2025年6月30日 大阪・関西万博給水回数400万回突破の意義とは
ベストカレンダー編集部
2025年7月2日 10:59
給水回数400万回突破
開催日:6月30日

大阪・関西万博会場における給水回数400万回突破の報告
2025年7月2日、株式会社OSGコーポレーションは、大阪・関西万博会場において、来場者及び運営スタッフへの「熱中症予防」と「プラスチックごみ削減」を目的とした給水スポットの設置を発表しました。この取り組みは、同社が推進する「ステハジ」プロジェクトの一環であり、給水スポットの利用回数が2025年6月30日には400万回を突破しました。これにより、来場者が快適に水分補給を行える環境が整えられています。
OSGコーポレーションは、会場内の給水スポットにおいて、清掃メンテナンスや定期的な給水サポートを行っており、全てのスタッフが「熱中症対策アドバイザー」の資格を保有しています。これにより、来場者に対して熱中症予防の啓発も行われています。

「ステハジ」熱中症対策アドバイザーによる給水サポート
OSGコーポレーションでは、給水スポットの設置に伴い、熱中症対策アドバイザーによる給水サポートを実施しています。担当スタッフは「熱中症予防声掛けビブス」を着用し、以下の「3つの声掛け」を通じて熱中症予防の啓発を行っています。
- こまめな水分補給
- 喉が渇く前の水分補給
- 会場給水スポットの紹介
これらの活動は、来場者や運営スタッフに直接声を掛けることで、会場内での熱中症予防の意識を高めることを目的としています。特に、暑さが本格化する中での水分補給の重要性を強調しています。

給水スポットの設置とその効果
大阪・関西万博会場内に設置された給水スポットは、2025年6月30日までに400万回の給水を記録しました。この取り組みは、熱中症予防とプラスチックごみ削減を目的としており、これまでに46台の給水スポットが設置されています。今後もさらなる増設が計画されており、来場者が快適に水分補給できる環境を提供することを目指しています。
また、給水スポットを利用することで、来場者が自身のマイボトルを使用することが奨励されており、これによりプラスチックごみの削減やCO2削減にも寄与しています。2025年6月30日までのデータによると、給水によるCO2削減量は329,845kgに達しています。

「ステハジ」プロジェクトの概要と目的
「ステハジ」プロジェクトは、“使い捨ては恥ずかしい”という理念のもと、個人や企業、自治体、教育機関、プロスポーツチームが一体となって、海洋プラスチック問題やその他の社会課題に取り組むことを目的としています。2025年6月30日現在、407団体がこのプロジェクトに加盟しており、様々なイベントを通じて啓発活動が行われています。
このプロジェクトは、日常的な意識と行動の変容を促し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めています。特に、大阪・関西万博においては、来場者が自らの行動を見直すきっかけとなることが期待されています。
項目 | 内容 |
---|---|
給水回数 | 400万回(2025年6月30日現在) |
設置給水スポット数 | 46台(第一弾増設14台含む) |
CO2削減量 | 329,845kg(2025年6月30日現在) |
加盟団体数 | 407団体(2025年6月30日現在) |
このように、大阪・関西万博会場における給水スポットの設置と「ステハジ」プロジェクトの取り組みは、来場者の熱中症予防とプラスチックごみ削減に寄与し、持続可能な社会の実現に向けた重要なステップとなっています。今後もこの活動が広がり、さらなる効果をもたらすことが期待されます。