6月24日開催|新卒未来フォーラム「ジョブズ」で就活基準を議論
ベストカレンダー編集部
2025年6月30日 10:49
新卒未来フォーラム開催
開催日:6月24日

新卒未来フォーラム「ジョブズ」の開催概要
2025年6月24日、good luck株式会社が主催する新卒未来フォーラム「ジョブズ」が開催されました。このフォーラムは、これからの新卒採用や就職活動に関する課題を議論する場として設けられ、採用責任者や人事担当者が集まりました。開催場所はパーソルキャリア本社で、19時から21時までの間に行われました。
このイベントは、毎月開催される形式で、新卒採用に関する現状の課題を議論し、改善策を模索することを目的としています。特に、学歴フィルターのあり方や新たな評価基準の導入についての意見交換が行われました。

ジョブズの目的と意義
ジョブズは、日本の新卒採用や就職活動のあり方を研究するためのフォーラムです。参加者は現場のリアルを知る人事や採用責任者であり、彼らが持つ経験や知見をもとに、採用に関する課題を議論します。
このフォーラムの重要な点は、絶対的な解が存在しない新卒採用や就職活動の分野において、参加者が共に考え、意見を交わすことで、より良い採用環境を築くための議論ができることです。

議論の内容と主要なテーマ
今回のフォーラムでは、以下のようなテーマが取り上げられました。
- 学歴フィルターは今後も残り続けるか?
このテーマでは、学歴フィルターが薄れる傾向にあるという意見と、依然として存在するという意見が交わされました。近年のジョブ型採用の進展により、学歴よりもスキルを重視する企業が増えていることが影響していると考えられます。 - 学歴に代わる評価軸は機能しうるのか?
企業ごとの基準の明確化・多様化が進む中で、機能する可能性があるという意見がありました。しかし、現状では新卒要件のペルソナ設定ができている企業が少なく、面接官のトレーニング不足が課題とされています。 - これからの時代に必要な基準と要件定義
スキルファーストや行動特性、価値観に基づく基準などが挙げられ、自社に合う人材を採用しても同質化してしまう問題が指摘されました。

学歴フィルターに関する議論
永島さんは、学歴フィルターという言葉を廃止したいと述べ、採用時には自社に合う人を見極める基準を定める必要があると強調しました。優秀な人材は学歴フィルターを利用する企業に興味を持たなくなり、入社後すぐに辞めてしまう傾向があるため、企業は採用基準を見直す必要があると指摘しました。
また、AIの活用が採用の効率化に寄与する可能性についても言及され、アメリカの企業ではAIによる適切なマッチングが実現されている事例が紹介されました。

主催者のコメント
good luck株式会社の代表、高村一光氏は、今回のフォーラムの意義を強調し、「学生の価値を高めること」と「企業がジョブを明確にすること」が求められるようになると述べました。新卒採用には絶対的な正解が存在しないため、様々な視点から議論を重ねることが重要であると強調しました。
また、今後も継続的に有意義な議論の場を設け、充実した新卒未来フォーラムの開催に努めていく考えを示しました。
次回イベントの告知
次回のジョブズは、2025年7月25日(金)19:00から20:30に開催される予定です。メインテーマは「配属ガチャをなくすために企業ができる工夫とは何があるか?」で、サブテーマとして以下が設定されています。
- 企業にとって“適材適所”とはどこまで実現可能なのか?
- 配属における「納得感」は誰がどのように担保すべきか?
- 『個』がキャリアの主導権を語る時代に、企業はどう対応すべきか?
参加希望の方は、以下のリンクからお申し込みください。
イベントのまとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
イベント名 | 新卒未来フォーラム「ジョブズ」 |
開催日 | 2025年6月24日 |
開催時間 | 19:00 – 21:00 |
開催場所 | パーソルキャリア本社 |
メインテーマ | これからの時代にあるべき就活の基準とは? |
次回開催日 | 2025年7月25日 |
このように、ジョブズは新卒採用に関する重要な議論を行う場として位置付けられています。新卒採用の環境は常に変化しており、企業と学生の双方がより良い環境を築くために、今後も議論が続けられることが期待されます。
参考リンク: