2025年7月3日開始 シーラHDが株主優待にデジタルギフト導入
ベストカレンダー編集部
2025年7月3日 13:33
株主優待デジタル化開始
開催日:7月3日

シーラホールディングスがデジタルギフト®を株主優待に採用
2025年7月3日、株式会社シーラホールディングス(証券コード:8887)は、株式会社デジタルプラス(証券コード:3691)の子会社である株式会社デジタルフィンテックが運営する「デジタルギフト®」を株主優待として導入することを発表しました。この取り組みにより、シーラホールディングスは新たな株主を獲得し、株主優待の魅力を高めることを目指しています。
シーラホールディングスでは、200株以上の株式を保有する株主に対して、「利回りくんコイン」とともに選べるデジタルギフト®を提供します。この施策は、株主優待を通じて新規株主との接点を創出し、さらに不動産クラウドファンディングサービス「利回りくん」の利用促進にも寄与することが期待されています。

株主優待の内容と目的
今回の株主優待は、シーラホールディングスが提供する「利回りくんコイン」とデジタルギフト®の二つの要素から成り立っています。この優待は、以下のような目的を持っています。
- 新規株主への訴求: 株式の投資価値を訴求し、新たな投資家を引き寄せることが目的です。
- 潜在顧客へのアプローチ: 「利回りくんコイン」を通じて、潜在顧客に対する訴求を行います。
これにより、株主優待を通じて株主との関係を深めるだけでなく、同時に新たな顧客層を獲得することを目指しています。

デジタルギフト®の特徴
デジタルギフト®は、従来の物理的なギフトに代わって、QRコードを利用して即時に受け取ることができる新しい形のギフトサービスです。このサービスには、以下のような特徴があります。
- 会員登録不要: 誰でも簡単に利用できるため、利便性が高いです。
- 全額返金制度: 未使用のギフト代金は全額返金されるため、株主優待の無駄を減らすことができます。
- 低コスト・低工数: 株主優待の提供にかかるコストや手間を削減し、効率的な運営が可能です。
- 自社商品との併用: 自社の商品や優待券を交換先に含めることで、企業へのファン化を促進します。
- 双方向のコミュニケーション: 動画挿入機能やアンケート機能を通じて、株主とのコミュニケーションを強化します。
これらの特徴により、デジタルギフト®は株主優待の新たなスタンダードとしての地位を確立しつつあります。

今後の展望と流通総額の目標
シーラホールディングスは、2027年9月期における流通総額1,000億円の達成を中期目標に掲げています。この目標を実現するためには、以下の施策を中心に流通総額の拡大を推進します。
- 株主優待領域をはじめとするデジタルギフト®の提供範囲の拡大
- 補助金ファクタリングの再開
- 資金移動業サービスの事業展開
また、中間目標として、現在の約3.5倍にあたる「月間」流通総額35億円(年間420億円ベース)を設定し、各施策を着実に推進していく方針です。2025年9月期第2四半期には流通総額約30億円に到達し、さらなる成長が期待されています。

まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
企業名 | 株式会社シーラホールディングス |
株主優待内容 | デジタルギフト®と利回りくんコイン |
デジタルギフト®の特徴 | 会員登録不要、全額返金制度、低コスト運営 |
流通総額目標 | 2027年9月期に1,000億円 |
シーラホールディングスが株主優待としてデジタルギフト®を採用することで、株主との関係性を深め、新たな顧客層を獲得することが期待されています。この取り組みは、今後の企業成長において重要な役割を果たすことでしょう。
参考リンク: