2025年4月開始「かるあげキッチンカー」大阪万博で4万食突破の記録

世界屈指のプラントベース記録誕生

2025年6月26日、株式会社エヌ・ディ・シーが運営する「かるあげキッチンカー」が、大阪関西万博において累計4万食の販売を達成したことが発表されました。この記録は、プラントベース専門業態としては異例の成果であり、特に大豆と米を使用した新食材「かるカツ」の人気が大きな要因とされています。

「かるあげキッチンカー」は、万博の会場内に出店し、日々多くの来場者にプラントベース食品を提供しています。特に、5月16日から6月15日までの1カ月間には、売上が4,000万円を超えたことも報告されています。

「かるカツ」の特長と人気メニュー

「かるカツ」は、大豆と米から作られた新しい食材で、当店で最も人気のあるメニューです。特に「かるカツバーガー」は、平均して1日約300食が販売されるほどの人気を誇ります。このバーガーは、ザクッとした食感と“かるさ”が魅力であり、肉ではないのに満足感が得られると多くの顧客から好評を得ています。

「かるカツバーガー」は、以下のような材料で構成されています：

• 大豆と米で作った「かるカツ」
• 生パン粉で揚げたカツ
• トマト、キャベツ、特製ソース
• こだわりのバンズ

価格は1,580円（税込）で、他にも「かるカツランチBOX」や「かるカツコンボ」など、多様なメニューが揃っています。

満足度No.1の「かるカツランチBOX」

「かるカツランチBOX」は、かるカツのサンドイッチに、2個目のかるカツ、シャキッとしたレタス、揚げたてポテトが組み合わさったメニューで、特に満足感の高い選択肢となっています。価格は1,800円（税込）です。

シェアに最適な「かるカツコンボ」

「かるカツコンボ」は、人気のかるカツが4個入り、揚げたてポテトまたは大豆チップス2袋を組み合わせた軽食として楽しめるセットです。ご家族やグループでのシェアに最適で、価格は1,500円（税込）です。

プラントベース市場における意義

株式会社エヌ・ディ・シーの調査によれば、「かるあげキッチンカー」は、植物由来原料のみを扱う飲食業態として、世界的にも屈指の売上規模を達成しています。月間で4,000万円超、単日で180万円超という実績は、日本のプラントベース食品市場において、非常に意義深いものです。

特に、日本はプラントベース後進国とも言われていますが、この記録は国内外の注目を集めるきっかけとなるでしょう。欧米では、専門店の月間売上が数十万円から数百万円という中、「かるあげキッチンカー」の成功は、消費者がプラントベース食品を受け入れる可能性を示しています。

今後の展開と新メニュー

「かるあげキッチンカー」では、今後の展開として、夏向けの新メニューを導入する予定です。新メニューには、以下のようなものがあります：

• かるカツうどん（冷製）
• ひんやりランチBOX
• 微アル・ビールテイスト飲料（常陸野ネストのノン・エール）

また、冷凍かるカツも好評展開中で、業務用に対応した商品として提供されています。冷凍かるカツは、衣付きで冷凍された状態で提供され、解凍せずそのまま揚げるだけで高品質なプラントベースカツを提供可能です。

冷凍かるカツの商品仕様

出店情報と会社概要

「かるあげキッチンカー」は、大阪・関西万博の「PASONA NATUREVERSEキッチン」に出店中で、出店期間は2025年4月13日から10月13日まで、営業時間は11:00から19:00です。万博会場の西口ゲート近くに位置しています。

株式会社エヌ・ディ・シーは、岐阜県各務原市に本社を置き、プラントベース食品「かるあげ」シリーズの製造・販売を行っています。創業は2000年5月25日で、資本金は2,000万円です。

今後も「かるあげ」ブランドの魅力を発信し、国内外での展開を進めていく方針です。

まとめ

株式会社エヌ・ディ・シーが運営する「かるあげキッチンカー」は、大阪関西万博での成功を通じて、プラントベース食品の新たな可能性を示しました。以下に、今回の内容を整理した表を示します。

このように、「かるあげキッチンカー」は、プラントベース食品の市場で新たな記録を樹立し、今後の展開にも期待が寄せられています。