11月14日開催「work with Pride 2025」カンファレンスで多様性推進の最新動向を発表

work with Pride 2025開催

開催日:11月14日

work with Pride 2025開催
work with Pride 2025カンファレンスって何するイベント?
LGBTQ+の職場環境改善を目指し、企業の多様性推進の事例発表やPRIDE指標2025の表彰式を行う年に一度の大規模なカンファレンスです。
PRIDE指標2025とレインボー認定ってどんな評価?
PRIDE指標は職場のLGBTQ+対応を5つの項目で評価し、レインボー認定は企業が他団体と協働し多様性推進に積極的に取り組む姿勢を評価します。

反DEIでも多様性を止めない。国内のDEI推進企業が集結

一般社団法人work with Prideは、2025年11月14日(金)に経団連会館・国際会議場で「work with Pride 2025」カンファレンスを開催することを発表しました。このカンファレンスは、日本国内の企業・団体がLGBTQ+などの性的マイノリティに関するダイバーシティ・マネジメントの促進と定着を支援することを目的としています。オンライン配信も予定されており、より多くの参加者が集まることが期待されています。

また、2025年7月1日より、職場におけるLGBTQ+に関する取り組みを評価する指標「PRIDE指標2025」と、2025年度「レインボー認定」の応募受付も開始されました。応募受付は2025年8月31日(日)まで行われ、詳細はwork with Prideの公式サイトで確認できます。

反DEIでも多様性を止めない。国内のDEI推進企業が集結。逆風下の最新事例を認定・発表!「PRIDE指標2025」の応募受付開始&『work with Pride 2025』カンファレンス開催決定! 画像 2

カンファレンスの目的と背景

近年、アメリカでは反DEI(多様性・公平性・包括性)の動きが広がりを見せていますが、日本国内ではLGBTQ+への企業対応の義務化が進んでいます。2025年6月3日にはパワハラ防止法が改正され、カミングアウトの禁止や強要がパワハラに該当することが明記され、就活生に対するSOGIハラスメントの防止も求められています。

このような背景の中で、work with Prideカンファレンスは、LGBTQ+の人々が自分らしく働ける職場づくりを進めるため、企業や団体の人事・人権・ダイバーシティ担当者を対象にした年に一度の大規模イベントです。日本国内の先進企業を表彰し、最新の事例や動向を発表する場となります。

反DEIでも多様性を止めない。国内のDEI推進企業が集結。逆風下の最新事例を認定・発表!「PRIDE指標2025」の応募受付開始&『work with Pride 2025』カンファレンス開催決定! 画像 3

カンファレンスの詳細

「work with Pride 2025」カンファレンスの開催概要は以下の通りです。

  • 開催日時:2025年11月14日(金)午後予定
  • 開催場所:経団連会館・国際会議場(東京都千代田区大手町1-3-2)/オンライン
  • 内容:挨拶、キーノート・スピーチ、トークセッション、PRIDE指標2025 表彰式など(予定)
  • 一般参加者:各界の企業・団体の役員及び人事・ダイバーシティ担当者など
  • 参加方法:事前参加申込制

参加申込方法については、準備が整い次第、work with Prideの公式サイトでお知らせされる予定です。

反DEIでも多様性を止めない。国内のDEI推進企業が集結。逆風下の最新事例を認定・発表!「PRIDE指標2025」の応募受付開始&『work with Pride 2025』カンファレンス開催決定! 画像 4

PRIDE指標2025とレインボー認定について

PRIDE指標は、LGBTQ+の人々が誇りを持って自分らしく働ける職場の実現を目指した評価指標です。以下の5つの指標から構成されています。

Policy: 行動宣言
会社としてLGBTQ+等の性的マイノリティに関する方針を明文化し、広く公開しているか。
Representation: 当事者コミュニティ
社内のコミュニティや相談窓口、無記名の意識調査など、意見を言える機会を提供しているか。
Inspiration: 啓発活動
従業員に対して理解を促進するための研修や啓発用ツールを提供しているか。
Development: 人事制度、プログラム
同性パートナーに対する人事制度・プログラムを適用しているか。
Engagement/Empowerment: 社会貢献・渉外活動
LGBTQ+やSOGIに関する理解を促進するための社会貢献活動を行っているか。

2024年には、968社の企業・団体がPRIDE指標に応募しました。2025年の応募企業数及び認定企業は、カンファレンス当日に発表される予定です。

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レインボー認定の意義

レインボー認定は、企業や団体が他のプレイヤーと協力しながらLGBTQ+の人々が自分らしく働ける社会を実現するための取り組みを評価するものです。この認定は、企業の取り組みが自社単独の範囲を超え、他のセクターとの協働を促進することを目的としています。

企業や団体がリーダーシップを発揮し、協力し合うことで、課題解決や社会システムの変革が期待されます。日本国内においても、こうした取り組みが進むことが求められています。

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参加企業と今後の展望

「work with Pride 2025」実行委員会には、以下の企業が参画しています。

  • EY Japan
  • NTTグループ
  • MSD株式会社
  • 株式会社オリエントコーポレーション
  • オルガノン株式会社
  • KDDI株式会社
  • 株式会社JVCケンウッド
  • 清水建設株式会社
  • 第一生命ホールディングス株式会社
  • 大日本印刷株式会社
  • 電通グループ
  • 日本オラクル株式会社
  • パナソニック ホールディングス株式会社
  • 東日本旅客鉄道株式会社
  • Bloomberg L.P.
  • 三井化学株式会社
  • 横浜ゴム株式会社

これらの企業は、LGBTQ+の人々が自分らしく働ける環境を整えるために、積極的に取り組んでいます。企業の多様性を尊重する姿勢が、今後の日本社会においてますます重要性を増していくことでしょう。

項目 詳細
カンファレンス日時 2025年11月14日(金)午後
開催場所 経団連会館・国際会議場/オンライン
PRIDE指標応募期間 2025年7月1日~8月31日
参加企業 EY Japan、NTTグループ、MSD株式会社、他

このように、work with Prideの取り組みは、企業の多様性を促進し、LGBTQ+の人々が安心して働ける職場の実現に向けた重要なステップです。今後の活動に注目が集まります。

参考リンク: