7月11日公開!ロッシーニ《セヴィリャの理髪師》全国上映決定
ベストカレンダー編集部
2025年7月1日 16:47
セヴィリャの理髪師全国公開
開催期間:7月11日〜7月17日

ロッシーニ《セヴィリャの理髪師》が全国公開
2025年7月1日、松竹株式会社からの発表により、ロッシーニの名作オペラ《セヴィリャの理髪師》が、7月11日(金)より全国公開されることが明らかになりました。この作品は、モーツァルト作曲《フィガロの結婚》の前日譚にあたるもので、アルマヴィーヴァ伯爵と理髪師フィガロが伯爵の恋を叶えるために奮闘するドタバタ喜劇です。ロッシーニの煌めく音楽とともに、笑い溢れるユーモラスなストーリーが展開されます。
本作は、ニューヨークのメトロポリタン・オペラ(通称:MET)の最新ステージを日本で楽しむことができる「METライブビューイング」の一環として上映されます。特に、2024-25シーズンの最終作目として位置付けられ、多くのオペラファンから注目を集めています。

公演の詳細と演出
《セヴィリャの理髪師》は、7月11日(金)から7月17日(木)まで全国で上映され、東劇では7月24日(木)までの2週間にわたり特別上映されます。上映館は、東劇、新宿ピカデリーを含む全国21館に及びます。
演出はトニー賞受賞のバートレット・シャーが手掛け、オーケストラを指揮するのはベルカント・オペラを得意とするジャコモ・サグリパンティです。彼はコロナ禍の影響で延期されていたMETデビューを果たすこととなります。

出演者のラインアップ
本作には、若手ロッシーニ・テノールのジャック・スワンソンがアルマヴィーヴァ伯爵役を、スター・メゾの地位を確立したアイグル・アクメトチナがロジーナ役を、そしてベルカント・バリトンのアンドレイ・ジリカウスキがフィガロ役を演じます。新進気鋭のスターたちが集結した注目のキャストが揃い、観客を魅了することでしょう。
以下は、主要な出演者の一覧です:
- アルマヴィーヴァ伯爵役:ジャック・スワンソン
- ロジーナ役:アイグル・アクメトチナ
- フィガロ役:アンドレイ・ジリカウスキ
- 他:ピーター・カルマン、アレクサンダー・ヴィノグラドフ

予告映像と歌唱映像の解禁
この度、ユーモア溢れる舞台とロッシーニのきら星のような音楽を楽しめる予告映像と本編歌唱映像が解禁されました。特に、ロジーナ役のアイグル・アクメトチナが軽やかに初恋の喜びを歌う「今の歌声は」や、変装したアルマヴィーヴァ伯爵とロジーナが束の間の逢瀬を楽しむ場面など、計4つの本編歌唱映像が公開され、観客の期待を高めています。
これらの映像では、恋を叶えるために奮闘するアルマヴィーヴァ伯爵とフィガロ、そして彼らに対抗するロジーナの後見人ドン・バジリオとのユーモラスなやりとりが描かれ、喜劇オペラの最高峰としての魅力が存分に伝わります。

あらすじの紹介
物語は18世紀のスペイン、セヴィリャを舞台に展開されます。アルマヴィーヴァ伯爵は、プラドで見初めた町娘ロジーナを追ってやってきますが、彼女が後見人のバルトロの家で籠の鳥状態になっていることを知ります。町の名物男で理髪師のフィガロと再会した伯爵は、彼を相棒にロジーナを助け出そうと決心します。フィガロのアドバイスに従い、伯爵は酔っぱらいの兵隊や音楽教師に変装してバルトロ家に潜り込むことになりますが、果たして彼らはロジーナを救い出すことができるのでしょうか。
上映情報のまとめ
ロッシーニの《セヴィリャの理髪師》の上映に関する情報を以下にまとめます。
上映期間 | 7月11日(金)~7月17日(木) ※東劇のみ7月24日(木)までの2週間上映 |
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上映館 | 東劇、新宿ピカデリーほか全国21館 |
指揮 | ジャコモ・サグリパンティ |
演出 | バートレット・シャー |
主要出演者 | ジャック・スワンソン、アイグル・アクメトチナ、アンドレイ・ジリカウスキ、ピーター・カルマン、アレクサンダー・ヴィノグラドフ |
上映予定時間 | 3時間22分(休憩1回) |
このように、ロッシーニの《セヴィリャの理髪師》は、豪華なキャストと魅力的な演出によって、多くのオペラファンに楽しんでもらえる作品となっています。詳細情報は公式サイトでも確認できます。
参考リンク: