2026年4月スタートの調香師育成コース、プロモツールが第1期生を迎え
ベストカレンダー編集部
2025年6月23日 18:13
調香師育成コース開始
開催日:4月1日

プロモツール株式会社がゼロから調香師を目指す人材育成コースを開始
プロモツール株式会社(東京都文京区、代表取締役会長:井上賢一、代表取締役社長:緒方健介)は、ゼロから調香師を目指す人材育成コースの第1期生として鈴木はるのを採用したことを発表しました。このプログラムは、香りのプロフェッショナルを育成することを目的としており、鈴木は約4年間にわたり、感性と科学を融合させた最先端の調香技術を習得します。
香り開発には、繊細な感性とともに、化学や薬学的な知識が求められますが、日本における女性研究者の割合は16.9%と低く、調香師を志す女性にとっては十分なキャリア環境が整っていないのが現状です。プロモツールでは、こうした背景を受けて、女性調香師の採用と育成を強化する独自の育成モデルを構築しました。

次世代の調香師育成プログラムの特徴
プロモツールの育成プログラムは、経験の有無にかかわらず、香りに情熱を持つ人材が専門知識と実践力を身につけることを目指しています。具体的には、以下のような特徴があります。
- 実務を通じて学ぶ約4年間の集中カリキュラム
- 第一線で活躍する調香師による指導
- AIによる香料分析やロボットを用いた迅速な試作など、最先端技術の導入
このように、多様な視点を取り入れ、柔軟かつ創造的な思考力を持つ人材を育成することで、未来の調香にも対応できる能力を養います。

鈴木はるののコメント
鈴木はるのは、ゼロから調香師を目指す人材育成コースの第1期生として選ばれたことに対し、次のようにコメントしています。
「香りに関わる仕事に憧れていたので、プロモツールで本格的に学び、実践できることに大変ワクワクしています。最先端の機器もそろっており、経験豊富な調香師の方も多く、働きながら実践的な技術を学べる環境に入ることができて光栄です。私自身も、同じように調香に関心を持つ“次の誰かのきっかけ”になれたら嬉しいです。」
鈴木は、成蹊大学の理工学部理工学科応用化学専攻に在籍し、香りの専門ブティックでの実務経験も積んでいます。2026年4月にプロモツールに入社予定です。
香り業界の未来を切り拓く
プロモツール株式会社では、香り業界の未来を切り拓く人材を広く迎え入れることを目指しています。調香師という職業は、感性と科学の融合が求められるため、多様な視点を持つ人材が必要です。プロモツールの育成プログラムを通じて、鈴木はるのは香りのプロフェッショナルとして成長し、グローバルに活躍する次世代の調香師として期待されています。
また、当社代表取締役社長の緒方健介は、鈴木さんの選出を歓迎し、彼女の才能が未来の香りを創造することを確信しています。
プロモツール株式会社の事業内容
プロモツール株式会社は、香料及び芳香器の製造販売を行っており、以下のような事業を展開しています。
- 香りブランディング(オリジナルアロマ)
- 香り空間デザイン(高級業務用アロマディフューザー)
- OEM(香料開発及び香水・化粧品の製造・販売/香りグッズ)
- 香り見本(アロマテスター)
- 香りプロモーション(香りDM等)
- 香りエンターテインメント演出
当社は、香りやニオイに関する市場のニーズに応え、香りで生活を豊かにすることを目指しています。
まとめ
プロモツール株式会社は、ゼロから調香師を目指す人材育成コースを開始し、鈴木はるのを第1期生として採用しました。彼女は、日本有数の香りの研究所に所属し、感性と科学を融合させた調香技術を約4年かけて習得します。このプログラムを通じて、香り業界の未来を切り拓く人材を育成し、次世代の調香師としての活躍が期待されています。
以下に、今回のプレスリリースの主要な情報をまとめます。
項目 | 詳細 |
---|---|
企業名 | プロモツール株式会社 |
コース名 | ゼロから調香師を目指す人材育成コース第1期生 |
第1期生 | 鈴木はるの |
育成期間 | 約4年間 |
目指す職業 | 調香師 |
代表者 | 井上賢一(会長)、緒方健介(社長) |
プロモツールは、香りで人々の生活を豊かにすることを目指し、今後も新たな人材の育成に力を入れていく方針です。
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