2025年6月26日開始、沼津駅南口の新まちづくり協定で地域活性化へ
ベストカレンダー編集部
2025年6月26日 21:45
沼津駅周辺まちづくり協定
開催日:6月26日

静岡県沼津市とUR都市機構が協定を締結
2025年6月26日、株式会社フィル・カンパニーをはじめとする4社は、静岡県沼津市及び独立行政法人都市再生機構(UR都市機構)と、沼津駅周辺のまちづくり推進に関する事業パートナー協定を締結しました。この協定は、沼津駅南口にあるUR都市機構保有地を活用し、地域の活性化と魅力的な空間の創出を目指すものです。
本協定では、UR都市機構が実施した公募に参加し、選定された事業パートナーとして、地域の活性化に向けた取り組みを行うことが定められています。

事業の目的と概要
本事業の目的は、沼津駅周辺をヒト中心の魅力ある空間に再編することです。具体的には、西武百貨店跡地に拠点施設と広場部を組み合わせた賑わい拠点を整備します。これにより、多くの市民や観光客が集まり、滞在し、交流する駅前空間を創出することを目指しています。
拠点施設は、飲食や物販などの「店舗部」と、地域貢献活動の拠点となる「地域貢献部」で構成されます。また、緑が豊富で開放的な「広場部」と合わせて、周辺環境と調和した景観を創出する計画です。

広場の設計と機能
計画地内には、以下の4つの異なる広場が設けられ、様々なアクティビティが展開できるよう工夫されています。
- 待合広場:バスターミナルと連携し、交通利用者の利便性を高めるスペース。
- 階段広場:大階段から2階テラスへとつながる立体的な広場。
- 芝生広場:まちの中庭のようにくつろげる、緑あふれる開放空間。
- ピロティ広場:雨天でもイベントが開催可能な全天候型スペース。
これらの広場は、地域のイベントや交流の場として機能し、地域住民や観光客にとって魅力的な空間を提供します。

事業パートナーの役割と物件概要
本事業における各事業パートナーの役割は以下の通りです。
- 株式会社フィル・カンパニー
- 事業パートナー代表、店舗部の統括。
- 株式会社フィル・コンストラクション
- 拠点施設(地域貢献部、店舗部)の設計監理。
- 株式会社ブルースタジオ
- 広場の設計、コンセプト監修。
- 加和太建設株式会社
- まちづくり活動、地域連携。
物件の概要は以下の通りです。
項目 | 詳細 |
---|---|
所在地 | 静岡県沼津市大手町三丁目1番1号 |
交通 | JR沼津駅南口徒歩1分 |
敷地面積 | 831.42㎡(うち400㎡程度を店舗部として運用) |

テナント事業者の募集と地域活性化への取り組み
本事業では、地域に根ざした活動を共に展開していただける事業者との連携を視野に入れています。沼津駅南口徒歩1分という好立地を活かし、地域とともに沼津を盛り上げる事業者との協働に向けて準備を進めています。
また、フィル・カンパニーグループは、20年間にわたり培ってきた土地有効活用のノウハウを活かし、今後は自治体が所有する未利用地に対し、提案から実行までを一貫して行うことで地域課題の解決や地域社会の活性化に貢献する方針です。

PPPの拡大について
PPP(Public Private Partnership)とは、公共と民間企業が連携し、それぞれの強みを活かして地域課題の解決や公共施設の整備を行う取り組みです。フィル・カンパニーは、今後も自治体とともに地域の特性に応じた最適な活用方法を提案し、実現していく考えです。
まとめ
今回の協定締結により、沼津駅周辺は新たな魅力を持つ空間に生まれ変わることが期待されています。地域の活性化に向けた取り組みが進む中、今後の展開が注目されます。
項目 | 詳細 |
---|---|
協定締結日 | 2025年6月26日 |
事業目的 | 沼津駅周辺の魅力的な空間の創出 |
事業パートナー | 株式会社フィル・カンパニー、株式会社フィル・コンストラクション、株式会社ブルースタジオ、加和太建設株式会社 |
物件概要 | 静岡県沼津市大手町三丁目1番1号、JR沼津駅南口徒歩1分 |
このように、沼津市とUR都市機構、事業パートナーが連携して進めるまちづくりは、地域の活性化に向けた重要なステップとなります。
参考リンク: