2025年7月2日発表｜HIRAC FUNDが3号ファンドに向け新体制を強化

HIRAC FUND新体制のお知らせ

2025年7月2日、株式会社マネーフォワードのグループ会社であるマネーフォワードベンチャーパートナーズ株式会社が運営する「HIRAC FUND（ヒラクファンド）」は、3号ファンドの立ち上げに向けて体制を強化しました。新たに岡田康司、佐藤匠、甚野広行の3名がパートナーに、檜山悠太朗がディレクターに就任しました。この新体制により、スタートアップ投資や投資先支援、LPとのリレーション構築・協業、新ファンドの設立に向けた準備を推進していく方針です。

背景

HIRAC FUNDは、マネーフォワードグループのベンチャーキャピタルであり、「スタートアップの立ち上げ・IPO経験」、「Fintech/SaaSへの知見」、「起業家とのネットワーク・コミュニティ」、「地域金融機関との連携」を活かして、2020年からこれまでに2つのファンドを運営し、40以上のスタートアップに投資を行ってきました。また、直近では1号エクステンションファンドを立ち上げるなど、成長を続けています。

今後の3号ファンドの立ち上げを見据え、さらなる投資活動や既存投資先のバリューアップ、LPとの中長期的なコミュニケーション強化、共創案件の創出を進めるために、今回の体制強化を実施しました。

体制の詳細および今後について

新たに就任したメンバーの強みや個性を活かし、ファンド運営を推進することが期待されています。また、古橋智史は今回のタイミングでパートナーを退きますが、今後も当社取締役および投資委員会の一員として投資活動に携わり、ファンド運営のアドバイスや投資先のサポートを続けます。

以下は、新しい役職と旧役職の詳細です。

新パートナーのプロフィール

新たにパートナーに就任した岡田康司、佐藤匠、甚野広行の各氏について、以下に詳細を紹介します。

パートナー 岡田 康司

岡田氏は「地域とスタートアップのHUBになる」というコンセプトを掲げ、全国の金融機関や事業会社とスタートアップとの密なコミュニケーションを通じて、協調投資や地域活性化に取り組んでいます。金融パフォーマンスを追求しつつ、地域のサステナブルな発展を目指す新たな事業を創造することに挑戦しています。

プロフィールとしては、2013年に慶應義塾大学を卒業後、三菱UFJ銀行に入行し、100社超の企業に関与。2022年からはHIRAC FUNDに参画し、スタートアップへのエクイティ投資を実施しています。

パートナー リレーションシップ担当 佐藤 匠

佐藤氏はファンドレイズ活動やLPとのコミュニケーションの重要性を認識し、地域金融機関との事業提携を通じてその経験を活かしています。今後、LP様とのリレーションシップ構築を強化することに尽力します。

プロフィールとしては、IT／人材紹介事業の営業経験を経て、2018年にマネーフォワードに入社。HIRAC FUNDには2022年12月から参画しています。

パートナー 甚野 広行

甚野氏は起業家やスタートアップの成長に関わることを喜びとし、最高の喜びを分かち合う瞬間を目指して活動しています。彼は常に起業家のファンであり続けることを誓い、全力で取り組む姿勢を持っています。

プロフィールとしては、米国のリベラルアーツカレッジを卒業後、バークレイズ証券でM&Aや資金調達のアドバイザリー業務を経験。2020年にHIRAC FUNDに参画し、投資実務やファンドレイズに携わっています。

ディレクター 檜山 悠太朗

檜山氏は多様性のある組織での投資活動にやりがいを感じ、起業家へのリスペクトとLP投資家への感謝の気持ちを持ちながら活動しています。結果を出しつつ、協業を通じた独自性の実現に全力で取り組む姿勢が期待されています。

プロフィールとしては、英国ロンドンの大学で経営学/金融学を専攻し、EY税理士法人で国際税務アドバイザリーに従事。2021年にHIRAC FUNDに参画し、幅広い領域の投資検討を進めています。

HIRAC FUNDの概要

HIRAC FUNDは、テクノロジーによる社会課題解決を目指すシード・アーリーステージのスタートアップに投資するVCファンドです。マネーフォワードグループの強みを活かし、スタートアップ業界に貢献するための出資・支援活動を行っています。

以下にHIRAC FUNDの基本情報をまとめます。

HIRAC FUNDは、今後もスタートアップの成長を支援し、地域経済の発展に寄与することを目指して活動を続けていきます。新体制のもとでの更なる成長と革新に期待が寄せられています。