2025年9月7日開催 八尾市中学生が万博で未来社会を発信

八尾市中学生万博発表

開催日:9月7日

八尾市中学生万博発表
八尾市の中学生は万博で何を発表するの?
八尾市の中学生は2025年9月7日に大阪・関西万博のTEAM EXPOパビリオンで、未来の社会像についてのステージ発表とブース展示を行います。
このプロジェクトのテーマって何?
テーマはSDGs、地域産業、国際交流で、子どもたちが社会課題を自分ごととして捉え、未来の社会に向けたアイデアを発信する教育プログラムです。

未来へのバトンを次の世代へ―大阪・関西万博「TEAM EXPOパビリオン」で八尾市発の学びを発信

2025年9月7日(日)、八尾市と株式会社小学館集英社プロダクション(ShoPro)、株式会社Learn Moreは、「2025年日本国際博覧会」(大阪・関西万博)のフューチャーライフヴィレッジ「TEAM EXPOパビリオン」に参加します。このイベントでは、八尾市の中学生が描く未来の社会像について発表するステージとブース展示が共同で開催されます。

本プロジェクトは、「TEAM EXPO 2025」プログラムの一環として、地域と連携しながらSDGsやキャリア教育、ものづくりをテーマに展開されてきた共創チャレンジ『あったらいいな 未来へのバトンリレー』の成果を紹介するものです。

当日は、八尾市の国際交流事業として行われてきた八尾市青少年交流団の成果発表を中心に実施されます。

「あったらいいな 未来へのバトンリレー」とは

本プロジェクトは、共創パートナーである八尾市の支援を受けて、小学館集英社プロダクションとLearn Moreが取り組んでいる次世代育成型の教育プログラムです。地域の中高生たちが、自らの暮らしや地元の技術に目を向けながら「こんな未来になったらいいな」という想いを軸に、アイデアを形にしていきます。

テーマは、SDGs・地域産業・国際交流です。多世代の協力を得ながら、未来の担い手である子どもたちが社会課題を自分ごととして捉え、発信していく取り組みです。

  • SDGs: 持続可能な開発目標に基づいた社会の実現を目指す。
  • 地域産業: 地元の技術や文化を活かし、地域経済の活性化に寄与する。
  • 国際交流: 他国との交流を通じて、視野を広げる。

このように、八尾市の中高生は地域の特性を活かしながら、未来に向けた具体的なビジョンを描いていきます。

八尾市と上海市の中学生の国際交流から生まれた探究

2024年11月、八尾市青少年交流団の中学生が八尾市の友好都市である中国・上海市嘉定区を訪問し、国際的な視点を通してSDGsについて学びました。帰国後は、上海で得た課題感を大切にし、八尾市内で行うワークショップを通じて地域の技術力を活用した「あったらいいな」を深め、チームでの探究活動を進めています。

具体的なワークショップの日程は以下の通りです:

回数 日付 時間 場所
第1回 2025年6月29日(日) 14:00~17:00 八尾市役所
第2回 2025年7月13日(日) 14:00~17:00 八尾市役所
第3回 2025年7月30日(水) 14:00~17:00 八尾市青少年センター

万博発表概要と未来へのバトン

万博での発表は、以下のように予定されています:

  • ステージ発表: 2025年9月7日(日)予定(時間調整中)
  • ブース展示: 2025年9月7日(日)10:00~21:00
  • 会場: 大阪・関西万博 TEAM EXPOパビリオン(フューチャーライフヴィレッジ)

本プロジェクトのゴールは、万博での発表にとどまりません。ワークショップや万博での発信を通じて、その場にいる誰かが“次のバトン”を受け取り、また新たな共創の輪が生まれていくことを目指しています。

子どもたちの声に触れた人々が、地域・教育・企業の現場で、未来の社会を形づくる一員となることが期待されています。万博を通じて生まれる“気づき”が、次のアクションへとつながっていくことが、このプロジェクトの真のバトンリレーです。

企業情報とTEAM EXPO 2025の意義

本プロジェクトに関わる企業情報は以下の通りです:

株式会社小学館集英社プロダクション
東京都千代田区神田神保町に本社を置き、教育・保育・公共事業の分野で数多くの実績を持つ企業です。地域・行政・教育機関と連携した人づくり、まちづくり事業を全国展開中です。
株式会社LearnMore
大阪市北区梅田に本社を置くベンチャー企業で、教育の未来を支えるICT教材の開発・導入支援を行っています。AI漢字学習アプリ「かんじぃPT」や、2Dメタバース型バーチャル教室の社会実装プロジェクトを推進しており、自治体と包括連携協定を結び、探究学習や放課後教育の革新にも取り組んでいます。

「TEAM EXPO 2025」とは、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を実現し、SDGsの達成に貢献するために、国内外において多様な参加者が主体となり、理想とする未来社会を共に創り上げていくことを目指すプログラムです。2020年10月の開始以来、企業や教育機関、自治体などが登録し、社会課題の解決やSDGsの達成に向けた共創活動が進められています。

「TEAM EXPOパビリオン」では、『つながる万博』をコンセプトに、これまでの成果を発表し、来場者、出展者同士の対話を通じて未来社会の実現に向けた新たな共創を生み出すことを目指しています。

まとめ

本記事では、2025年9月7日に大阪・関西万博で行われる八尾市の中学生による発表と展示について詳しく説明しました。八尾市の中高生たちが描く未来の社会像や、国際交流を通じた学び、そして「TEAM EXPO 2025」の意義についても触れました。

以下に本記事で紹介した内容を整理した表を示します:

項目 詳細
イベント日 2025年9月7日(日)
場所 大阪・関西万博 TEAM EXPOパビリオン(フューチャーライフヴィレッジ)
発表内容 八尾市の中学生による未来の社会像の発表とブース展示
ワークショップ日程 2025年6月29日、7月13日、7月30日
関係企業 株式会社小学館集英社プロダクション、株式会社Learn More

このように、八尾市の中学生たちの取り組みは、未来の社会を形づくる重要な一歩となることが期待されています。未来へのバトンを受け取る次世代への影響が、今後も注目されます。

参考リンク: