6月6日開始の店頭クジ引き調査で判明した消費者行動の実態

店頭クジ引き調査結果

開催期間:6月6日〜6月17日

店頭クジ引き調査結果
店頭のクジ引きってどれくらいの人が経験してるの?
調査によると、全国の男女のうち54.2%が店頭のクジ引きをしたことがあると回答しており、半数以上の人が参加経験があります。
クジ引きのために追加で買い物する人ってどれくらいいるの?
27.7%の人が、クジ引きの参加条件を満たすために追加で買い物をしたことがあると答えており、運試しや楽しみとして一定数存在しています。

店頭のクジ引きに関する調査結果

株式会社NEXERは、店頭のクジ引きに関する調査を実施しました。調査は2025年6月6日から6月17日までの期間に行われ、全国の男女918名を対象にインターネットで実施されました。この調査では、店頭のクジ引きに関する様々な質問が行われ、その結果が報告されています。

店頭のクジ引きは、買い物の後に楽しみを提供する要素として多くの人々に親しまれています。特に、「〇〇円以上で1回引ける」といった条件付きのクジは、消費者にとって魅力的な要素となっています。この調査の結果、店頭のクジ引きがどのように消費行動に影響を与えているのかが明らかになりました。

【〇〇円以上で1回引ける!】27.7%が、店頭のクジ引き条件を満たすために「追加で買い物したことがある」 画像 2

調査結果の概要

調査では、以下の質問が行われました:

  1. コンビニや飲食店、スーパー、商業施設などで、店頭のクジ引きをしたことはありますか?
  2. クジを引く条件として、もっとも魅力的だと感じるものを選んでください。
  3. その理由を教えてください。
  4. クジの景品としてもっとも嬉しいものを教えてください。
  5. その理由を教えてください。
  6. クジ引きの参加条件(○○円以上の購入など)がある場合、参加のために追加で買い物することはありますか?
  7. その理由を教えてください。

これらの質問を通じて、消費者がどのように店頭のクジ引きに関わっているのか、またその魅力についての理解が深まりました。

【〇〇円以上で1回引ける!】27.7%が、店頭のクジ引き条件を満たすために「追加で買い物したことがある」 画像 3

店頭のクジ引きを経験した人の割合

調査の結果、54.2%の回答者が店頭のクジ引きをしたことが「ある」と回答しました。これは、半数以上の人々が何らかの形でクジ引きに参加していることを示しています。

さらに、クジを引く条件として最も魅力的だと感じるものについては、以下のような結果が得られました:

条件 割合
来店するだけでクジが引ける 36.1%
一定金額以上の買い物をしたとき 35%

この結果から、来店するだけで引けるクジが多くの人にとって魅力的である一方で、一定金額以上の購入が必要なクジも人気であることが分かります。

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クジ引きの条件に対する意見

「来店するだけでクジが引ける」という条件に対する理由としては、以下のような意見がありました:

  • 行けば確実にくじを引けるから(10代・女性)
  • 楽でまた来たくなるから(10代・男性)
  • 行くだけならタダだから(20代・男性)
  • 無料でクジを引けるのは嬉しいため(20代・男性)
  • 金額関係なく引けるので、ついつい楽しくて寄ってしまいそう(30代・女性)

一方で、「一定金額以上の買い物をしたとき」という条件に対する理由も多く寄せられました:

  • SNS投稿等で完全に無料で引けるクジより商品が良さそう(10代・女性)
  • 金額が決まっていれば混雑にもならなさそう(20代・女性)
  • 欲しい景品をついでにもらえるなら引いてみたい(30代・男性)
  • いつも買い物する上で引けるのが得する感じがするから(30代・女性)

これらの意見から、消費者はクジ引きの条件に対してそれぞれ異なる期待を持っていることが分かります。

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クジの景品に対する人気

次に、クジの景品としてもっとも嬉しいものについての調査結果が得られました。最も多くの回答があったのは「金券」で、37.6%がこの選択をしました。

金券が人気の理由は以下の通りです:

  • 好きなことにプラスで使える金額が増える(10代・男性)
  • 次もまた来ようと思えるから(20代・女性)
  • 使い道がたくさんあるためです(20代・女性)
  • 物価高で悩んでいるので、金券は嬉しい(30代・女性)

また、他にも「お買い物で使える割引券・クーポン」や「食品類」が人気であることが分かりました。これらの景品は消費者にとって実用的であり、再来店の動機にもつながることが伺えます。

追加で買い物をする消費者の実態

調査の中で、クジ引きの参加条件がある場合、追加で買い物をすることがあるかどうかも尋ねました。その結果、27.7%の人が追加で買い物をすることが「ある」と回答しました。

その理由としては、以下のような意見が寄せられました:

  • くじが好きだから(10代・女性)
  • くじを引きたいから余分に買ってしまう(20代・女性)
  • せっかくなら運試しとしてくじに参加したいから(30代・女性)

このように、クジ引きに参加するために追加で買い物をする消費者が存在することが分かります。消費者の心理としては、少額の追加で運試しをすることを楽しむ傾向があるようです。

まとめと考察

今回の調査結果から、店頭のクジ引きは多くの消費者にとって魅力的な要素であることが確認されました。特に、27.7%の方が条件を満たすために追加で買い物をするという結果は、クジ引きの魅力が消費行動に影響を与えていることを示しています。

以下に、調査結果を簡潔にまとめました:

項目 結果
クジ引きをしたことがある 54.2%
最も魅力的なクジ引き条件 来店するだけで引ける:36.1%
一定金額以上の購入:35%
嬉しい景品 金券:37.6%
追加で買い物をしたことがある 27.7%

店頭のクジ引きは、消費者にとって楽しみの一環であり、販売促進の施策としても非常に効果的であると言えるでしょう。今後、店舗でのクジ引きの導入を検討する際には、この調査結果を参考にすることが重要です。