7月8日発売『ゲームクリエイター宮本茂』思想と影響を解説

宮本茂書籍発売

開催日:7月8日

宮本茂書籍発売
宮本茂のどんなところがこの本でわかるの?
本書は宮本茂のゲームづくりの思想やアイデアを工業デザイナーの視点から分析し、彼がどのように業界に影響を与えたかを具体的事例で解説しています。
この本は誰が書いているの?
イリノイ工科大学の日本文化とゲーム研究の専門家、ジェニファー・デウィンター氏が著者で、宮本茂のクリエイション手法を深く掘り下げています。

書籍『ゲームクリエイター 宮本茂 世界を変えたゲームづくりの思想とアイデア』の発売について

2025年7月8日(火)、株式会社ディスクユニオンの出版部DU BOOKSより、注目の書籍『ゲームクリエイター 宮本茂 世界を変えたゲームづくりの思想とアイデア』が刊行されます。この書籍は、ゲームクリエイターとして名高い宮本茂氏に焦点を当て、その思想やアイデアを深く掘り下げた内容となっています。

本書は、好評を博した『ゲームデザイナー 小島秀夫論』に続く、Bloomsbury AcademicのGame Studies(UK)翻訳シリーズの第2弾です。特に、Nintendo Switch 2や実写映画「ゼルダの伝説」など、近年の話題作と関連して、宮本氏の影響力はますます高まっています。

著者と内容の概要

本書の著者は、イリノイ工科大学の教授であり、日本文化とゲーム研究の先駆者であるジェニファー・デウィンター氏です。彼女は、宮本茂氏の業績を工業デザイナーとしての視点から分析し、空間的な物語を通じた独自のクリエイション手法に迫ります。

本書では、宮本氏が「ビデオゲームの父」と称される所以や、彼がどのようにしてゲーム業界に革命をもたらしたのかを、具体的な事例を通じて解説しています。特に、ゲームのデザインや制作における彼の思想が、どのようにして世界中のプレイヤーに影響を与えてきたのかを考察しています。

国内外からの推薦コメント

本書は、国内外のゲーム研究者からも高く評価されています。以下にいくつかの推薦コメントを紹介します。

  • ヘンリー・ローウッド(アメリカ・スタンフォード大学図書館 科学技術史コレクション、フィルムメディアコレクション):
    「ゲーム業界で最も有名かつ影響力のあるデザイナー、宮本茂についての批評的考察を深めてこなかったことが、私たちの研究を妨げていた。しかし、本書のバランスの取れた分析が、この問題を解決した。この優れた仕事を基に、さらなる研究を進めなければならない。」
  • 松永伸司(京都大学文学研究科准教授、『ビデオゲームの美学』著者):
    「マリオはどこから来たのか?技術、市場、組織、そして作家の個性と創造性。ビデオゲーム作品を作り上げる複数の要因を、豊富な資料と綿密な作品分析をもとに丁寧に解きほぐしながら、宮本茂の巨大な業績とその背景を明らかにする、これまでにない作家論的なビデオゲーム史。」
  • 井上明人(ゲーム研究者、立命館大学准教授):
    「宮本茂はアメリカでどう語られたのか?本書は、その粗削りな描写も含め、宮本茂論である以上に、アメリカにおける日本観そのものを映し出す鏡となっている。」

書誌情報

書籍の詳細情報は以下の通りです。

項目 詳細
書名 ゲームクリエイター 宮本茂
副題 世界を変えたゲームづくりの思想とアイデア
原題 SHIGERU MIYAMOTO: Super Mario Bros., Donkey Kong, The Legend of Zelda, First Edition
著者 ジェニファー・デウィンター
訳者 樋口武志
ブックデザイン 小野英作
判型 四六版・並製・288ページ
定価 本体2,300円+税
ISBN 978-4-86647-233-1
発売予定 2025年7月8日(火)
発売元 株式会社ディスクユニオン
発行元 DU BOOKS
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本書では、ゲームクリエイター宮本茂氏の思想とアイデアを深く掘り下げ、彼の業績を新たな視点から理解する手助けとなる内容が展開されています。ゲーム業界における彼の影響力や、文化的な意義についての洞察が詰まった一冊として、多くの読者にとって興味深いものとなるでしょう。

以上の情報をもとに、ゲームクリエイター宮本茂氏の思想や業績を理解するための貴重なリソースとして、本書の購入を検討してみるのも良いかもしれません。