2025年8月発売のメリタ新型流速コーヒーフィルターの魅力とは
ベストカレンダー編集部
2025年6月24日 09:57
流速コーヒーフィルター発売
開催日:8月1日

新しいコーヒーフィルター「流速コーヒーフィルター」の登場
2025年6月23日、メリタジャパン株式会社は、革新的なコーヒーフィルター「流速コーヒーフィルター」を2025年8月上旬に発売することを発表しました。このフィルターは、ハンドドリップでの抽出時に流速を手元のレバー操作で自在にコントロールできるという特長を持っています。これにより、レシピの自由度と再現性を両立させ、誰でも簡単においしいコーヒーを楽しむことが可能になります。
メリタは、ペーパードリップシステムを世界で初めて考案したドイツのコーヒー専業ブランドであり、今回の製品は、世界トップレベルのバリスタである深山晋作氏との共同開発によって生まれました。流速コーヒーフィルターは、コーヒーの抽出時における新たな可能性を提供することで、コーヒー愛好家やプロフェッショナルのニーズに応える製品となっています。

流速コーヒーフィルターの特徴
流速コーヒーフィルターには、以下の3つの画期的なポイントがあります。

1. 流速コントロール
メリタが着目したのは、これまでバリスタがスキルによってコントロールしていた「流速」です。このフィルターは、一つ穴式のデザインを採用し、調整幅はOFFからMAXまでの無段階調整が可能です。OFFの状態では完全な浸漬式となり、レバー操作で抽出口を広げることで透過式での抽出も可能です。
抽出途中でも手元のレバーで浸漬と透過の両方向に変化をつけられるため、豆や焙煎に応じた抽出が可能です。この技術により、コーヒーの味わいをより深く引き出すことができます。

2. 味の再現性
多くのプロフェッショナルがハンドドリップでの抽出時に直面する課題の一つが、味の再現性です。淹れるスタッフによって味が変わってしまうことや、淹れ方のノウハウが感覚に頼らざるを得ない部分があるという意見が多く寄せられています。
流速コーヒーフィルターでは、フィルター側で流速をコントロールすることで、個人の技術に依存せずに味を再現できるようになりました。流速は無段階調整が可能であり、目盛(0~4)が施されているため、豆にあった抽出レシピを数値化し、誰でも何度でも再現可能となっています。

3. 台形式のデザイン
流速コーヒーフィルターは、従来のメリタのコーヒーフィルターと同様に台形式を採用しています。このデザインにより、お湯とのコンタクトが大きく、コーヒーがしっかりと撹拌されるため、コーヒーの成分を余すところなく引き出すことができます。これにより、理想的な抽出が実現されます。

製品の詳細情報
流速コーヒーフィルターは、日本製であり、気温の影響を受けにくい樹脂製で食洗器にも対応しています。
製品ロゴは、世界的アーティスト・井上純氏による描き起こしによるものです。また、「流速コーヒーフィルター」は、ジャパンブリューワーズカップ(JBrC)2025の公式スポンサー製品として協賛しています。
製品名 | 型番 | JAN | 本体サイズ | 発売日 | 価格 | URL |
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流速コーヒーフィルター 1×2 | RF 1×2 | 4902717230274 | W114×D114×H134mm | 2025年8月上旬 | オープン | 製品ページ |
メリタジャパンについて
メリタジャパンは、ドイツのドレスデンで1908年に設立されたメリタ社の日本法人です。メリタ社は、世界で初めて「ペーパードリップシステム」を発明したコーヒー専業ブランドであり、以来、コーヒーを楽しむためのさまざまなイノベーションを起こし続けています。
「コーヒーを淹れる」が、みんなの「うれしい」にという理念のもと、コーヒーを淹れる方、提供される方、そしてそのコーヒーを楽しむ方、全ての人にとって「うれしい」につながる製品やサービスの展開を目指しています。
項目 | 内容 |
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代表者 | 代表取締役社長 服部雅能 |
所在地 | 東京都江東区亀戸2丁目26番10号 立花亀戸ビル6階 |
設立年 | 1908年(メリタジャパン:1974年) |
従業員数 | 5,849名(2020年現在) |
新しい「流速コーヒーフィルター」は、コーヒー愛好家やプロフェッショナルにとって、より高い抽出の自由度と再現性を提供する製品です。流速のコントロールが可能なこのフィルターは、コーヒーの味わいを深めるための新しいスタンダードとなることでしょう。
参考リンク: