6月20日開業！池袋創作空間Crieがクリエイターに特化した新コワーキングを提供

池袋創作空間Crieのオープンについて

2025年6月20日、東京都豊島区東池袋に新たな創作活動専門のコワーキングスペース「池袋創作空間Crie」がオープンしました。この店舗は、同人作家を含むクリエイターの皆様のニーズに応えるために設計されており、快適に集中できる「場」を提供することを目的としています。

運営はmonkeypodが行い、代表の出川大樹氏が率いるこのプロジェクトは、事前に行ったヒアリング調査やアンケートを基に、クリエイターが抱える「困りごと」を解決するために立ち上げられました。このような背景から、オープン前に行われたクラウドファンディングは目標金額を達成し、注目を集めています。

出店の背景と目的

池袋創作空間Crieの出店背景には、同人作家やクリエイターが抱える具体的な課題があります。例えば、カフェでは周囲の目が気になり、長時間の利用が難しいことや、自宅では家族の目線が気になって作業に集中できないという声が多く寄せられました。これらの「困りごと」を解決するために、クリエイターが安心して創作活動に取り組める環境を整えることが求められました。

これに応じて、池袋創作空間Crieは「創作活動に集中できる”場”」を提供することを目指し、独自のコワーキングスペースを設計しました。クリエイター同士が気兼ねなく作業できる環境を提供することが、店舗の重要な目的となっています。

店舗の特徴と設備

池袋創作空間Crieの最大の特徴は、クリエイター目線にこだわった設計です。以下にその詳細を紹介します。

視線が交わらない半個室の設置

店舗内には、パーティションを利用した広い半個室が設置されています。これにより、利用者同士の視線が交わらず、作業に集中できる環境が整っています。クリエイターからの「他人の目線が気になる」という声に応える形で、この工夫が施されています。

快適な作業環境

クリエイターが快適に作業できるよう、以下の設備が整っています：

• 自動昇降型デスク（FlexiSpot製）
• 27インチIPS大型モニター
• エルゴトロン製のモニターアーム
• オカムラ シルフィーのオフィスチェア（最大10度の前傾姿勢対応）

これらの設備は、クリエイターが自由に作業スタイルを調整できるようになっています。

多様なニーズへの対応

池袋創作空間Crieでは、デジタル作業に特化した専用のワークステーションを2箇所、文筆作業用のワークステーションを1箇所設置しています。これらのワークステーションには、各種AdobeソフトウェアやCLIP STUDIO PAINT EXがインストールされており、無料で利用可能です。

また、最大4人で同時に作業できるグループ室もあり、共同作業にも対応しています。加えて、自動製本機能付きの複合機を設置し、急な印刷にもすぐに対応できる環境が整っています。印刷費用は他のコワーキングスペースよりも安価に設定されており、利用者にとって負担が少ないよう配慮されています。

カフェ機能の併設

池袋創作空間Crieには、カフェ機能も併設されており、作業中の疲れを癒やすためのドリンクが提供されます。一定時間利用するごとに、無料で珈琲や紅茶などのドリンクが提供されます。このドリンクは、バリスタ経験を持つ店員が一杯ずつ丁寧に淹れるスタイルで、他のコワーキングスペースとは一線を画しています。

運営者の思いと店舗情報

運営者である出川大樹氏は、同人作家やクリエイターのナマの声を大切にし、彼らの力になることを目指しています。創作活動を支える場を提供することで、同人誌を創る皆様やその作品を手に取る皆様、さらには将来創作活動を行うことになる皆様の力になると信じています。

以下に店舗の基本情報をまとめます：

池袋創作空間Crieは、創作活動を行うすべての人々にとって、快適で集中できる環境を提供することを目指しています。これにより、クリエイターの皆様の新たな創作活動を支援し、創作の場を広げていくことが期待されています。