2025年7月開始「支払い.com」請求書カード払いの新展開

請求書カード払いサービス「支払い.com」の新たな展開

株式会社UPSIDER（以下、当社）は、2025年7月1日より、請求書カード払いサービス「支払い.com」において、パートナー企業を通じたサービス提供を開始することを発表しました。この取り組みにより、企業は専門知識や手間をかけることなく、自社ブランドで請求書カード払いサービスを展開することが可能となります。また、契約や審査などのオペレーションはすべて当社が実行します。

このサービスは、特に多くの中小企業が抱える資金繰りの課題に対処することを目的としています。建設業や製造業、小売業などでは、資材費や外注費が先行して発生し、売上金の入金までに数週間から数か月を要することが一般的です。このような背景から、企業間決済手段としては銀行振込が主流であり、クレジットカード決済の利用は限られています。

請求書カード払いサービスの必要性と背景

中小企業が直面する資金繰りの問題は、売上入金の遅れと支払いの先行によって慢性的に発生しています。特に、建設業や製造業、小売業などの業種では、資材費や外注費が先行して発生し、売上金の入金までに時間がかかるため、キャッシュフローにひずみが生じることが多いです。

「支払い.com」は、請求書に基づく銀行振込をクレジットカードを用いた決済に切り替えることで、最大60日程度の資金繰り改善を実現します。2022年の提供開始以降、累計1,000億円超の決済実績を誇り、多くの中小企業にとってキャッシュフロー改善の手段として高く評価されています。

サービスの特徴と利点

今回の新たな取り組みでは、以下のような特徴と利点があります。

• 自社ブランドでの展開: パートナー企業は、サービス名称や申込ページ、紹介ページを自社のブランドカラーやトーンに合わせてカスタマイズすることができます。これにより、既存の顧客基盤への親和性を高めながらサービスの拡張が可能です。
• オペレーションの簡素化: ユーザーとの契約締結やクレジットカード情報の審査、カスタマーサポートなど、サービス提供に必要なすべてのオペレーションは当社が担います。これにより、パートナー企業は金融業務の知見やリスク対応の仕組みを持たなくても、自社の強みである顧客接点に集中できます。
• レベニューシェア制度: パートナー企業には、送客ユーザーの決済数や経由決済額に応じた報酬をお支払いするレベニューシェアモデルが適用されます。これにより、サービスの拡大に伴って継続的な収益を得ることができ、販促や提携事業の収益基盤としても活用できます。

今後の展望とサービスの拡大

当社は今後、業種別団体や建設・製造・小売などの事業者ネットワーク、地方金融機関やSaaS企業との提携を進め、「請求書のカード払い」という新たな選択肢をより多くの企業に届けることを目指します。

さらに、これらの連携を通じて、各業界・業種に特化した金融サービスの開発・展開を進め、深い金融課題の解決を実現することを目指しています。これにより、企業の成長を支える金融サービスの構築・提供に尽力します。

当社のミッションと提供するサービス

当社は、「挑戦者を支える世界的な金融プラットフォームを創る」というミッションのもと、法人カード「UPSIDER」および請求書カード払いサービス「支払い.com」を提供しています。両サービスの利用社数は2025年3月末時点で80,000社を超えています。

「支払い.com」は、個人事業主や法人企業を対象としており、企業間の取引における銀行振込のお支払いを、ユーザーがお持ちのクレジットカードで決済できるサービスです。これにより、ユーザーは資金繰りの改善が可能となります。書類の提出や面談、審査は必要ありません。

サービスの詳細と連絡先

当社が提供する「支払い.com」については、以下のリンクから詳細をご確認いただけます。

• 支払い.com サービスサイト

また、提携に関するお問い合わせは、以下のリンクからご連絡いただけます。

• 提携・導入に関するお問い合わせ

株式会社UPSIDERの基本情報

以下は、株式会社UPSIDERに関する基本情報です。

このように、株式会社UPSIDERは、企業の成長を支えるための金融サービスを提供しており、今後も新たな展開を進めていくことが期待されます。