2025年7月3日発表!ペットの熱中症対策調査で判明した飼い主の工夫
ベストカレンダー編集部
2025年7月3日 12:03
ペット暑さ対策調査発表
開催日:7月3日
どうぶつたちの暑さ対策に関する調査結果
2025年7月3日にアニコム損害保険株式会社が発表した調査によると、ペットを飼う多くの飼い主が、どうぶつたちの暑さ対策を実施していることが明らかになりました。この調査は、同社のご契約者専用アンケートサイト『ani voice』を通じて行われ、3,347名の飼い主が回答しました。
調査結果からは、飼い主の91%が「熱中症」に対する不安を抱えており、その他にも「水分不足」や「食欲低下」といった暑さによる影響に対して懸念を示しています。これらの結果は、ペットの健康を守るための暑さ対策が必要であることを示唆しています。
飼い主の暑さ対策の実施状況
調査の結果、飼い主が実施している主な暑さ対策としては以下のようなものが挙げられました。
- エアコンの使用:自宅での対策として、97%の飼い主が一緒に過ごす際にエアコンを使用していると回答し、93%が留守番時にもエアコンを使用していると報告しています。
- 水分補給の工夫:猫の飼い主は特に水分不足を懸念し、複数の場所に飲み水を置く傾向が見られました。
- 温湿度の管理:うさぎや鳥の飼い主は、共に過ごす際に温度・湿度を計測する割合が高く、留守番時にも外出先から確認できるようにしている様子が伺えます。
これらの対策は、ペットの健康を守るために非常に重要であり、飼い主の意識の高さが伺えます。
外出時の工夫と散歩の時間帯
外出時の対策については、特に犬の飼い主が「涼しい時間帯を選ぶ」という対策を実施していることが分かりました。具体的には、夏場の散歩時間は「夜(18時以降)」が59%、また「早朝(4~6時頃)」も冬場の3倍以上に増加しています。
ただし、真夏の日没後もアスファルトの温度が高くなるため、肉球のやけどを防ぐために、地面の温度を手のひらで確認するなどの工夫が必要です。
水分補給の工夫とフード選び
水分補給に関しては、以下のような工夫が見られました。
- ウェットフードの活用:特に猫の飼い主の54%がウェットフードを与えていると回答しています。
- 氷を与える:犬の飼い主では31%が氷を与える工夫をしており、暑さ対策として効果的です。
- ペースト状おやつ:猫の飼い主の45%がペースト状のフードを与えるなど、工夫を凝らしています。
これらの工夫は、ペットの水分補給を促進するために重要であり、特に暑い季節には欠かせない対策です。
熱中症週間予報の活用
アニコムでは、犬や猫に特化した「熱中症週間予報」をSNSで配信しています。これにより、飼い主は日々の散歩や留守番時の室温管理、フードの工夫などに活用することができます。配信される情報は、ペットが安全で快適に夏を過ごすための参考となるでしょう。
熱中症週間予報は、2025年4月25日から9月末までの期間にわたり配信される予定です。具体的な配信先は以下の通りです:
- Instagram: anicom8256
- X (Twitter): anicom_inc
- Facebook: anicomgroup
まとめ
今回の調査結果から、飼い主の多くがペットの暑さ対策に取り組んでいることが明らかになりました。特に熱中症に対する不安が高く、エアコンの使用や水分補給の工夫が重要視されています。外出時の散歩時間を工夫することや、食事面での工夫も見られ、飼い主の意識の高さが伺えます。
| 対策項目 | 実施率 |
|---|---|
| エアコンの使用(共に過ごす際) | 97% |
| エアコンの使用(留守番時) | 93% |
| 涼しい時間帯を選ぶ(犬の散歩) | 80%以上 |
| ウェットフードを与える(猫の飼い主) | 54% |
| 氷を与える(犬の飼い主) | 31% |
これらの情報は、ペットの健康を守るために非常に重要です。今後も飼い主の皆様は、暑さ対策をしっかりと行い、ペットと共に快適な夏を過ごすことが求められます。
参考リンク: