2025年6月実施 化粧品OEM調査で判明した課題と新サービス

化粧品OEM調査発表

開催期間:6月14日〜6月19日

化粧品OEM調査発表
なんで化粧品ブランドの7割が新しいOEMと取引したいの?
調査によると既存OEMの対応力不足やコミュニケーションの遅さ、提案力の欠如が原因で、多くの企業が取引先の見直しを検討しています。
ベイコスメティックスのOEMサービスって他と何が違うの?
専任チームによる即レス対応やAI解析を活用した企画提案、企画から物流まで一括支援で、業界平均より3ヶ月短縮の迅速な開発を実現しています。

化粧品OEM実態調査結果の概要

株式会社ベイコスメティックスは、国内化粧品ブランド100社を対象に実施した調査レポート『化粧品開発におけるOEMパートナーの現状と課題 2025』の結果を発表しました。この調査は、化粧品OEMに関する現状や課題を明らかにし、多くの化粧品メーカーが抱える問題を浮き彫りにしました。

調査の結果、化粧品ブランドの担当者の約7割が「新しいOEMとの取引を始める必要がある」と回答しており、既存のOEM会社に対する不満が顕在化しています。特に、開発遅延や対応力不足が深刻化していることが示されています。

7割の担当者が「新しい OEM との取引を始める必要がある」と回答—化粧品OEM実態調査結果を公開 画像 2

新たなOEMとの取引の必要性

調査結果によれば、69%の担当者が新しいOEMパートナーとの取引を必要としていると回答しました。この回答は、既存のOEM会社との取引に満足している企業がわずか17%にとどまることからも、化粧品業界におけるOEMの重要性が再認識されていることを示しています。

多くの企業が新たなOEMとの取引を模索している背景には、既存のOEM会社への不満が影響しています。具体的には、以下のような不満点が挙げられています:

  • 対応の柔軟性がない
  • コミュニケーションが遅い、少ない
  • 提案がない

これらの問題は、担当者のサポート対応力に起因しており、開発遅延は年間40.5億円の機会損失をもたらしていると推計されています。

7割の担当者が「新しい OEM との取引を始める必要がある」と回答—化粧品OEM実態調査結果を公開 画像 3

ベイコスメティックスの取り組み

株式会社ベイコスメティックスは、化粧品OEM業界の課題を解決するために設立されました。自社がメーカーとして化粧品開発を行った際に感じた不満をもとに、化粧品事業が成功するために必要なサポートを充実させています。

具体的には、以下のような特徴を持つOEMサービスを提供しています:

  1. 瞬速レスポンス × 濃密コミュニケーション:専任チームが即レスを行い、進行状況をリアルタイムで共有。これにより、判断待ちの時間をゼロにし、試作から量産リードタイムを業界平均より3ヶ月短縮しています。
  2. 360°オール支援:企画・販促・物流までワンストップで網羅。処方開発だけでなく、市場インサイトから新商品や施策を立案し、販売・在庫管理システムと連携して最適な物流体制を構築しています。
  3. 企画提案力×分析力×AI:数万人規模の市場データとAI解析を用いて「買いたい理由」を可視化し、刺さるコンセプト設計を行っています。これにより、ローンチ前から“売れる必然性”を創出しています。

調査概要とベイコスメティックスについて

本調査は、オンラインアンケートを用いて実施され、調査期間は2025年6月14日から6月19日までの間に行われました。調査対象は国内化粧品ブランドの開発およびマーケティング責任者であり、有効回答数は100件でした。

株式会社ベイコスメティックスは、元々マーケティング会社としてスタートし、自社ブランド「カプセルセラム」を展開する中で、化粧品OEM業界の多くの課題に直面しました。「納期が遅い」「サポートが不十分」「品質にばらつきがある」といった不満が存在していることを認識し、これを解消するための新しい形のOEM会社を立ち上げました。

私たちは、業界に存在する多くの課題を革新的なアプローチで解決し、化粧品OEMの新たなスタンダードを確立することを目指しています。

調査項目 結果
新しいOEMとの取引が必要と感じている割合 69%
既存OEMに満足している企業の割合 17%
担当者の主な不満点 対応の柔軟性がない、コミュニケーションが遅い、提案がない
開発遅延による年間機会損失 40.5億円

このように、化粧品OEM業界における多くの課題が浮き彫りになった今回の調査結果は、業界全体の改善に向けた重要な指針となるでしょう。ベイコスメティックスは、これらの課題に対して具体的なソリューションを提供し、業界の発展に寄与することを目指しています。