6月24日開業！長崎・界 雲仙の幻想的な和華蘭ラウンジ体験

長崎の新たな夜の魅力「和華蘭ラウンジ」オープン

長崎県・雲仙温泉に位置する「界 雲仙」は、2025年6月24日より、夜限定の新しいラウンジ空間「和華蘭（わからん）ラウンジ」をオープンします。このラウンジは、世界文化遺産「大浦天主堂」の修復で使用されたガラスの端材を活用し、幻想的な光の演出を施した特別な空間です。ここでは、長崎の歴史とガラスアートを感じながら、色彩豊かな「ステンドグラスカクテル」や、地元スイーツ「ミルクセーキ」を楽しむことができます。

「和華蘭ラウンジ」は、トラベルライブラリーが夜にはレトロで幻想的な雰囲気に変わり、訪れる人々に特別な体験を提供します。大浦天主堂のステンドグラス修復を手掛ける唯一のガラス工房「瑠璃庵」から譲り受けた端材を使用した万華鏡の光が、空間を美しく彩ります。ここでのひとときは、長崎の深い歴史を感じると共に、ガラスの美しさに心を奪われることでしょう。

「和華蘭ラウンジ」の特長

このラウンジには、いくつかの特長があります。まず一つ目は、ステンドグラスが織りなす神秘的な空間です。夕食後の時間帯にトラベルライブラリーが「和華蘭ラウンジ」として開放され、幻想的な光を投影した空間が広がります。大浦天主堂のステンドグラス修復で使用されたガラス端材は、光と万華鏡の演出と融合し、移ろいゆく色彩と光のきらめきに包まれながら、特別な夜を演出します。

次に、長崎レトロな夜を彩る特別なドリンクも魅力の一つです。ラウンジでは、「ステンドグラスカクテル」と呼ばれるオリジナルカクテルが提供されます。このカクテルは、光あふれるステンドグラスの煌めきをイメージした色彩豊かな飲み物で、飲むたびに異なる表情を見せます。また、長崎県内のカフェバーで愛され続けている「ミルクセーキ」も登場し、懐かしい味わいがラウンジの雰囲気と見事に調和します。

モデルスケジュールと「和華蘭ラウンジ」概要

「和華蘭ラウンジ」を体験するためのモデルスケジュールは以下の通りです。

1. 1日目
   13:00　世界文化遺産「大浦天主堂」を訪れ、異国情緒を味わう
   15:00　ご当地部屋「和華蘭の間（客室付き露天風呂）」へチェックイン
   16:00　温泉の歴史や泉質、効果的な入浴法を学ぶ「温泉いろは」に参加
   17:00　ステンドグラスの光に包まれる大浴場で入浴
   19:30　夕食
   21:30　和華蘭ラウンジでレトロで幻想的な夜の時間を過ごす
   「ステンドグラスカクテル」とご当地スイーツ「ミルクセーキ」を味わう
2. 2日目
   6:30　現代湯治体操に参加
   8:00　朝食
   9:15　ご当地楽「活版印刷体験」にて活字集めに没頭
   12:00　チェックアウト

「和華蘭ラウンジ」の概要は以下の通りです。

大浦天主堂と瑠璃庵の紹介

「和華蘭ラウンジ」の背景には、長崎の文化と歴史があります。大浦天主堂は、長崎市にある日本に現存する最古のキリスト教建築物であり、その歴史的・文化的価値から国宝に指定されています。さらに、2018年にはユネスコ世界文化遺産にも登録されており、その一部のステンドグラスは日本最古のものとされています。

また、瑠璃庵は長崎市内にある伝統的なガラス工房で、吹きガラスとステンドグラスの技法を用いて、制作を行っています。大浦天主堂や浦上天主堂のステンドグラスの修理・修復を手掛け、長崎の貴重な文化財保護に貢献しています。

「界 雲仙」は、雲仙地獄を間近で感じることができる地に立ち、和（日本）、華（中国）、蘭（オランダ）の要素が混ざり合った長崎文化を表現した宿泊施設です。温泉入浴や地獄を活用したアクティビティを通じて、異国情緒あふれる文化に触れることができます。

この記事で紹介した「和華蘭ラウンジ」やその背景にある大浦天主堂、瑠璃庵、そして「界 雲仙」の魅力を以下の表にまとめます。

このように、「和華蘭ラウンジ」は長崎の歴史と文化が色濃く反映された特別な空間であり、訪れる人々にとって忘れられない夜のひとときを提供することでしょう。