2025年7月2日開催「ゴミ拾いしなくっ茶」大谷翔平と花巻東高の環境活動

お～いお茶と大谷翔平選手の社会貢献プロジェクト

株式会社伊藤園が展開する無糖緑茶飲料ブランド「お～いお茶」は、2024年からグローバルアンバサダーとして大谷翔平選手と共同で進めている社会貢献プロジェクト「Green Tea for Good」の一環として、2025年7月2日（水）に「ゴミ拾いしなくっ茶 With 花巻東高等学校」を実施しました。この活動には、大谷選手の母校である花巻東高等学校の全校生徒をはじめ、約800名が参加しました。

このプロジェクトは、環境保全を目的としたゴミ拾い活動であり、大谷選手が恩師から受けた「ゴミを拾うことは幸福を拾うこと」という教えに基づいています。大谷選手は試合中にもゴミを拾う姿が多くの人々から称賛されており、彼の行動が日本人の礼儀正しさや素晴らしい姿勢を示しています。

「ゴミ拾いしなくっ茶」の実施内容

この日の活動は、花巻東高等学校周辺の通学路や地元の公園で行われました。開会式では、伊藤園の北東北地区地区部長である仰木圭介氏が挨拶し、「ゴミ拾いしなくっ茶」の活動が第2回目であることを説明しました。第1回はMLBの開幕戦に合わせて行われたもので、大谷選手の影響力を借りて地域の環境美化に貢献することが目的です。

続いて、花巻東高等学校の校長である小田島氏は、大谷選手のゴミ拾いの姿勢が生徒たちに良い影響を与えていることを強調しました。生徒会長の赤瀬輝芽さんも、ゴミ拾いを通じて地域をきれいにする意義を語り、参加者全員がゴミを拾うことの重要性を再認識しました。

活動の具体的な進行

ゴミ拾いは、約2kmにわたる通学路や公園で行われ、全生徒が協力して環境美化に努めました。生徒たちは草むらや茂みの中まで細かくゴミを探し出し、地域への感謝の気持ちを込めて活動を行いました。参加した生徒からは、「大谷選手のように人間性を高めたい」といった前向きなコメントが寄せられました。

このような活動を通じて、花巻東高等学校の生徒たちは「花巻東イズム」と呼ばれる文化を体現し、ゴミを拾うことが日常の一部であることを実感しました。ゴミ拾いの後には、地域貢献の意義を深く理解する機会となりました。

大谷翔平選手の影響力と「Green Tea for Good」プロジェクト

大谷選手は、プロ野球選手としてだけでなく、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。「Green Tea for Good」は、彼の影響力を活かし、環境保全や地域貢献を促進するプロジェクトとして展開されています。このプロジェクトは、伊藤園が2010年度から取り組んできた「お茶で日本を美しく。」という活動をアップデートしたものであり、国内外で様々な活動を行っています。

具体的には、日本国内でのゴミ拾い活動に加え、アメリカのカリフォルニア州トーランスでの桜の植樹活動や、ハワイでの清掃活動など、世界各地での環境保全に寄与しています。2025年にはプロジェクトの2年目を迎え、さらなる展開が期待されています。

大谷翔平ボトル自動販売機の設置

また、同日に花巻東高等学校内には、「大谷翔平ボトル自動販売機」が設置されました。この自動販売機では、大谷選手をラッピングした「お～いお茶」大谷翔平ボトル（2025年夏ver.）が販売され、生徒たちからは歓喜の声が上がりました。自動販売機の設置は、地域の活性化とともに、大谷選手の存在を身近に感じる機会を提供しています。

この取り組みは、地域と学校が一体となって環境保全に努める姿勢を示しており、今後の活動にも期待が寄せられています。

まとめと今後の展望

「ゴミ拾いしなくっ茶 With 花巻東高等学校」は、地域貢献と環境保全を目的とした重要な活動であり、大谷翔平選手の影響力が生徒たちに良い影響を与えていることが確認できました。伊藤園は今後も「Green Tea for Good」の活動を推進し、国内外での環境保全活動を続けていく方針です。

以下に、今回の活動の概要を表にまとめました。

このように、環境保全活動は地域社会において重要な役割を果たしており、今後も継続的な取り組みが期待されます。大谷選手の影響力を通じて、より多くの人々が環境保全に関心を持つことが望まれます。