7月3日開催｜自治体向けスマート防災オンラインセミナー最新技術解説

「あなたのまち」を守るための最新技術

一般社団法人日本経営協会（NOMA）は、2025年6月26日に「自治体総合フェア2025」の開催に先立ち、国立研究開発法人防災科学技術研究所とのタイアップによる無料オンラインセミナー「災害情報の広域かつ瞬時把握・共有の研究紹介」を2025年7月3日（木）14時から15時に開催します。このセミナーでは、スマート防災の最新情報をわかりやすく解説し、自治体の災害対応力を飛躍的に向上させるポイントを紹介します。

日本は自然災害が頻発する国であり、地域としてどのように備えるべきかが重要です。特に、地震や風水害などの激甚化する自然災害に対して、自治体が「必要な情報を、必要なタイミングで取得できる」新たな情報システムの開発が進められています。これにより、災害発生時の迅速な対応が可能となります。

セミナーの詳細

本セミナーでは、自治体の現場で特にニーズの高い「情報連携」に焦点を当て、戦略的イノベーション創造プログラム（SIP）第3期『スマート防災ネットワークの構築』に取り組む各研究リーダーの皆様をお招きし、最新の取り組みについてご紹介いただきます。

以下はセミナーの概要です：

• セミナー名：災害情報の広域かつ瞬時把握・共有の研究紹介
• 開催日時：2025年7月3日（木）14：00～15：00
• 開催方式：オンライン（Zoom）※ライブ配信
• 参加料：無料（事前登録制）
• 詳細・申込：こちら（利用者登録が必要）

登壇者と講演内容

本セミナーには以下の専門家が登壇します：

1. 田口 仁 氏 – 研究開発責任者
   国立研究開発法人防災科学技術研究所 社会防災研究領域防災情報研究部門 副部門長
   講演内容：国内防災ネットワークの課題の全体像
2. 長井 正彦 氏 – A-1 リーダー
   山口大学 応用衛星リモートセンシング研究センター センター長
   講演内容：衛星データ活用による広域災害把握
3. 今井 龍一 氏 – A-2 リーダー
   法政大学 デザイン工学部 都市環境デザイン工学科 教授
   講演内容：IoTセンサー連携によるリアルタイム情報収集
4. 小林 誠 氏 – I-レジリエンス株式会社 代表取締役社長
   講演内容：I-レジリエンス株式会社の取り組み
5. 取出 新吾 氏 – 社会実装責任者
   国立研究開発法人防災科学技術研究所 社会防災研究領域総合防災情報センター 副センター長
   ファシリテータ

自治体総合フェア2025の概要

「自治体総合フェア2025」は、地域住民が真に豊かさを実感できる魅力ある地域社会の実現を図ることを目的とした、自治体経営をテーマにした総合展示会です。このイベントは1997年に第一回を開催し、今回で29回目を迎えます。防災科研の協力を得て、災害対策に関する展示や主催者企画も毎日開催されます。

以下はフェアの詳細です：

• 会期：2025年7月16日（水）～18日（金） 各 10：00～17：00
• 会場：東京ビッグサイト 西3・4ホール
• 主催：一般社団法人 日本経営協会
• 公式HP：こちら

防災DX特別セミナーについて

さらに、7月18日（金）には、内閣府・防災科研・茨城県の防災担当者が集結し、「防災DXの最新動向を学ぶ　～SOBO-WEBを中核としたこれからの防災情報連携～」というセミナーも開催されます。このセミナーでは、最新の防災情報連携の動向について事例を交えてわかりやすく紹介します。

セミナーの詳細は以下の通りです：

• 開催日時：2025年7月18日（金）12：00～13：00
• 開催方式：会場のみ
• 参加料：無料（事前登録制）
• 申込：こちら

日本経営協会について

一般社団法人日本経営協会は、昭和24年（1949年）に「日本事務能率協会」として創立され、以来、わが国経営の近代化と効率化を目的とした啓発普及活動を行っています。基本理念として「経営・人間・科学の調和を推進することで、持続可能な社会の発展に貢献する」ことを掲げています。

公式HPはこちらです。

まとめ

本記事では、一般社団法人日本経営協会が主催するオンラインセミナーと自治体総合フェア2025の詳細について紹介しました。災害情報の瞬時把握・共有に関する最新の研究や取り組みを知ることは、地域の防災力を高めるために重要です。参加者は、先端技術を活用した災害対策の最前線を学ぶことができる貴重な機会となります。

このように、地域の防災力向上に向けた取り組みが進められています。参加を通じて、新たな知識や技術を学び、地域の安全を守るための一助となることが期待されます。