7月16日開催の国際標準化フォーラムに向けた討論会レポート公開

標準化フォーラム討論会

開催日:7月16日

標準化フォーラム討論会
今回の特集って何がメインなの?
2025年夏号の特集は、EXPO2025大阪・関西万博に向けた国際標準化フォーラムの討論会レポートと、サステナビリティ情報の開示基準「SSBJ基準」に関する解説が中心です。
この雑誌は誰向けの内容なの?
専門家だけでなく一般の方にもわかりやすく、国際標準化やサステナビリティに関心がある人に役立つ情報を提供しています。幅広い読者に適した内容です。

専門誌『標準化と品質管理(SQ誌)』2025年夏号が発刊

一般財団法人日本規格協会(本部:東京都港区、理事長:朝日弘)は、2025年6月1日に季刊WEBジャーナル『標準化と品質管理』Vol.76 2025年夏号を発刊しました。この号は、国際標準化に関する重要な情報を提供する内容となっており、特に「EXPO2025 大阪・関西万博:国際標準化フォーラムに向けた討論会」と「サステナビリティ情報と開示に保証をⅡ」という二つの特集が組まれています。

この特集は、2025年7月16日に万博会場で開催される「国際標準化フォーラム」に先立ち、一般財団法人日本規格協会と「安全・健康・ウェルビーイングのためのグローバル・イニシアティブ(GISHW)」が共催した討論会のレポートを掲載しています。これにより、国際標準化に関する最新の議論や動向を把握することができます。

「EXPO2025 大阪・関西万博:国際標準化フォーラムに向けた討論会」レポート、②「サステナビリティ情報と開示に保証をⅡ」 の二大特集! 専門誌『標準化と品質管理(SQ誌)』2025年夏号発刊! 画像 2

特集1:EXPO2025 大阪・関西万博に向けた討論会レポート

EXPO2025に向けた国際標準化フォーラムの討論会では、さまざまな分野の専門家が集まり、標準化の重要性やその推進方法について意見を交わしました。特に、万博という国際的なイベントにおいて、どのように標準化が役立つか、またどのような基準が必要かについての具体的な議論が展開されました。

討論会では、以下のようなトピックが取り上げられました:

  • 国際標準化の役割とその影響
  • サステナビリティに関する基準の重要性
  • 健康とウェルビーイングのための標準化の推進
  • AI技術とプライバシー保護の関係

これらの議論を通じて、参加者は標準化がどのように社会に貢献できるかを再確認し、今後の取り組みについての方向性を見出しました。

特集2:サステナビリティ情報と開示に保証をⅡ

続いて、公益財団法人日本適合性認定協会による「サステナビリティ情報と開示に保証をⅡ」では、サステナビリティ基準委員会が定める開示基準「SSBJ基準」について詳しく解説されています。この基準は、企業がサステナビリティに関する情報をどのように開示すべきか、またその信頼性をどのように保証するかを示しています。

具体的には、以下のポイントが強調されています:

  1. SSBJ基準の概要とその目的
  2. 企業が遵守すべき開示基準の詳細
  3. 透明性を高めるための具体的な方法
  4. サステナビリティ報告におけるベストプラクティス

この特集は専門家だけでなく、一般の方々にも理解しやすい内容となっており、サステナビリティに関心のあるすべての人にとって有益な情報が提供されています。

その他の注目コンテンツ

『標準化と品質管理』2025年夏号には、他にも多くの興味深い記事が掲載されています。特に注目すべき内容は以下の通りです:

  • AI時代に求められる Privacy by Design という考え方 – 一般社団法人 Privacy by Design Lab 代表理事 栗原宏平
  • JR東日本における標準化推進の取組み – JR東日本 上武寛明
  • コミュニケーションツールとしての標準化 – 小説家・タレント 宮田愛萌

これらの記事は、標準化や品質管理に関する最新の情報を深く掘り下げ、さまざまな視点からの考察を提供しています。

日本規格協会の役割と活動

一般財団法人日本規格協会は、1945年12月に設立され、標準化および管理技術の開発、普及、啓発を目的としています。日本国内における総合的な標準化機関として、以下のような多岐にわたる事業に取り組んでいます:

JIS、国際規格の開発
日本工業規格(JIS)や国際規格(ISO・IEC規格)の開発を行っています。
規格票の発行と販売
JIS規格票の発行と販売を通じて、企業や団体に必要な情報を提供しています。
セミナーの提供
標準化に関する多彩なセミナーを開催し、知識の普及を図っています。
マネジメントシステムの審査登録
ISO 9001やISO 14001をはじめとする各種マネジメントシステムの審査登録を行っています。

これにより、日本国内外の企業や団体が標準化を通じて競争力を高めるための支援を行っています。

まとめ

『標準化と品質管理』2025年夏号では、国際標準化に関する最新の情報やサステナビリティ基準についての詳細が紹介されています。特に、EXPO2025に向けた討論会レポートやサステナビリティ情報の開示に関する特集は、今後の標準化の方向性を示す重要な内容となっています。これらの情報は、専門家だけでなく一般の方々にとっても有益であり、広く読まれることが期待されます。

特集名 内容
EXPO2025 大阪・関西万博:国際標準化フォーラムに向けた討論会 国際標準化に関する討論会のレポート
サステナビリティ情報と開示に保証をⅡ SSBJ基準についての解説
AI時代に求められる Privacy by Design プライバシー保護に関する考え方
JR東日本における標準化推進の取組み 標準化の実践例
コミュニケーションツールとしての標準化 標準化の新しい視点

このように、標準化に関する多様な情報が詰まった『標準化と品質管理』2025年夏号は、標準化に興味を持つすべての人にとって貴重なリソースとなるでしょう。