7月10日再開！アイシースクリーンデジタル新種柄の定期配信

デジタル漫画素材「アイシースクリーンデジタル」の再配信開始

株式会社G-Tooは、漫画画材ブランド「アイシー」が提供するデジタル漫画素材「アイシースクリーンデジタル」の新種柄の定期配信を2025年7月10日より再開することを発表しました。これにより、漫画家や趣味で漫画制作を行う方々が、より多彩なデジタル環境での作画を楽しむことができるようになります。

「アイシースクリーンデジタル」は、漫画の白黒原稿に濃淡や模様を加えるために使用される「アイシースクリーン」のデジタル版として、2022年から提供が開始されました。アナログからデジタルへ移行する漫画家やクリエイターにとって、非常に便利なツールとなっており、リリース以来、多くの反響を呼んでいます。

定期配信の詳細と無料配信の実施

新種の素材配信は2025年7月から2026年2月にかけて、毎月10日に10種類のアイシースクリーンデジタルが配信されることが決定しました。特に初月の7月には、30種類の素材が配信されるため、利用者は多様な選択肢から選ぶことが可能です。

さらに、夏らしいレトロなモチーフが特徴の「S-692」と、少女漫画制作での人気を誇る「Y-1656」の2種類が無料配信されます。これにより、CLIP STUDIO PAINTを使用している全てのユーザーが合計4種類の柄を無料で利用できるようになります。

配信の利用方法

「アイシースクリーンデジタル」は、セルシスの素材提供サービス「CLIP STUDIO ASSETS」から入手可能です。CLIP STUDIO PAINTのユーザーは、GOLDポイントを利用して素材を購入することができます。また、CLIP STUDIO PAINT EXの年額・月額利用プランを契約しているユーザーは、契約特典として配信中の全柄から毎月最大30種を無償で利用できる特典があります。

アイシースクリーンの背景と進化

アイシースクリーンは、柄が印刷されたフィルムシール状の画材で、これまでに約700種が製造・販売されています。アナログ漫画制作において、仕上げの工程で欠かせないツールとして、多くのクリエイターに親しまれています。2019年には、販売終了となった人気画材「Jトーン」を買い取り、アイシースクリーンJ-TONEとして一部の柄を復刻・発売しています。

株式会社G-Tooは、50年以上にわたりアイシースクリーンを主に漫画原稿やデザイン、イラスト制作ツールとして製造・販売してきましたが、デジタル作画のニーズに応えるためにアイシースクリーンをデジタル環境でも使用できるように開発しました。

CLIP STUDIO PAINTの特長

CLIP STUDIO PAINTは、5,000万人以上のユーザーを持つイラスト・マンガ・Webtoon・アニメーション制作アプリです。iPad、Android、Windows、macOS、iPhoneなど、さまざまなデバイスに対応しており、気持ちの良い描き味と豊富な機能を提供しています。これにより、エントリーユーザーからプロのクリエイターまで、幅広い層に愛用されています。

CLIP STUDIO PAINTを利用することで、漫画やイラストの制作がよりスムーズに行えるようになります。特に「アイシースクリーンデジタル」の素材を活用することで、作品に独自のテイストを加えることが可能です。

まとめ

2025年7月10日より再開される「アイシースクリーンデジタル」の定期配信は、漫画制作を行うクリエイターにとって大きな利点となるでしょう。新種の素材が毎月追加されることで、創作活動に幅が広がります。特に初月の30種類の配信や、無料で利用できる柄の提供は、利用者にとって魅力的な内容です。

これらの情報を踏まえ、アイシースクリーンデジタルの新しい素材を活用し、より魅力的な作品を生み出す機会が広がることが期待されます。