映画『大きな家』6月22日より東京で上映開始、受賞のドキュメンタリー作品
ベストカレンダー編集部
2025年6月25日 13:10
大きな家ドキュメンタリー賞受賞
開催日:6月22日

映画『大きな家』が第34回日本映画批評家大賞にてドキュメンタリー賞を受賞
株式会社チョコレイト(本社:東京都渋谷区、代表取締役:渡辺裕介)は、竹林亮監督、齊藤工さん企画・プロデュースによる映画『大きな家』が「第34回日本映画批評家大賞」ドキュメンタリー賞を受賞したことをお知らせいたします。
監督の竹林亮(CHOCOLATE Inc.所属)は、映画『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』(2022)にて「第32回日本映画批評家大賞」新人監督賞・編集賞を受賞しており、今回で2度目の選出となりました。この受賞は、映画業界における彼の作品への評価をさらに高めるものとなっています。

日本映画批評家大賞とは
「日本映画批評家大賞」は、1991年に水野晴郎氏が発起人となり設立された賞であり、批評家による批評家だけの目で選ばれた作品が対象となります。この賞は、映画の質を高めるための重要な役割を果たしており、年々その注目度が増しています。
2025年6月9日に東京国際フォーラムにて開催された授賞式典には、2024年公開の映画作品の中から選出された受賞者が登壇し、『大きな家』の監督である竹林も壇上にて受賞コメントを述べました。

映画『大きな家』の受賞内容と上映情報
映画『大きな家』は、以下の受賞内容で評価されました:
- 第34回日本映画批評家大賞 ドキュメンタリー賞
その他の受賞タイトルに関しては、「第34回日本映画批評家大賞」受賞作品・受賞者一覧ページで確認できます。
映画の公式サイトはこちらです。2025年6月以降の上映劇場は以下の通りです:
- <上映中> CINEMA Chupki TABATA(東京)
- <上映予定>2025年6月22日(日)〜目黒シネマ(東京)
- 2025年6月27日(金)〜キネカ大森(東京)
- 2025年7月4日(金)〜シネ・ピピア(兵庫)

授賞式レポートと監督のコメント
授賞式において、監督の竹林亮は受賞コメントを述べました。
『大きな家』は、児童養護施設という場所で成長していく子どもたちの日常を見つめた一本の映画です。僕が今、代理でトロフィーをいただいておりますが、これは全て、日々、子どもたちと向き合い続けている施設の職員さん、ボランティアの皆さん、何より素敵な主人公の子どもたちのものです。
また、社会全体が一つのチームになり、大きな家になり、全ての子どもたちの温かい居場所となった未来への階段の中にこの映画が存在し続けることを願っていると語りました。
選考委員の安田祐子氏は、竹林監督が制作する映画に期待を寄せ、作品の仕上がりについて高く評価しました。特に、複数のモデルを追いながらも、各々に焦点を当てて散漫にならないように仕上げている点が印象的であると述べています。

映画のストーリーと監督プロフィール
映画『大きな家』は、東京のとある児童養護施設を舞台にしています。子どもたちは親と離れ、血の繋がりのない他の子どもや職員と日々を過ごしながら、葛藤を抱えています。
彼らの成長の過程を描く中で、両親への想いや職員との関係、学校の友だちとの距離感など、様々な要素が交錯します。映画は、些細だけれど大切な日常の景色を映し出しており、観終わった後には観客自身の道のりも肯定したくなるような感動を与えます。
監督の竹林亮は、普遍的なストーリーを持つあたたかな映像作品を得意としており、過去には青春リアリティ映画『14歳の栞』なども手掛けています。彼の作品は、SNSでの反響を受けて多くの人々に支持されてきました。

作品概要と基本情報
映画『大きな家』の基本情報は以下の通りです:
タイトル | 大きな家 |
---|---|
公開日 | 2024年12月6日(金) |
監督 | 竹林亮 |
企画・プロデュース | 齊藤工 |
配給 | PARCO |
製作 | CHOCOLATE Inc. |
主題歌 | ハンバート ハンバート「トンネル」(SPACE SHOWER MUSIC) |
上映時間 | 123分 |
本作品は、出演者のプライバシー保護のため、配信やレンタルは予定されておらず、劇場上映のみでの公開となります。観客は、映画館でしか体験できない本作の“本音”に耳を傾けることができます。
映画『大きな家』についての詳細は公式サイトこちらから確認できます。
今回の受賞を通じて、映画『大きな家』が多くの人々に感動を与える作品であることが期待されます。映画の公開に向けて、さらなる注目が集まることでしょう。
参考リンク: