6月25日開始「SELFBOT」生成AI社内活用が大幅進化
ベストカレンダー編集部
2025年6月25日 14:44
SELFBOT大幅アップデート
開催日:6月25日
生成AIで企業データ活用を促進する「SELFBOT」のアップデート
SELF株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役:生見 臣司)は、2025年6月25日に自社の生成AIサービス「SELFBOT 社内利用」を大幅にアップデートしたことを発表しました。この新しい「SELFBOT」は、企業内データの活用に特化した”社内向けAIアシスタント”として、業務効率化と生産性向上を支援することを目指しています。
新機能の追加により、従来のRAG(検索拡張生成)機能だけでなく、個人所有のファイルやWeb情報を自在に活用できるようになりました。これにより、システムを利用する社員一人一人の業務効率化が促進され、組織全体の生産性向上が期待されます。
新機能の詳細
「SELFBOT 社内利用」には、以下の2つの新機能が追加されました。
- ファイルアップロード+保存機能
ユーザーは専用の画面から固有のファイルをアップロードし、AIによる文書の要約・分析・再構成などの処理を実行することができます。アップロードされたファイルはユーザーごとに保存され、他のユーザーと共有されることはありません。 - AI-Web検索機能
ユーザーの入力に基づいてAIが関連するWebサイトを検索し、得られた情報を活用してドキュメントを生成します。この機能はChatGPTと同等のWeb検索システムを採用しており、信頼性の高い最新のWeb情報を活用することが可能です。
これらの機能は、従来のRAG機能と同一の画面で利用できるため、社内共有データ、個人所有データ、外部データの統合的な活用が実現されました。
RAGとは?
RAG(検索拡張生成)とは、信頼できる情報源を参照することで生成AIからの回答精度を高める手法です。多くのチャットボットやFAQシステムに活用されており、SELFBOTもこの技術を基盤にしています。
コスト削減と生産性向上の両立
従来の「SELFBOT 社内利用」では、主に社内での情報共有の効率化が目的とされていました。導入の期待効果は「問い合わせ対応の工数削減」に集中していましたが、今回のアップデートにより、取り扱う情報の範囲が大幅に拡大しました。
新しい「SELFBOT」は、社内共有データに加え、個人ファイルやWeb情報を活用することで、以下のような効果が期待されます。
| 取り扱うデータの種類 | 導入目的 | 期待される効果 |
|---|---|---|
| 社内共有データ | 社内情報検索・問合わせ対応の自動化、効率化 | 情報共有コストの削減 |
| 社内共有データ/個人ファイル/Web情報 | 社内情報共有+個人業務の支援 | 情報共有コストの削減+生産性向上 |
ユースケースの多様性
新しい「SELFBOT」は、社内共有データだけでなく、個人所有ファイルやWeb情報を統合的に活用できるため、業務におけるAI活用の幅が広がります。具体的なユースケースとしては、以下のようなものがあります。
- コンテンツ作成支援
文書の要約・翻訳・再構成・校正、参考情報に基づいたドキュメント生成、コピーコンテンツチェック、SEO対応など。 - マーケティング支援
ファイルをアップロードして分析し、関連情報を社内RAGで抽出してレポート化、新規施策や戦略立案。 - 社内向けチャットボット、FAQシステム
高精度RAGによる正確な情報共有、Web検索で最新の情報を収集し社内RAGのリソースとして登録。
高精度なデータ活用の実現
「SELFBOT」は、RAG型チャットボットとしてデータ処理の精度を高めてきた実績があります。非構造化データ(PDFなど)も正確に読み取り、インタラクティブに活用することが可能です。さらに、以下のような独自の機能も充実しています。
- カテゴリ設定機能や回答コントロール機能により、精度向上を実現。
- 直感的な操作で全ての機能利用・カスタマイズが可能な管理画面を提供。
このように、「SELFBOT」は多くの大手企業や教育機関に導入されており、今後もより親密な情報プラットフォームの提供を目指し、さらなる回答品質と利便性の向上に努めていく方針です。
まとめ
SELF株式会社が提供する「SELFBOT」は、企業のデータ活用を促進するための強力なツールです。新たに追加されたファイルアップロード機能とAI-Web検索機能により、社内データ、個人ファイル、Web情報を統合的に活用することが可能となり、業務の効率化と生産性の向上が期待されます。以下に、この記事で紹介した内容を整理した表を示します。
| 機能 | 説明 |
|---|---|
| ファイルアップロード機能 | ユーザーが独自のファイルをアップロードし、AIによる処理が可能。 |
| AI-Web検索機能 | 関連するWebサイトを検索し、得られた情報を利用してドキュメントを生成。 |
| 高精度RAG | 信頼できる情報源を参照し、回答精度を高める手法。 |
| セキュリティ機能 | 情報流出を防止するための各種セキュリティ機能を備える。 |
このように、「SELFBOT」は業務効率化や生産性向上のための強力なサポートを提供します。詳しい情報や導入については、SELF株式会社の公式ウェブサイトをご覧ください。
参考リンク: