2025年6月2日開始「道修町くすりのはじまり展」開催へ
ベストカレンダー編集部
2025年6月22日 11:47
道修町くすり展開催
開催期間:6月2日〜9月30日

田辺三菱製薬主催の特別展「道修町くすりのはじまり展」開催
2025年6月2日から9月30日まで、田辺三菱製薬株式会社が主催する史料館開館10周年記念特別展「道修町くすりのはじまり展」が開催されます。この特別展は、大阪市中央区道修町に位置する田辺三菱製薬史料館で行われ、同社の歴史や日本の医薬品産業の発展を紹介する内容となっています。
田辺三菱製薬史料館は、2015年に開館し、以来多くの来館者に支えられています。開館からこれまでに、4万7千名以上が訪れ、医薬品産業の中心地として栄える道修町の歴史や、同社の歩みを学んできました。特別展では、田辺三菱製薬のルーツである「たなべや薬」や、200年にわたる生薬の歴史から現代の創薬に至るまでの過程を展示します。

特別展の詳細と関連イベント
特別展「道修町くすりのはじまり展」では、「田辺三菱製薬の“くすりのはじまり”」と「今へつながる“くすりのはじまり”」の2つのテーマに基づいて展示が行われます。来館者には、田辺三菱製薬のキャラクター「たなみん」のグッズとオリジナルパッケージのウォーターがプレゼントされます。
また、特別展に関連したイベントとして、毎月行われる「道修町ワークショップ」があります。こちらのワークショップでは、道修町の歴史や医薬品の知識を学ぶ講演会と、薬研を使った明治期のカレー粉を再現する体験が組み合わさっています。参加者全員には「明治期のカレースパイス」がプレゼントされる特典も用意されています。

道修町ワークショップの詳細
道修町ワークショップは、以下のようなスケジュールで行われます。
- 開催日: 2025年7月5日、8月2日、9月6日
- 時間: 各回14:00~15:30
- 場所: 田辺三菱製薬本社3階会議室(大阪市中央区道修町3-2-10)
- 対象: 小学生以上(小学生は保護者同伴)
- 定員: 各回40名(先着順)
- 参加費: 無料
ワークショップの内容は、道修町とくすりの歴史に関する講演を受けた後、実際に「薬研」を使用して明治期のカレー粉を作る体験が含まれています。講演は、くすりの道修町史料館の館長である深澤恒夫氏が担当し、井上岳久氏が監修を行います。

申込方法と参加について
ワークショップへの参加は、史料館のウェブサイトからの事前申し込みが必要です。申込期間は、各開催日の約1か月前から始まります。具体的には、8月2日開催分の申し込みは6月16日から、9月6日開催分は7月14日から開始されます。
参加希望者は、早めの申し込みをおすすめします。定員に達し次第、締切となりますので、早めの行動が重要です。参加者には、体験後に史料館の見学も可能です。

田辺三菱製薬の歴史と道修町の文化
田辺三菱製薬は、347年の歴史を有する日本で最も古い製薬企業の一つです。特に道修町は、江戸時代から続く「くすりの町」として知られ、当時は全国から生薬が集まり、医薬品の中心地として栄えてきました。
史料館では、田辺三菱製薬の歴史を「田辺三菱製薬のルーツを辿る くすりの道修町ゾーン」「田辺三菱製薬の歴史を巡る あゆみゾーン」「田辺三菱製薬の次代を拓く いまと未来ゾーン」の3つのエリアで紹介し、来館者が医薬品の理解を深めることができるよう工夫されています。

田辺三菱製薬史料館の基本情報
田辺三菱製薬史料館の開館時間は、10時から17時までで、土日祝日や会社の休日は休館となります。入館は無料で、予約は公式ウェブサイトから行えます。公式サイトには、来館予約の情報やイベントの詳細が掲載されています。
公式ウェブサイト: 田辺三菱製薬史料館

まとめ
田辺三菱製薬主催の特別展「道修町くすりのはじまり展」および関連イベント「道修町ワークショップ」は、医薬品の歴史や文化を学びながら、参加者が実際に体験できる貴重な機会です。特別展は2025年6月2日から9月30日まで、ワークショップは7月、8月、9月に開催されます。
以下に、特別展とワークショップの主要情報をまとめます。
イベント名 | 開催日 | 場所 | 対象 | 参加費 |
---|---|---|---|---|
道修町くすりのはじまり展 | 2025年6月2日~9月30日 | 田辺三菱製薬史料館 | 一般 | 無料 |
道修町ワークショップ | 2025年7月5日、8月2日、9月6日 | 田辺三菱製薬本社3階会議室 | 小学生以上(小学生は保護者同伴) | 無料 |
このように、田辺三菱製薬の特別展とワークショップは、医薬品に関する知識を深めるための貴重な機会を提供しています。興味を持たれた方は、ぜひ参加を検討してみてはいかがでしょうか。