LuckyFMが30年ぶり最高売上&8月にLuckyFes’25開催
ベストカレンダー編集部
2025年7月2日 18:44
LuckyFes’25開催
開催期間:8月9日〜8月11日

LuckyFM、30年ぶりに売上高最高を更新
株式会社LuckyFM茨城放送が、2025年3月期の売上高を30年ぶりに更新し、1,648,937千円となったことを発表しました。この記録的な売上は、2019年11月に堀義人がオーナーに就任して以来、徹底した組織改革と経営改革の成果といえます。特に、番組の内製化や新たな中継基地の設置、FM転換などの取り組みが功を奏し、リスナーの拡大やイベント事業の強化に寄与しました。

売上高の急増とその背景
LuckyFMは、オーナー交代後の5年間で売上高が2.5倍に成長しました。この成長は、以下のような様々な施策によるものです。
- 番組の内製化によるオリジナルコンテンツの強化
- つくばに新たな中継基地を設置
- 「LuckyFM」という新ブランドの立ち上げ
- リスナー層の拡大を目指したイベント事業の強化
これらの施策により、LuckyFMは茨城県外のリスナーにもアプローチし、地域密着型の放送局としての地位を確立しました。

過去5年間の売上推移
過去5年間の売上推移を振り返ると、特に昨年度は、3年目となる野外音楽フェス「LuckyFes’24」を開催しました。このフェスは、7月13日から15日の3連休に国営ひたち海浜公園で行われ、アジア最大のテーマパーク型フェスを目指して4ステージに拡大しました。114組のアーティストが出演し、6万人以上の参加者を迎えました。
また、その他のイベント事業として、水戸市民会館のグロービスホールでの主催コンサートや、「ヤバいぜ!アラ還!LuckyFMラジオまつり」の開催なども行われ、多くのリスナーが来場しました。
新たな番組編成とリスナー獲得
番組編成においては、若年層リスナーの獲得を狙った新規番組が次々と立ち上げられました。具体的には、以下のような番組が挙げられます。
- Teen’s FM – 若年層向けの音楽番組
- Idol to LuckyFes – LuckyFesと連動したアイドル番組
- Battle to LuckyFes – 音楽バトル番組
- LuckyFM K-POP Sundays – 韓国音楽を特集した番組
これらの新番組は、若年層と音楽をテーマにしており、リスナーの興味を引くことに成功しています。
今後の展望と新社長の就任
新年度においても、LuckyFMは放送事業とイベント事業を二本柱として、さらなる成長を目指します。特に、2025年8月の3連休には「LuckyFes’25」を開催予定で、過去最高の来客を見込んでいます。
また、放送においてはリスナー倍増プロジェクトやPodcast番組の制作を進めていく方針です。さらに、2025年6月25日にはエフエム東京の前社長である黒坂修が新社長に就任し、さらなる成長を目指すとしています。
LuckyFMの概要と放送内容
LuckyFMは、FM94.6MHzおよび88.1MHzで茨城県内をカバーする唯一の民間放送局です。FMつくば局(88.1MHz)の開局により、radikoの無料配信エリアが1都6県に拡大し、首都圏でも聴けるラジオ局としての地位を確立しました。
「ダイバーシティ溢れる音楽」「ローカルメジャー」「ニッチトップ」「ニュース」「スポーツ」の5つのコンセプトを基に、オリジナル番組の制作に力を注いでいます。LuckyFesを中心とした大型イベントやコンサート事業も展開しており、地域に根ざした放送局としての役割を果たしています。
LuckyFes’25の詳細
LuckyFes’25の開催概要は以下の通りです。
会場 | 国営ひたち海浜公園(茨城県ひたちなか市馬渡字大沼605-4) |
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日程 | 2025年8月9日(土)・10日(日)・11日(月・祝) |
これにより、LuckyFMは今後も地域密着型の放送を続け、さらなるリスナーの拡大を目指すことが期待されます。
以上の内容をまとめると、LuckyFMは30年ぶりに売上高を更新し、オーナー交代後の改革が実を結んでいることがわかります。今後の展開にも注目したいところです。
項目 | 内容 |
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売上高 | 1,648,937千円(30年ぶりの最高額) |
成長率 | 5年間で2.5倍 |
イベント名 | LuckyFes’24 |
開催日 | 2025年7月13日~15日 |
参加者数 | 6万人以上 |
新社長就任日 | 2025年6月25日 |
このように、LuckyFMは今後も地域社会に貢献しながら、さらなる成長を目指していく姿勢を示しています。