2025年4月開始の大阪万博で環境配慮型LimeAir Bag導入
ベストカレンダー編集部
2025年6月27日 14:11
大阪万博LimeAir提供
開催期間:4月13日〜10月13日

TBM、2025年大阪・関西万博で「LimeAir Bag」を提供
株式会社TBM(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:山﨑 敦義)は、2025年4月13日から10月13日まで大阪市で開催される「2025年日本国際博覧会(以下、大阪・関西万博)」において、運営参加サプライヤーとして協賛し、環境配慮型素材「LIMEX(ライメックス)」を使用したポリ袋「LimeAir Bag(ライムエアーバッグ)」を提供することを発表しました。TBMは、万博の「共創チャレンジ」を支援する「TEAM EXPO 2025」プログラムの共創パートナーにも登録されています。
大阪・関西万博では、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げ、カーボンニュートラルやサーキュラーエコノミーの実現、生物多様性の保全など、幅広い環境配慮の取り組みが進められています。
環境に配慮した「LimeAir Bag」の特長
「LimeAir Bag」は、炭酸カルシウムを主原料とするLIMEXを使用したポリ袋であり、以下の特長があります。
- 石油由来プラスチック使用量の削減:炭酸カルシウムを使用することで、従来のポリエチレン製袋に比べて石油由来プラスチックの使用量を大幅に削減できます。
- CO2を含む温室効果ガス排出量の抑制:原材料調達から処分までのライフサイクル全体で、従来のポリエチレン製袋やバイオマスプラスチック25%配合、再生材40%配合の袋と比較して、温室効果ガスの排出量を抑制することが期待されています。
- 独自の配合技術による軽量化:ポリエチレン樹脂と炭酸カルシウムを混練・延伸する独自の技術により、フィルムの嵩密度を低減させ、一般的なポリエチレン製の袋よりも軽量化を実現しています。
- バイオマスプラスチック配合タイプの提供:ポリエチレン樹脂と炭酸カルシウムにバイオマスプラスチックを約25%配合した「Bio LimeAir Bag(バイオライムエアーバッグ)」も提供可能で、さらなる環境性能の向上が図られています。
このように、LimeAir Bagは環境に配慮した製品として、さまざまな場面での導入が進んでいます。現在、大手のホテルチェーンや飲食店、ホームセンター、食品工場などでごみ袋としての使用が広がっています。
大阪・関西万博におけるLimeAir Bagの役割
大阪・関西万博の開催期間中、LimeAir Bagは会場内の共用エリア各所でごみ袋として使用され、万博の環境に配慮した運営に貢献します。万博のテーマに沿った形で、持続可能な未来社会の実現に向けた取り組みの一環として、LimeAir Bagの使用が期待されています。
このような取り組みは、来場者に対しても環境意識を高めるきっかけとなるでしょう。万博でのLimeAir Bagの導入は、環境問題への関心を促進し、持続可能な社会の実現に向けた一歩となることが期待されます。
株式会社TBMの概要
株式会社TBMは、2011年8月に設立され、東京都千代田区有楽町に本社を構えています。代表者は山﨑 敦義で、資本金は1億円(資本準備金含み、120億3546万円)です。主な事業内容としては、環境配慮型の素材開発及び製品の製造、販売、資源循環を促進する事業などがあります。
TBMは、環境問題に対する取り組みを強化しており、持続可能な社会の実現に向けた製品開発に注力しています。公式ウェブサイトはこちらからご覧いただけます。
まとめ
TBMが提供する「LimeAir Bag」は、2025年大阪・関西万博において、環境に配慮した運営を支える重要な役割を果たします。以下に、LimeAir Bagの特長とTBMの概要をまとめました。
項目 | 内容 |
---|---|
製品名 | LimeAir Bag |
主原料 | LIMEX(炭酸カルシウム) |
特長 | 石油由来プラスチック削減、温室効果ガス排出量抑制、軽量化 |
バイオマスプラスチック配合タイプ | Bio LimeAir Bag |
会社名 | 株式会社TBM |
設立年 | 2011年8月 |
資本金 | 1億円 |
所在地 | 東京都千代田区有楽町1-2-2 15F |
このように、LimeAir Bagの導入を通じて、環境問題への意識を高め、持続可能な社会の実現に向けた取り組みが進められています。TBMの活動が今後も広がりを見せることが期待されます。