2025年7月大阪・関西万博で学生が未来のお菓子パッケージを展示
ベストカレンダー編集部
2025年7月1日 11:44
お菓子スマイル展示会
開催期間:7月2日〜7月6日

大阪芸術大学と「お菓子で世界にスマイルプロジェクト」の産学連携
2025年7月2日(水)から7月6日(日)にかけて、大阪・関西万博において「お菓子で世界にスマイルプロジェクト」が開催されます。このプロジェクトは、大阪芸術大学のデザイン学科が、お菓子メーカーとの産学連携の一環として実施されるもので、未来のお菓子のパッケージデザインを学生が考案します。会場はギャラリーEASTで、毎日9時から21時まで開かれます。
本プロジェクトは、日本のお菓子を伝統文化の一つと捉え、その魅力と可能性を過去・現在・未来の三つのゾーンに分けて展示します。学生たちは「未来ゾーン」での展示に向けて、株式会社マンナンライフ、株式会社ブルボン、UHA味覚糖株式会社などの大手お菓子メーカー11社と協力し、来場者に「見る、触る、食べる」という体験を提供します。

日本のお菓子の魅力を伝える展示内容
本プロジェクトでは、約50社の日本のお菓子メーカーが参加し、各ゾーンでの展示を通じて日本のお菓子の魅力を伝えます。具体的な展示内容は以下の通りです。
- 過去ゾーン:昭和をテーマにした落雁やポン菓子の展示
- 現在ゾーン:現在販売中のお菓子を使ったアート作品を26社で23点展示
- 未来ゾーン:未来のお菓子をお菓子メーカー11社と共に展示
特に「未来ゾーン」では、大阪芸術大学の学生たちが考案したお菓子のパッケージデザインが注目されます。彼らの新鮮なアイデアとデザイン力が詰まった作品が展示される予定です。

産学連携の取り組みと学生の活躍
大阪芸術大学では、2024年度からデザイン学科の授業の一環として、未来のお菓子に関するデザイン提案を行うプロジェクトがスタートしました。これにより、合計66のアイデアが出揃い、結果として8社が学生のデザインを採用することとなりました。このような取り組みを通じて、学生たちは実際のビジネスシーンでの経験を積むことができ、クリエイティブなスキルを磨く機会を得ています。
また、学生たちのデザインは、単なるビジュアルだけでなく、機能性や市場性を考慮したものとなっており、これによりより多くの人々に楽しんでもらえるお菓子のパッケージが生まれることを目指しています。
「お菓子で世界にスマイルプロジェクト」の背景
このプロジェクトは、より多くの人々にお菓子を楽しんでもらいたいという思いから発足しました。近年、日本の伝統的な駄菓子屋が減少し、ポン菓子職人や飴細工職人も少なくなってきています。これにより、伝統的なお菓子の継承が難しくなっています。
しかし、日本のお菓子は世界的に見てもユニークで、フランスの有名シェフからも「クレイジー」と称賛されるほどのコストパフォーマンスを誇ります。お菓子を通じて人々が笑顔になり、自然とコミュニケーションが生まれることを目指しています。多くのメーカーが協力し、来場者に楽しんでもらうための新たな試みが展開されることが期待されます。
出展概要と注意事項
「お菓子で世界にスマイルプロジェクト」の出展概要は以下の通りです。
出展名 | お菓子で世界にスマイルプロジェクト |
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実施日時 | 2025年7月2日(水)~6日(日)9時~21時 ※7月2日(水)17時~21時、7月6日(日)9時~18時は時間変更あり |
実施場所 | 大阪・関西万博内 ギャラリーEAST |
なお、当日は先着順での案内となり、混雑時には整理券を配布する予定です。来場者は事前に情報を確認し、スムーズな入場を心がけることが推奨されます。
以上の内容を通じて、2025年の大阪・関西万博での「お菓子で世界にスマイルプロジェクト」は、日本のお菓子文化の魅力を伝える重要な機会となるでしょう。学生たちの創造力が生み出す未来のお菓子のデザインや、参加企業とのコラボレーションによって、来場者にとって新たな体験が提供されることが期待されます。
ゾーン | 内容 |
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過去ゾーン | 昭和の落雁やポン菓子の展示 |
現在ゾーン | 現在販売中のお菓子を用いたアート作品の展示 |
未来ゾーン | 未来のお菓子のパッケージデザインの展示 |
このような展示を通じて、来場者が日本のお菓子の歴史や未来を体験し、楽しむことができる機会となるでしょう。
参考リンク: