2025年10月上演『近松心中物語』現代演劇で蘇る名作

近松心中物語上演

開催期間:10月18日〜10月26日

近松心中物語上演
近松心中物語ってどんな舞台なの?
秋元松代の名作戯曲を現代演劇として蘇らせた心中劇で、古典の様式を活かしつつ現代的な感情を織り交ぜた深い人間ドラマが描かれます。
チケットはいつから買えるの?
チケットは2025年8月2日(土)10:00から一般発売が開始され、ローソンチケットやイープラス、チケットかながわで購入可能です。

秋元松代の傑作戯曲『近松心中物語』が現代に蘇る

1979年の初演以来、演劇史にその名を刻み続ける秋元松代の傑作戯曲『近松心中物語』が、KAAT神奈川芸術劇場〈大スタジオ〉にて、2025年10月に上演されることが決定しました。この舞台は、演出に堀越涼を迎え、CCCreationが企画・製作を手がけます。演出の堀越は、古典芸能の構造や様式を現代演劇に昇華させる独自の美学で注目を集めており、過去の作品でも高い評価を得てきました。

本作では、衣装や美術などのビジュアルは現代的に、演技様式は古典に寄せて、ジャンルや時代を越えて“今”と共鳴する心中劇が立ち上がります。秋元戯曲の緻密な構造に、現代の生々しい感情や空気を持ち込み、普遍的な人間の業と愛を鋭く浮かび上がらせることを目指しています。

秋元松代の傑作戯曲『近松心中物語』が現代に蘇る KAAT神奈川芸術劇場にて10月上演 画像 2

演出と音楽の融合

音楽監督には吉田能が起用され、劇中全編を生演奏と生音のみで構成します。これにより、舞台空間そのものを“演奏”するような感覚的演出が実現され、観客の感覚と感情に静かに深く訴えかけることが期待されます。また、THE CONVOY SHOWの舘形比呂一が振付・ステージングで参加し、身体表現に独自のリズムと陰影を加えます。

このように、演出と音楽が見事に融合した舞台体験が、観客に新たな感動をもたらすことでしょう。

豪華キャストと演奏陣

本作には、渡部豪太(忠兵衛)、豊田エリー(梅川)、松島庄汰(与兵衛)、木﨑ゆりあ(お亀)、霧矢大夢(母・お今)、植本純米(八右衛門)など、豪華なキャストが揃います。さらに、令和を生きる俳優陣21名が集結し、演奏陣も含めた総勢30名が舞台上に息づきます。

このような多彩なキャストによって、秋元戯曲の骨格に演出・音楽・美術・俳優それぞれの力が丹念に重ね合わせられ、身体・言葉・音が渾然一体となる「現代の心中劇」が展開されます。

公演概要とチケット情報

公演の詳細は以下の通りです。

タイトル 舞台『近松心中物語』
秋元松代
演出 堀越涼(あやめ十八番)
音楽監督 吉田能(あやめ十八番)
会場 KAAT神奈川芸術劇場〈大スタジオ〉
日程 2025年10月18日(土)〜26日(日) 全13回公演
主催・企画・製作 CCCreation
提携 KAAT神奈川芸術劇場

チケット情報は以下の通りです。

  • S席:10,000円(税込)
  • U-25:6,500円(税込)
  • アフターパンフレット付きS席:12,000円(税込・送料込)
  • アフターパンフレット付きU-25:8,500円(税込・送料込)

未就学児の入場は不可で、U-25は観劇当日25歳以下の方が対象となります。年齢確認が必須です。また、託児サービスもあり、10月19日の13時公演では要予約・有料(2,000円)となります。

一般発売は2025年8月2日(土)10:00から開始され、ローソンチケット(Lコード:35935)、イープラス、チケットかながわで購入可能です。詳細については公式サイトをご覧ください。

まとめ

秋元松代の名作『近松心中物語』が、現代の舞台として蘇ります。演出・堀越涼の手による感覚的な演出、豪華なキャストと音楽が融合した新たな舞台体験が、観客に深い感動をもたらすことでしょう。公演の詳細は以下の表にまとめましたので、参考にしてください。

項目 内容
タイトル 舞台『近松心中物語』
秋元松代
演出 堀越涼
音楽監督 吉田能
会場 KAAT神奈川芸術劇場
日程 2025年10月18日〜26日
チケット情報 S席:10,000円、U-25:6,500円

この舞台が、観客にとって特別な体験となることが期待されます。

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