7月1日始動!講談社らのRoblox新規IP創出プロジェクト「ROBMIX」
ベストカレンダー編集部
2025年7月1日 10:06
ROBMIXプロジェクト始動
開催日:7月1日
講談社クリエイターズラボが「ROBMIX」プロジェクトを開始
株式会社講談社(本社:東京都文京区、代表取締役社長 野間省伸)は、2025年7月1日10時00分に、電通グループ、株式会社電通、GeekOut株式会社と共同で、没入型ソーシャルプラットフォーム「Roblox(ロブロックス)」を舞台とする新規IP創出・次世代クリエイター支援プロジェクト「ROBMIX(ロブミックス)」を始動することを発表しました。このプロジェクトは、日本のクリエイティブを世界に広めるための新たな取り組みとして注目されています。
「ROBMIX」プロジェクトでは、世界中のクリエイターが集うRobloxにおいて、日本発の新たな知的財産(IP)の創出と、メディアミックスによるグローバル展開を推進します。講談社クリエイターズラボは、長年にわたり蓄積してきた編集ノウハウを活かし、次世代のRobloxクリエイターの発掘・支援と、既存コンテンツのRobloxでの展開に取り組むことを目指します。
Robloxとは
Robloxは、日々9000万人以上がアクセスする世界有数の没入型プラットフォームです。このプラットフォームでは、ユーザーがゲームを遊ぶだけでなく、自ら体験を制作・発表することができます。特に、ユーザーの約4割が13歳以下という年齢構成から、未来のコンテンツが生まれる場所として注目されています。講談社はROBMIXでの取り組みにおいて、これまでの出版という枠組みを超えた「IP創造の新たなかたち」を模索していきます。
Robloxの特性を活かしたプロジェクトの詳細は以下の通りです。
- ユーザーが自由にコンテンツを制作できる環境
- 多様な年齢層のユーザーが参加
- ゲームだけでなく、さまざまな体験が可能
「ROBMIX」における取り組み
「ROBMIX」では、以下のような具体的な取り組みが行われます。
| 取り組み | 内容 |
|---|---|
| 新規IPの開発 | Robloxを起点としたキャラクター・世界観創出や、マンガなどへの展開を推進 |
| 既存IPのRoblox展開 | 既存IPをRoblox上で最適な形に再構築し、新たな体験として提供 |
| クリエイター支援 | Robloxで活躍するクリエイターに対し、編集者的な伴走支援を実施 |
| メディアミックス展開 | Roblox上で人気のある作品のマンガ化、書籍化、グッズ展開など、クロスメディア戦略を推進 |
これにより、講談社は今後も、世界で活躍する才能を支援し、日本のクリエイティブが世界へ羽ばたく一助となるべく、新たなクリエイターとの出逢いに積極的に取り組んでまいります。
講談社クリエイターズラボの概要
講談社クリエイターズラボは、株式会社講談社の第四事業本部にて2021年6月に創立されたR&D部署です。「編集の再定義」を掲げ、あらゆるジャンルのクリエイターと接点をもち、書籍や雑誌という形にとらわれない多種多様なコンテンツを世に送り出します。
具体的な活動内容は以下の通りです。
- インディゲームクリエイター支援や、新規ゲーム開発を企画する「講談社ゲームラボ」
- マッチング型マンガ投稿サイトDAYS NEO等を運営する「UGCメディアラボ」
- インディペンデント映像クリエイター支援や新規映像企画をおこなう「講談社シネマラボ」
- ジャンル問わず広くクリエイターのステップアップを支援する「クリエイターブーストラボ」
- 企業や自治体の課題に対しコンテンツの力で解決を提案する「コンテンツデザインラボ」
- プロデューサーシップで新たなコンテンツを生み出す「IPプロデュースラボ」
これらの活動を通じて、クリエイターの夢の実現のみならず、企業や自治体の課題を「編集」で解決していきます。
まとめ
講談社クリエイターズラボが参画する「ROBMIX」プロジェクトは、Robloxを通じて新たなIPの創出と次世代クリエイターの支援を目指す重要な取り組みです。これにより、講談社は日本のクリエイティブを世界に広めるための新たな道を切り開くことを目指しています。
以下に本記事で取り上げた内容をまとめます。
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| プロジェクト名 | ROBMIX |
| 参画企業 | 株式会社講談社、株式会社電通グループ、株式会社電通、GeekOut株式会社 |
| プラットフォーム | Roblox |
| 主な取り組み | 新規IP開発、既存IPのRoblox展開、クリエイター支援、メディアミックス展開 |
| 設立年 | 2021年6月 |
このように、講談社クリエイターズラボは新たなクリエイティブの可能性を探求し、次世代のクリエイターを支援するための多様な取り組みを行っています。