2025年6月29日開始 藤田嗣治の多彩な情熱を神戸で体感する展覧会

藤田嗣治7つの情熱展

開催期間:6月29日〜9月15日

藤田嗣治7つの情熱展
藤田嗣治の展覧会ってどんな内容なの?
藤田嗣治の作品を7つの情熱に分けて紹介し、油彩や版画など150点以上を展示。日本人画家の作品も合わせて楽しめる特別展です。
展覧会はいつどこで開催されるの?
神戸市立小磯記念美術館で2025年6月29日から9月15日まで開催。開館時間は10時から17時で、月曜休館(一部例外あり)です。

特別展「藤田嗣治 7つの情熱」について

神戸市立小磯記念美術館にて、2025年6月29日から9月15日までの期間、特別展「藤田嗣治 7つの情熱」が開催されます。この展覧会では、著名な画家である藤田嗣治(レオナール・フジタ 1886~1968年)の芸術を7つの視点から紹介し、彼の創作の源を深く探求します。

展覧会の監修は、藤田研究の第一人者として知られるシルヴィー・ビュイッソン氏が担当し、藤田の作品を「自己表現」「風景」「前衛」「東方と西方」「女性」「子ども」「天国と天使」という7つの情熱に基づいて解説します。藤田の多様な表現を通じて、彼がどのように時代や文化に影響を与えたのかを考察します。

展覧会の内容と構成

本展は、藤田嗣治の作品を中心に、彼と関わりの深い日本人画家の作品も展示されることが特徴です。特に、第二部では、藤田と同時代に活動した日本人美術家9名の作品が紹介され、藤田の影響力や彼が果たした役割に迫ります。

展示される作品は、個人所蔵を含む国内外から集められた油彩、版画、資料など、150点以上に及びます。以下のような作品が展示される予定です:

  • 藤田嗣治の油彩画
  • 版画や素描
  • 関連する資料

また、藤田とゆかりのある日本人美術家として、以下の作家の作品が展示されます:

  1. 川島理一郎
  2. 板東敏雄
  3. 小柳正
  4. 東郷青児
  5. 岡鹿之助
  6. 高野三三男
  7. 高崎剛
  8. 海老原喜之助
  9. 田淵安一

さらに、同時開催の「小磯良平作品選Ⅱ」では、当館が所蔵する小磯良平の作品も展示され、藤田の作品との対比を楽しむことができます。

開催概要

この展覧会は、以下の詳細に基づいて開催されます:

項目 詳細
会期 2025年6月29日(日)~9月15日(月・祝)
開館時間 10時00分~17時00分(入館の受け付けは16時30分まで)
休館日 毎週月曜日(7月21日、8月11日、9月15日は開館)、7月22日(火)、8月12日(火)
入館料 一般:1,200円(1,000円)、大学生:600円(500円)
高校生以下:無料(学生証、生徒手帳など提示)
神戸市在住の65歳以上:600円(住所と年齢証明)
障がい者手帳または「ミライロID」提示:無料
主催 神戸市立小磯記念美術館、神戸新聞社
協力 日本航空
後援 在日フランス大使館、アンスティチュ・フランセ、サンテレビジョン、ラジオ関西、NHK神戸放送局、神戸新交通株式会社
企画協力 ブレーントラスト

このように、展覧会は多くの方々に向けて開かれ、様々な年齢層の方々が楽しめる内容となっています。特に、高校生以下は無料で入館できるため、若い世代にも藤田の作品に触れる機会が提供されます。

関連情報とリンク

この特別展に関する詳細な情報は、神戸市立小磯記念美術館の公式ウェブサイトにて確認できます。展覧会の詳細や関連イベントについては、以下のリンクをご参照ください。

藤田嗣治の多彩な表現を通じて、彼がどのように日本と西洋の架け橋となったのかを探るこの展覧会は、芸術愛好者にとって魅力的な機会となるでしょう。

まとめ

特別展「藤田嗣治 7つの情熱」は、神戸市立小磯記念美術館にて2025年6月29日から9月15日まで開催され、藤田の作品を7つの情熱に基づいて紹介します。展示内容や開催概要は以下の通りです:

項目 詳細
会期 2025年6月29日(日)~9月15日(月・祝)
開館時間 10時00分~17時00分
休館日 毎週月曜日、特定の火曜日
入館料 一般:1,200円、大学生:600円、高校生以下:無料
主催 神戸市立小磯記念美術館、神戸新聞社

本展は、藤田嗣治の芸術を通じて、彼と関わりの深い日本人美術家たちの作品も楽しむことができる貴重な機会です。興味がある方は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

参考リンク: