7月6日放送開始『ザ・ノンフィクション』台湾編続編の魅力
ベストカレンダー編集部
2025年6月29日 11:45
フジテレビTaiwanPlus共同制作
開催期間:7月6日〜7月13日

フジテレビとTaiwanPlusが初の共同制作を実現
2025年6月29日、株式会社フジテレビジョンは、台湾公共テレビが運営する英語専門プラットフォーム「TaiwanPlus」との共同制作に関する発表を行いました。これは、両社にとって初めての試みとなります。共同制作の第1弾として、人気ドキュメンタリーシリーズ『ザ・ノンフィクション』の続編「今晩 泊めてください2」が放送されることが決定しました。
この作品は、リュック一つで全国をさすらうシュラフ石田氏が、夕方になると「今晩泊めてください」と書かれたフリップを掲げ、泊めてくれる人々との一期一会の出会いを楽しむ様子を描いています。石田氏はこの生活を始めてから4年が経過し、これまでに800軒以上の家を泊まり歩いてきました。
放送は、前編が2025年7月6日(日)14時から、後編が7月13日(日)14時から行われます。また、放送後にはFODにて見逃し配信も行われます。視聴者は、リンクを通じて作品を楽しむことができます。

シュラフ石田の台湾での新たな出会い
シュラフ石田氏は、2023年10月の放送から1年半が経過した後、今年の1月に台湾へ旅立ちました。彼が大学時代に「泊めてください」の活動を始めた場所での新たな出会いが待ち受けています。石田氏は、泊めてくれる人を「家主さん」と呼び、彼らとの交流を深めながら、台湾の文化や人々との触れ合いを楽しんでいます。
台湾では、石田氏が初対面の家主とカタコトの英語と中国語でコミュニケーションをとり、彼らの話を聞くことで新たな発見を得ています。彼は、原点に立ち戻り、自分の生き方に対する疑問を抱くようになっています。このドキュメンタリーは、視聴者にとっても新たな視点を提供することでしょう。
第2弾と第3弾の共同制作内容
第2弾では、大阪万博で台湾系企業が出展した「TECH WORLD」館を取材します。このパビリオンでは、最先端のデジタル技術と台湾の美しい自然が融合した展示が話題となっています。多彩なアートや文化パフォーマンスを通じて、台湾の技術力と文化的魅力を伝えることを目指しています。
特に注目されるのは、雲門舞集(クラウドゲート)のパフォーマンスです。50年以上の歴史を持つ台湾を代表する現代舞踊団の圧倒的な表現力は、来場者を深く魅了しました。また、8月には台湾から新たなパフォーマンスグループを迎え、テクノロジーとアートの融合をテーマにした公演も予定されています。
フジテレビドキュメンタリーの新たな展開
フジテレビは、2024年8月に「フジテレビドキュメンタリー」というブランドを立ち上げ、様々な形でドキュメンタリー作品を展開しています。これまでに『ザ・ノンフィクション』とYahoo!ニュースでコラボした「#令和アーカイブス」企画など、地上波以外でもコンテンツを展開してきました。
今回の共同制作は、フジテレビにとって初めての海外との共同制作であり、今後もさらなる拡大が期待されています。視聴者は、台湾の文化や人々の生活を通じて、両国の深い関係を感じることができるでしょう。
TaiwanPlus(台湾プラス)について
TaiwanPlus(台湾プラス)は、台湾公共テレビ(PTS)が運営する台湾初の英語専門プラットフォームです。このプラットフォームでは、独立・中立・客観的なニュース報道に力を入れ、高品質なオリジナル番組を制作・配信しています。台湾の多様な文化や独自の風土、人々の暮らしを世界に発信することを目的としています。
視聴者は、ニュース、ドキュメンタリー、映画など、様々なコンテンツを通じて、台湾の魅力を発見することができます。TaiwanPlusのCEOであるMichael Yu氏は、この共同制作を通じて、台湾の人々と文化が織りなす心温まる物語を届けたいと述べています。
まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
共同制作 | フジテレビとTaiwanPlusによる初のドキュメンタリー共同制作 |
作品名 | 『ザ・ノンフィクション』「今晩 泊めてください2」 |
放送日 | 前編:2025年7月6日(日)14時、後編:2025年7月13日(日)14時 |
配信 | FODにて見逃し配信あり |
次回作品 | 「台湾の若者カルチャー」やTaiwanPlusのオリジナル作品 |
このように、フジテレビとTaiwanPlusの共同制作は、視聴者に新たな文化体験を提供することが期待されています。台湾の魅力や人々の生活を知ることで、両国の理解が深まることを目指しています。
参考リンク: