7月14日開始!ゆりかもめのタッチ決済で最大820円一日上限サービス
ベストカレンダー編集部
2025年6月30日 14:18
ゆりかもめ一日上限開始
開催日:7月14日

ゆりかもめがタッチ決済乗車で新サービスを開始
株式会社ゆりかもめは、2025年7月14日(月)始発から、タッチ決済による乗車で一日に何回ご利用いただいても最大820円となる「一日上限サービス」を開始します。このサービスは、都内で初めての試みであり、事前の登録や券売機での購入が不要です。
この新しい乗車スタイルは、三井住友カードが提供する公共交通機関向けソリューション「stera transit」を活用し、タッチ決済対応のカード(クレジットカード、デビットカード、プリペイドカード)や、同カードが設定されたスマートフォン等によるタッチ決済で適用されます。

サービスの詳細とメリット
本サービスの開始に伴い、ゆりかもめでは現在販売している磁気素材の「一日乗車券」および「お台場-有明快遊パス」の販売が、2025年7月13日(日)の終電をもって終了します。これにより、乗車の際に券売機に並ぶことなく、スムーズな移動が可能となります。
この新サービスのポイントは以下の通りです:
- 自動適用: 一日の上限運賃が自動的に適用されることで、観光がより便利かつお得になります。
- 快適な移動: 券売機に並ぶことなく、快適さとスムーズな移動を両立します。
- 環境への配慮: 磁気券発行に伴う紙資源を削減し、環境負荷の低減に貢献します。

サービスの利用方法
タッチ決済対応のカードやスマートフォンを使用してご乗車いただいた場合、一日に乗車した運賃の総額から820円を超えた運賃が割引されます。例えば、ゆりかもめの公式HPで紹介されている「おすすめ散策コース」を利用した場合、合計運賃が1,110円であれば820円に割引されます。
このサービスは、ゆりかもめの全駅で利用可能であり、対象の決済ブランドには以下が含まれます:
- Visa
- Mastercard®
- JCB
- American Express
- Diners Club
- Discover
- 銀聯
ただし、同一のカード番号かつ同一の媒体でご乗車いただいた場合に限り適用されるため、注意が必要です。例えば、同じカード番号でも、クレジットカードとスマートフォンのタッチ決済は媒体が異なるため、合算して計算されません。

各社の役割とタッチ決済乗車の背景
この新サービスの実現にあたり、各社はそれぞれの役割を果たしています。株式会社ゆりかもめは、タッチ決済・QRコード認証対応設備の整備や、タッチ決済・QRコード認証を活用した企画の実施を担当しています。
三井住友カード株式会社は、steraプラットフォームの提供や、VisaおよびMastercard®・銀聯のタッチ決済に関する導入支援・認知プロモーションを行っています。また、株式会社ジェーシービーは、JCBおよびAmerican Express、Diners Club、Discoverのタッチ決済に関するソリューション提供や認知プロモーションを担当しています。
QUADRAC株式会社は、交通事業者向け決済および認証に関するSaaS型プラットフォーム“Q-move”を提供し、全体のシステムを支えています。
ゆりかもめは、2025年3月17日(月)から、タッチ決済対応のカードやスマートフォンによる乗車サービスを開始しており、臨海地域を含む観光スポットを訪れるお客様にとって、よりシームレスでお得な移動を目指しています。
まとめ
2025年7月14日から開始される「一日上限サービス」は、ゆりかもめの利用者にとって非常に便利な新しい乗車スタイルを提供します。タッチ決済による乗車で、最大820円の上限が自動的に適用されることで、観光や移動がよりスムーズに行えるようになります。
以下は本サービスの主要な情報をまとめた表です。
項目 | 詳細 |
---|---|
開始日 | 2025年7月14日(月)始発から |
対象駅 | ゆりかもめ 全駅 |
決済ブランド | Visa、Mastercard®、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯 |
上限運賃 | 最大820円 |
特記事項 | 同一のカード番号かつ同一の媒体での利用に限る |
この新しいサービスが、より多くの利用者にとって利便性を高めることが期待されます。