2025年6月30日開始 ハラスメント防止の新採用管理システム導入
ベストカレンダー編集部
2025年6月30日 10:56
ハラスメント防止協業開始
開催日:6月30日
「パワーハラスメント・セクシャルハラスメントのない採用活動」に向けた取り組み
株式会社ワークス・ジャパン(本社:東京都千代田区、代表取締役:清水信一郎)は、2025年6月30日より、三井住友海上火災保険株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:舩曵真一郎、以下三井住友海上)との協業を開始し、パワーハラスメントやセクシャルハラスメントのない採用活動の普及・推進に向けた具体的な取り組みを行うことを発表しました。
この取り組みは、採用活動におけるハラスメントの防止を目的としており、特に新卒採用活動におけるセクハラ被害の実態に注目しています。厚生労働省の「職場のハラスメントに関する実態調査」によると、インターンシップでセクハラ被害を受けた学生は30.1%に上るという結果が出ています。このような背景から、男女雇用機会均等法に新たな条文が追加される見込みであり、企業は採用活動においてより一層の注意が求められています。
新たな採用管理システム『e2R PRO Advance+』の導入
ワークス・ジャパンは、リクルーター登録機能を備えた採用活動支援システム『e2R PRO』のプランリニューアルを行い、新たに『e2R PRO Advance+』を導入しました。このシステムは、企業が採用業務においてExcelや紙の管理を撤廃し、応募者とのOne to Oneのコミュニケーションを実現することを目的としています。
『e2R PRO Advance+』の主な特徴は以下の通りです:
- 応募経路の一元化:各就職ナビやリファラル、エージェントなどからの情報を一元管理し、直感的な操作性を実現。
- 各種ツールとの連携:適性検査やWeb面接ツール、LINEなど、採用活動に必要な各種ツールと連携。
- リクルーター登録機能:リクルーターが採用活動を行うことができ、採用活動のステータスを一元管理。
この新しいシステムにより、人事業務の軽減が図られ、オンライン採用においても応募者とのコミュニケーションが円滑に行えるようになります。リクルーターの活用により、企業の採用活動がより効率的に進められることが期待されています。
三井住友海上との協業背景
新卒採用活動においては、企業の採用部門が専任で行うケースが多いですが、最近では人手不足や雇用の流動化により、各現場が直接採用活動を行う比率が高まっています。このような状況において、企業の現地社員がリクルーターとして学生と接触する際のルール策定が求められています。
三井住友海上との協業により、ワークス・ジャパンは『e2R PRO Advance+』プランを導入する企業向けに、良質なサービスを提供することを目指しています。具体的には、保険商品の活用を含めた協業を行い、企業が自社に適した採用活動戦略を構築するためのリスクマネジメントの提供を行います。
会社概要
この取り組みに関与する企業の概要は以下の通りです:
| 会社名 | 所在地 | 設立 | 代表者 | 事業内容 | ホームページ |
|---|---|---|---|---|---|
| 三井住友海上火災保険株式会社 | 東京都千代田区神田駿河台3-9 | 1918年10月21日 | 舩曵真一郎 | 損害保険業等 | https://www.ms-ins.com/ |
| 株式会社ワークス・ジャパン | 東京都千代田区鍛冶町2丁目2番2号 神田パークプラザ7階 | 2010年7月7日 | 清水信一郎 | 企業人事部向けコンサルティング、採用プロモーション、採用支援システム等 | https://www.worksjapan.co.jp/ |
このように、ワークス・ジャパンと三井住友海上は、ハラスメントのない採用活動を実現するために協力し、企業向けに新たなサービスを提供することで、より良い採用環境の構築を目指しています。
以上の内容をまとめると、ワークス・ジャパンは新たな採用管理システム『e2R PRO Advance+』を導入し、三井住友海上との協業を通じて、パワーハラスメントやセクシャルハラスメントのない採用活動の普及を推進しています。この取り組みにより、企業は自社に適した採用戦略を構築し、リスクマネジメントを強化することが期待されます。