2025年6月30日締結:ヨコオと富岡市の包括連携協定で地域活性化へ

ヨコオ富岡市連携協定

開催期間:6月30日〜3月31日

ヨコオ富岡市連携協定
ヨコオと富岡市がどんな協定を結んだの?
ヨコオと富岡市は地域産業の活性化や事業共創、人材育成、まちづくり推進を目的とした包括連携協定を2025年6月30日に締結しました。
この協定でヨコオは何を目指しているの?
ヨコオは地域との連携を強化し、新規事業やコト売りビジネスを推進。売上高1,000億円達成を目指し、地域活性化に貢献する狙いです。

ヨコオと富岡市の包括連携協定締結について

株式会社ヨコオ(本社:東京都千代田区、社長:徳間孝之)は、2025年6月30日に群馬県富岡市(市長:榎本義法)との包括連携協定を締結しました。この協定は、地域社会の発展と活性化を目的としており、富岡市役所にて締結式が行われました。

締結式には、ヨコオの横尾専務と榎本富岡市長が出席し、今後の協力関係の構築に向けた意気込みを示しました。

富岡市との深い関係

富岡市は、ヨコオの創業者である横尾忠太郎の生誕地であり、同社のマザー工場である富岡工場が所在する重要な地域です。さらに、横尾忠太郎は1965年から4年間富岡市長を務めており、長い歴史的な関係があります。

近年では、2021年には富岡市初のスポーツ3施設のネーミングライツ契約を締結し、2022年には富岡製糸場の煙突保存費用として寄付を行うなど、地域とのつながりを深めてきました。これらの活動を通じて、ヨコオは地域社会に貢献し続けています。

新たなビジネスの展開と協定の意義

ヨコオは、1922年に創業し、100年以上にわたりものづくりを行ってきました。近年では新規事業の開拓や、ビジネス構造の変革を進めるためにインキュベーションセンターを設立し、データやサービス、ソリューションの提供に注力しています。

今回の包括連携協定の締結により、富岡市との連携を強化し、地域内外の企業との事業共創や地域づくりを推進することが期待されています。この協定は、ものづくりにとどまらない新しいビジネスの発見につながる重要な一歩となるでしょう。

包括連携協定の具体的内容

富岡市との連携協力の内容は以下の通りです。

  • 地域産業活性化の支援に関すること。
  • 地域内外企業との事業共創に関すること。
  • 地域人材育成に関すること。
  • 地域づくり・まちづくりの推進に関すること。
  • その他、必要と認められる事項。

これにより、地域の活性化や産業の振興が期待され、地域住民や企業にとっても大きなメリットがあります。

契約期間と今後の展望

今回の包括連携協定は、令和7年6月30日から令和10年3月31日までの期間で締結されます。特段の意思表示がない場合、さらに1年間の継続更新が行われる予定です。

ヨコオは2024年に新中期経営計画2024-2028年を発表し、ミニマム10(売上高営業利益率10%、対前年営業利益成長率10%、ROE10%、ROIC10%)の実現と、売上高1,000億円の達成を目指しています。目標達成には、既存事業の拡大に加え、インキュベーションセンターによる新規事業やコト売りビジネスの進展が不可欠とされ、今回の協定はその一環として位置づけられています。

まとめ

今回のヨコオと富岡市との包括連携協定は、地域社会の発展と活性化を目指す重要な取り組みです。富岡市との歴史的な関係を背景に、ヨコオは新たなビジネスの展開を目指し、地域との協力を強化していく方針です。

以下に、今回の協定の内容を整理した表を示します。

項目 内容
地域産業活性化の支援 地域産業の振興を支援する取り組み
事業共創 地域内外企業との連携による新たな事業の創出
人材育成 地域の人材を育成するためのプログラム
地域づくり 地域の活性化やまちづくりを推進する活動
契約期間 令和7年6月30日~令和10年3月31日

この協定により、ヨコオは地域社会に貢献しながら新たなビジネスチャンスを模索していくことが期待されます。

参考リンク: