファイル | txt, csv |
文書ファイル | doc, docx, pdf |
スプレッドシート | xlsx |
プレゼンテーション | pptx |
HTML | html |
URL | 特定のページ指定 |
さらに、複数ファイルの読み込みや複数のAIの作成が可能で、最大100万枚分の学習が行えます。この機能により、AIが生成する回答の信頼性を高めることができます。
パートナーに採択されるメリット
「ChatSense」をパートナーとして利用することには、以下のメリットがあります。
- AI活用方法の模索に伴走: 通常プランとは異なり、活用方法の浸透までサポートします。エンジニアとの定期的なミーティングや職員向け研修の開催が含まれます。
- 実証実験に伴う広報活動の支援: AI技術や成果内容を一般に理解しやすく解説するためのプレスリリース作成などを支援します。
- 無償での検証機会: チームで10万文字程度まで、無料でAIとの会話を検証できます。
これにより、自治体は生成AIの実用性を無償で体験し、導入に向けた具体的な検討が可能となります。
16期募集の概要
今回の実証実験パートナー募集の概要は以下の通りです。
- 対象: 日本の行政機関に属する団体(部署・チーム単位での応募可能)
- 募集上限: 最大5組織(原則として先着順)
- 締め切り: 2025年7月17日(木曜)23時59分まで
- 応募方法: 指定のリンクよりお問い合わせ
採択された団体には、実証実験の事例として共同でプレスリリースを出すことが求められる場合がありますが、必須ではありません。
ナレッジセンスについて
株式会社ナレッジセンスは、企業や自治体向けのデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進するために、ビジネス向けChatGPTサービス「ChatSense」や事業コンサルティングを提供しています。生成AIを活用して業務効率を向上させたい企業や自治体からの相談を受け付けています。
ナレッジセンスは、生成AIに関する複数のサービスを展開し、グローバルなユーザーに提供しています。今後も、生成AIを活用した業務効率化と生産性向上に向けた取り組みを進めていく予定です。
内容 | 詳細 |
---|---|
サービス名 | ChatSense |
募集開始日 | 2025年7月3日 |
募集締切 | 2025年7月17日 |
対象 | 日本の行政機関 |
募集上限 | 5組織 |
メリット | 無償検証、広報支援など |
以上のように、ナレッジセンスの「ChatSense」は、自治体向けの生成AI導入をサポートする重要な取り組みを行っており、その詳細は公式ウェブサイトで確認することができます。
参考リンク: