2025年7月1日開始 ウエディング業界初の生成AI推進室設立

生成AIとウエディング業界をつなぐ新たな試み

株式会社ウエディングパークは、2025年7月1日、ウエディング業界における生成AIの可能性を広げるために、業界初の専門組織「生成AI推進室」を設立しました。この取り組みは、急速に進化する技術を取り入れ、ウエディング業界の発展に寄与することを目指しています。

生成AI技術は、社会全体の情報の受け取り方やコミュニケーションのスタイルに大きな影響を与えています。ウエディング業界においても、カップルとの接点のあり方や式場の魅力の伝え方など、さまざまな面でテクノロジーによる変革が求められています。このような背景の中、ウエディングパークは業界全体が直面している人手不足、特にITリテラシーに優れた人材の不足に対処するために、新たな組織を設立しました。

「生成AI推進室」の設立背景

ウエディングパークは、2016年から人工知能（AI）技術に特化した研究開発組織「Wedding Park AI Lab」を立ち上げ、AI技術の研究を行ってきました。これにより、生成AIの力を活用したサービスの提供を進めてきました。例えば、Photoraitの「フォトタイプ診断」や、survoxの「議事録・要約機能」、Wedding Parkの「ムビレポ」の「見どころ抽出とコンテンツ生成機能」などが挙げられます。

「生成AI推進室」は、これまでのノウハウを活かし、業界全体の支援を進める役割を担います。生成AIとの向き合い方が、未来の競争力を左右する時代に突入しているため、ウエディングパークはこの分野におけるリーダーシップを発揮することを目指しています。

ウエディングパークの経営理念とビジョン

ウエディングパークは、「結婚を、もっと幸せにしよう。」という経営理念のもと、デジタル技術とウエディングを融合させた事業を展開しています。2021年からはデザイン経営に取り組み、技術とデザインを駆使して、結婚するカップルやウエディング業界を全面的に支援しています。

2004年に結婚式場のクチコミサービス「Wedding Park」を日本で初めてスタートし、現在ではインターネット上での結婚式のクチコミがスタンダードとなっています。このような背景の中、生成AIとウエディング業界をつなぐ中心的な役割を果たすことで、結婚を控えたカップルや業界関係者の幸せと発展に寄与することを目指しています。

責任者プロフィールとコメント

「生成AI推進室」の責任者である岩橋聡吾氏は、2016年にウエディングパークに中途入社し、エンジニアとして活躍してきました。彼は、システムマネージャーや「Wedding Park AI Lab」の所長を経て、現在の役職に就いています。岩橋氏は、生成AIを活用することで、ウエディングの「おもてなし」や体験価値を高めることを目指しています。

彼のコメントによれば、生成AIは「より便利に」というだけでなく、ウエディングの素晴らしさを新しい世代に伝えるための手段として位置づけられています。彼は、テクノロジーの力を借りながらも、人々の幸せを追求する未来を築くことに努める意向を示しています。

株式会社ウエディングパークの概要

ウエディングパークは、1999年に設立され、20年以上にわたり「デジタル×ウエディング」の事業を展開しています。以下は、同社の基本情報です。

• 所在地：東京都港区南青山3丁目 11-13 新青山東急ビル6F
• 設立：1999年9月
• 資本金：2億3198万円
• 代表者：代表取締役社長 日紫喜誠吾
• 事業内容：ウエディング情報サービス事業

運営メディアの紹介

ウエディングパークが運営するメディアには以下のようなものがあります。

1. 結婚準備クチコミ情報サイト「Wedding Park」
2. 海外・リゾートウエディングのクチコミ情報サイト「Wedding Park海外」
3. フォトウエディング・前撮りのクチコミ情報サイト「Photorait」
4. 婚約・結婚指輪のクチコミ情報サイト「Ringraph」
5. 結婚の“今”と“未来”を考えるメディア「結婚あした研究所 by Wedding Park」

まとめ

ウエディングパークの「生成AI推進室」は、生成AIとウエディング業界を結びつける新たな試みとして注目されています。業界のニーズに応える形で、テクノロジーを活用し、より多くのカップルや業界関係者に幸せを提供することを目指しています。

このように、ウエディングパークは生成AIを駆使して、ウエディング業界の未来を切り開いていくことを目指しています。業界全体の発展に向けた取り組みが期待されます。