2025年7月3日開始、ストアレコードが楽天広告費用自動取得機能を公開

ストアレコード新機能リリース

開催日:7月3日

ストアレコード新機能リリース
ストアレコードの新機能って何ができるの?
楽天市場の広告費用と訪問者数を日次で完全自動取得し、売上や利益をリアルタイムで確認できる機能です。経営判断が迅速になります。
楽天市場の広告費用管理が難しい理由は?
広告ごとに請求・支払サイクルが異なり、費用が複雑で月次のズレが生じやすいため、利益の正確な把握が難しいからです。

ストアレコードが新機能をリリース

株式会社Bizgem(本社:東京都文京区、代表取締役 樋口 幸太郎)は、2025年7月3日12時10分に、売上100億円未満の中小小売企業向けデータ一元管理SaaS「ストアレコード」において、楽天市場の広告費用と訪問者数を完全自動で取得できる新機能をリリースしたことを発表しました。この新機能により、小売企業はより効率的に経営データを管理できるようになります。

ストアレコード、楽天市場の広告費用・訪問者数データを自動取得する新機能をリリース 画像 2

楽天市場における費用管理の課題

楽天市場での費用管理には、さまざまな課題があります。特に、クーポンやポイント還元、複数の広告メニュー、売上に応じた販売手数料など、多岐にわたる費用が発生します。これに加え、広告ごとに請求・支払サイクルが異なるため、月次のズレが生じやすくなっています。

例えば、楽天RPP広告は実施月の翌々月に請求が来て、その支払いはその翌月末となります。このような不規則な請求サイクルにより、実際に施策を打った月に利益が出ているかを判断するのが難しくなります。結果として、「売上は伸びているものの、実は利益が圧迫されていた」という状況に陥ることが多いのです。

ストアレコード、楽天市場の広告費用・訪問者数データを自動取得する新機能をリリース 画像 3

煩雑な手作業によるデータ管理

従来、楽天市場の費用を正確に把握するためには、管理画面から以下のデータをそれぞれダウンロードまたは手入力し、Excelやスプレッドシートで集計する必要がありました。

  • 注文データ
  • 各種広告データ(楽天市場広告、RPP、TDA など)
  • アフィリエイト等の関連データ

売上規模が大きい企業ほど、データ量が膨大となり、ダウンロードや整形に多大な時間と手間がかかります。このような煩雑な手作業は、経営判断を迅速に行う上で大きな障害となります。

ストアレコード、楽天市場の広告費用・訪問者数データを自動取得する新機能をリリース 画像 4

ストアレコードによる利益管理の自動化

ストアレコードでは、管理画面で「自動取得」をオンにするだけで、日次で広告費用と訪問者数データを取り込みます。この新機能により、データの取得が自動化されるため、企業は手間を省き、迅速に情報を把握することが可能になります。

取得したデータは「限界利益ダッシュボード」で日次ベースに按分表示され、売上高、売上総利益、限界利益と合わせて確認することができます。この機能により、どの広告や販促施策が利益に貢献しているのかを迅速に判断することが可能となります。

限界利益ダッシュボードの利点

楽天広告費を含めた限界利益ダッシュボードでは、企業は以下のデータを確認できます。

  • 売上高
  • 売上総利益
  • 限界利益

これにより、企業は自社の利益構造を明確に把握し、経営戦略を立てやすくなります。

コンバージョン率ダッシュボードの活用

さらに、訪問者数とお気に入り数も自動取得されるようになり、「コンバージョン率ダッシュボード」において、様々な指標を一覧で分析できるようになりました。具体的には、以下のデータが表示されます。

  • 商品別販売数
  • 訪問者数
  • コンバージョン率
  • お気に入り数/登録率
  • 在庫数
  • 平均OFF率

この情報を使って、「訪問者数は少ないがCVRが高く在庫も十分な商品」を抽出し、ページ内露出やメルマガ配信を強化するといった施策立案に役立てることができます。

今後の展望と会社概要

株式会社Bizgemは、「小売企業に良質な経営を提供する」というテーマのもと、現場で求められる経営指標の可視化・分析・意思決定を支援する機能を今後も継続的に開発・提供していく方針です。この新機能は、その第一歩として位置づけられています。

以下は、株式会社Bizgemの基本情報です。

会社名
株式会社Bizgem
創業
2022年12月
代表者
代表取締役 樋口幸太郎
所在地
〒112-0004 東京都文京区後楽2-3-11エヌケービル3F
お問い合わせ
info@bizgem.jp
URL
https://service.storerecord.jp

まとめ

今回のプレスリリースでは、株式会社Bizgemが新たにリリースしたストアレコードの新機能について詳しく紹介しました。この機能により、楽天市場の広告費用と訪問者数が自動で取得できるようになり、企業の利益管理が大幅に効率化されることが期待されます。

機能 内容
自動取得機能 楽天市場の広告費用と訪問者数を日次で自動取得
限界利益ダッシュボード 売上高、売上総利益、限界利益を日次で確認可能
コンバージョン率ダッシュボード 商品別販売数、訪問者数、コンバージョン率等を分析

このように、ストアレコードは中小小売企業の経営を支援するために、重要な役割を果たすことが期待されます。